条件からガスコンロを選ぶ

ミドルグレードのビルトインガスコンロを徹底比較

ミドルグレードのビルトインガスコンロを徹底比較 リンナイ(Rinnai)のリッセ、ノーリツ(Noritz)のオルシェ、パロマ(Paloma)のウィズナ3機種比較|ミドルグレードのガスコンロを徹底比較リンナイ(Rinnai)のリッセ、ノーリツ(Noritz)のオルシェ、パロマ(Paloma)のウィズナ3機種比較|ミドルグレードのガスコンロを徹底比較

機能と価格のバランスがいいミドルグレードはビルトインガスコンロの中でも特に人気です。基本機能は各社ともに似ていますが、出来ることや使い勝手が異なります。こちらではそれらの機能・特徴・価格がどう違うのか、メーカーごとの人気機種を徹底比較してご紹介します。

メーカー別のミドルグレードモデルをご紹介

  • リンナイ
    リッセシリーズ
    リンナイのリッセシリーズ特徴と価格|RHS31W32L24RASTWなど|ミドルグレードのビルトインガスコンロ交換
    リッセシリーズ
    モデルチェンジして上位機種のデリシアに肉薄する性能とクオリティとなったリッセは、ミドルグレードで唯一調理アプリにも対応!売れ筋人気モデルが立ち並ぶミドルグレードの中でも一際高い人気があります。
    工事費込み価格
    147,686
    円(税込)~
  • ノーリツ
    オルシェシリーズ
    ノーリツのオルシェシリーズ特徴と価格|N3WU2PWASKSTESCなど|ミドルグレードのビルトインガスコンロ交換
    オルシェシリーズ
    旧モデルのピアットワイドグリルをベースに機能性・使い勝手において進化したモデル。専用グリル容器「ロティプレート」が標準搭載で庫内への油の飛びはねを防ぎます。天板にはアルミにテフロン加工を施した「ラックリーナ天板」もラインナップされています。
    工事費込み価格
    141,366
    円(税込)~
  • パロマ
    ウィズナシリーズ
    パロマのウィズナシリーズ特徴と価格|PD-829WS-75CVなど|ミドルグレードのビルトインガスコンロ交換
    ウィズナシリーズ
    フレームレスガラスコート天板「ハイパーガラスコートトップ」も選べるのはパロマだけ!別売りのグリルで使えるオプションも豊富で圧倒的なコストパフォーマンスが魅力です。今なら交換できるくんで購入すると「ラ・クックグラン」をプレゼント!
    工事費込み価格
    125,911
    円(税込)~
【住設機器のプロが解説】ミドルグレードガスコンロ3シリーズを徹底比較!

ガスコンロの交換を検討している方必見!各メーカーで人気のミドルグレードガスコンロ、23年8月発売のオルシェ・リッセ・ウィズナの3機種を、住設機器のプロが徹底比較しました!

※動画内でご紹介しているリッセ・ウィズナは旧モデルです。

徹底比較1

ミドルグレードモデルの天板を比較

リンナイ リッセ ノーリツ オルシェ パロマ ウィズナ
天板 リンナイのリッセ(Lisse)天板画像|ガラストップ|ミドルグレードガスコンロの天板比較 ノーリツのオルシェ(orche)天板画像|ガラストップ、アルミトップ(テフロン)|ミドルグレードガスコンロの天板比較 パロマのウィズナ(WITHNA)天板画像|ガラストップ、ハイパーガラスコート|ミドルグレードガスコンロの天板比較
素材
1種のみ
ガラストップ
(Schott社 セランガラス)
2種(選択可)
ガラストップ
アルミトップ(テフロン)
2種(選択可)
クリアガラストップ
ハイパーガラスコート
天板カラー
全4色
サテンシルバー
クラシックミラー
ナイトブラック
スモーキーピンク
全3色
シルバーミラー
ブラックパール
プラチナブラック
全3色
シャインシルバー
マッティーブラック
ティアラシルバー

ガラストップ天板は高級感あふれるデザインと高い清掃性がメーカー共通の魅力

ミドルグレードモデルで採用される天板はハイグレードコンロ同様に高級感あふれる「ガラストップ」素材が主流となります。このグレードからフレームレス天板が採用されており、フレームのある下位グレードと見た目にも明確な差を感じられます。

リンナイのリッセでは、独自の結晶化技術によってガラス強度をさらに高めたSchott社のセランガラスを採用。(クラシックミラーを除く)
ノーリツにはガラストップのほかにアルミにテフロン加工を施した「ラックリーナ天板」もラインナップされています。
パロマのウィズナは、ホーロー用鋼板に2層のガラスコートを施した割れない天板「ハイパーガラスコートトップ」も選べます。

ガラストップ天板を採用しているため、掃除・お手入れがしやすい|ミドルグレードガスコンロの天板比較
担当者よりガラストップかハイパーガラスコートか?
パロマのウィズナではガラストップよりも割れにくいハイパーガラスコートを選べます|ミドルグレードガスコンロの天板比較ハイパーガラスコート表面

ウィズナで選べるハイパーガラスコートトップは素材が鋼板なので、重く固いものを落としてもガラストップのように割れることはありません。ただし、表面が細かく波打っているためガラストップのようなスッキリした高級感には少し欠けます。高級感を求めるのであればガラストップ、割れない安心感を優先するならばハイパーガラスコートトップがおすすめです。

質感の高い天板バリエーション

上位グレードに匹敵する高級感のある質感の天板が取り揃えられています。ウィズナで選べる「ハイパーガラスコートトップ」は表面が若干凸凹していますが、お手入れ性能においては差はありません。

徹底比較2

ミドルグレードモデルのゴトク(五徳)を比較

リンナイ リッセ ノーリツ オルシェ パロマ ウィズナ
ゴトク リッセ(Lisse)の五徳画像|ホーロー|ミドルグレードガスコンロの天板比較 オルシェ(orche)の五徳画像|ステンレス、ホーロー|ミドルグレードガスコンロの天板比較 ウィズナ(WITHNA)の五徳画像|ホーロー|ミドルグレードガスコンロの天板比較
素材
1種のみ
ホーロー
2種(選択可)
ステンレス
ホーロー
1種のみ
ホーロー

ミドルグレードではホーローゴトクの採用が多い中、ノーリツ「オルシェ」はステンレスゴトクも選べます。

強度に優れる「ステンレスゴトク」か焼き色が目立たない「ホーローゴトク」か

ステンレスゴトク(五徳)の画像例|ミドルグレードガスコンロのゴトク比較
ステンレスゴトク
ホーローゴトク(五徳)の画像例|ミドルグレードガスコンロのゴトク比較
ホーローゴトク

強度の面ではステレスがホーローに勝りますが、ステンレスは炎が当たると熱で変色してしまうという特性を持っています。対してホーローは色がブラックなので、焼色がほとんど目立ちません。ただし、ホーローコーティングが剥がれると中の鋼板が錆びて腐食するなどのデメリットもあります。どちらも一長一短ですが、その特性を把握した上でお選びください。

担当者よりステンレスの焼き色は思っている以上に濃く付きます

高い強度で錆びにくいステンレスですが、熱に反応しやすいため火が直接当たるステンレスゴトクは、一度火にかけるだけで変色してしまいます。

実際に「思っていた以上に焼き色がついた」というお客様もいらっしゃいます。変色を完全に防いだり、落とすことはできませんが、専用クリーナーを使うことである程度、清掃することが可能です。

ステンレスゴトクの焼き色を落とす方法|ステンレス五徳の掃除・お手入れ動画
ステンレス五徳のお手入れ動画をみる

徹底比較3

ミドルグレードモデルのバーナー火力を比較

リンナイ「リッセ」、パロマ「ウィズナ」の最大火力はほぼ同じですが、ノーリツ「オルシェ」のみ最大火力が3.5kWと他社に比べ約17%制限されています。新開発「スマートエコバーナー」を搭載し、業界No.1のエネルギー消費効率101%を達成しましたが、最大火力においては他社モデルの方が優れています。高火力で炒め物をしたい、とお考えの場合はリンナイ「リッセ」、パロマ「ウィズナ」がおすすめと言えます。

  • 1.27kW

     
     

    4.2kW

     

    4.2kW

    左右高火力バーナー搭載

    左右両バーナーに4.2kWの高火力バーナーを搭載。火力を必要とする炒めものにも向いていて、万人に使いやすい仕様です。

  • 1.28kW

     
     

    3.5kW

     

    3.5kW

    省エネ効率No.1

    最大火力は他メーカーに一歩及びませんが、実使用時間が最も多い、中火使用時に省エネ性能を発揮します。

  • 1.3kW

     
     

    4.2kW

     

    4.2kW

    最大火力が最も高い

    左右両バーナーに4.2kWの高火力バーナーを搭載。僅かではありますが後部バーナーも他社モデルより高火力になっています。

担当者よりリンナイのリッセは最大火力を変更できます
リンナイリッセはエコモードで最大火力を調節できるから省エネかつ炎あふれも抑えられる

リッセには最大火力を3,600kcalから2,500kcalに制限できるエコモード機能が搭載されています。最大火力を制限することで通常より約30%省エネ効果があります。
カスタマイズ機能なので鍋からの炎あふれなど気になる場合に設定変更で使用することができます。

徹底比較4

ミドルグレードモデルの天板機能部を比較

リンナイ
リッセ
ノーリツ
オルシェ
パロマ
ウィズナ
ヒートシンク
構造
○搭載
×非搭載
○搭載
シールド構造
バーナーリング
○搭載
○搭載
○搭載
感震
停止機能
○搭載
○搭載
○搭載
炊飯機能
後部バーナー
後部バーナー
後部バーナー
左右
バーナー間隔
幅60cm:33cm
幅75cm:37cm
幅60cm:33cm
幅75cm:37cm
幅60cm:33cm
幅75cm:35cm

リッセとウィズナはヒートシンク構造のため焦げつきにくい

ガスコンロの天板は鍋やフライパンに当たる炎のふく射熱による温度上昇で焦げ付きやすくなります。リンナイ「リッセ」とパロマ「ウィズナ」にはこの天板の熱を分散するアルミパネルを天板裏に施しています。ノーリツはこのようなヒートシンク構造となっていません。バーナー形状、天板素材にも左右されるため厳密な比較ではありませんが、ふく射熱対策においてはリンナイ「リッセ」、パロマ「ウィズナ」の方が優れていると言えそうです。

リッセ(Lisse)は天板裏がヒートシンク構造なので焦げつきにくい|ミドルグレードガスコンロの天板機能比較
リッセ天板裏
オルシェ(orche)は天板裏がヒートシンク構造になっていない|ミドルグレードガスコンロの天板機能比較
オルシェ天板裏

感震停止機能搭載でより高い安全性

リッセ(Lisse)の感震停止機能|ミドルグレードガスコンロの安全機能比較

ガスメーター側でも震度5以上の揺れを感知するとガス供給が止まるようになっていますが、感震停止機能付きのガスコンロは震度4以上の揺れで作動します。

リッセ、オルシェ、ウィズナ3機種ともに感震停止機能は標準搭載です。

天板幅やメーカーで左右バーナーの間隔が異なります

天板幅60cmと75cmではバーナー間隔の広さが異なる

ガスコンロ天板の幅は60cmと75cmがありますが、この天板幅によって左右バーナーの間隔が異なります。二口同時に使用して調理することが多い場合は幅75cmの方が間隔が広くなるため調理しやすくなりますが、天板が広がる分だけ作業台スペースが(約7.5cm)狭くなります。

天板幅60cmコンロのバーナー間隔|ミドルグレードガスコンロの天板機能比較

天板幅が抑えられるため、作業台スペースを広く使えます。間口が狭いキッチンに適しています。

天板幅75cmコンロのバーナー間隔|ミドルグレードガスコンロの天板機能比較

作業スペースが狭くなりますがバーナー間口が広がります。左右同時使用される事が多い方におすすめです。

リンナイ「リッセ」、ノーリツ「オルシェ」の天板幅75cmは左右間隔37cm!
リンナイリッセ・ノーリツオルシェの天板幅75cmコンロはバーナー左右間隔37cm|ミドルグレードガスコンロの天板機能比較

天板幅60cmは比較3機種とも左右バーナー間隔が33cmですが、天板幅75cmの比較ではリンナイ「リッセ」、ノーリツ「オルシェ」がバーナー間隔37cmとなっており、左右バーナーを同時使用される際に使いやすさを感じられます。

モデルごとの左右バーナー間隔一覧表
メーカー モデル名 幅60cm天板 幅75cm天板
リンナイ デリシア100V 37cm
デリシアグリレ 35cm
デリシア3V
リッセ
33cm 37cm
マイトーン
ユーディア・エフ(2口)
スペリア
センス
33cm 33cm
セイフル(2口)
スタンダード
33cm
メタルトップ 31cm
ノーリツ
プログレ
!30cm
35cm
プラスドゥ 35cm
オルシェ
ネスト
ミッケ
ファミ
33cm 37cm
メタルトップ
ピアット2口
ファミ2口
!30cm
パロマ スタンダード以外の商品 33cm 35cm
スタンダード 31cm
※斜線の天板幅はメーカーで取扱いが無い(販売実績なし)シリーズとなります。

徹底比較5

ミドルグレードモデルのグリルを比較

グリル部分の機能は各社ともに注力して、近年のガスコンロの利便性を飛躍的に向上させた部分となります。グリル庫内の寸法や使えるオプションと何ができるのか比較してご紹介いたします。

機能名 リンナイ リッセ ノーリツ オルシェ パロマ ウィズナ
グリル機能 リッセ(Lisse)のグリル使用例|ミドルグレードガスコンロのグリル比較 オルシェ(orche)のグリル使用例|ミドルグレードガスコンロのグリル比較 ウィズナ(WITHNA)のグリル使用例|ミドルグレードガスコンロのグリル比較
グリル庫内寸法 幅×奥行き×高さ
265×332×67mm
幅×奥行き×高さ
258×323.5×60mm
幅×奥行き×高さ
248×307×51mm
スライドレール
○搭載
○搭載
○搭載
脱煙・脱臭機能
○
スモークオフ※1
ニオイ99%
煙93%カット
△
クリーンモード
×非搭載
※1 ココットプレートを使用したときに排出される煙を測定。

オルシェのグリルクリーンモードはサイドカバーの取り外しが必要

オルシェ(orche)のグリルクリーンモード|ミドルグレードガスコンロのグリル比較

オルシェのグリルクリーンモード(庫内クリーン)はグリルを使ったあとに使用してグリル庫内のニオイを約50%抑える機能です。これを使用するにはサイドカバーの取り外しも必要となるため、使い勝手としてはやや面倒に感じるかもしれません。

グリルオプションはリンナイ「リッセ」とパロマ「ウィズナ」が取り出しやすい

各社ともミドルグレードモデルではグリル扉にスライドレールを採用しています。引き心地においてはリンナイ「リッセ」、パロマ「ウィズナ」の高級感があり、ノーリツ「オルシェ」はやや軽く感じます。引き出せる範囲においてもリンナイ「リッセ」、パロマ「ウィズナ」は、グリルオプションがほぼ天板から出ますが、ノーリツ「オルシェ」は若干天板にかかるため取り出しには注意が必要です。些細なことですが、調理の度に気を遣う必要がありますのでご注意ください。

  • リッセ(Lisse)のスライドレールは天板から約3cm出る|ミドルグレードガスコンロのグリル比較
    グリルより約3cm出る

    従来品よりグリルの引き出し量がアップし、グリル調理器が天板に干渉することなく真上に取り出すことができます。

  • オルシェ(Orche)のスライドレールは天板に少しかかる|ミドルグレードガスコンロのグリル比較
    天板に少しかかる

    コンロからは出ていますが、キッチン天板に少しだけ被っているため、グリル調理器の取り出しに多少なりとも注意が必要です。

  • ウィズナ(WITHNA)のスライドレールは天板からほぼ出ている|ミドルグレードガスコンロのグリル比較
    天板からほぼ出ている

    天板からほぼ出ているのでグリル調理器が取り出しやすくなっていますが、大きく離れてはいないのでやや注意が必要です。

担当者よりオルシェは手前が引っかかりやすい
オルシェ(Orche)はロティプレートの取り出しに手前のグリル扉に引っかかりやすい|ミドルグレードガスコンロのグリル比較

ノーリツオルシェの「ロティプレート」の取り出しは天板側への引っかかりは少ないものの、手前側のグリル扉上面部への干渉があります。取り出す際は手前側の返り部分に当たらないよう注意する必要があります。

徹底比較6

ミドルグレードモデルで使える焼き物用オプションを比較

リンナイ「リッセ」は「ココットプレート」が標準付属。ノーリツ「オルシェ」には「ロティプレート」が付属。パロマ「ウィズナ」は「ラ・クックグラン」を使えますが別売りとなります。

リンナイ リッセ ノーリツ オルシェ パロマ ウィズナ
グリル
オプション
ココットプレート
リッセ(Lisse)のココットプレート|ミドルグレードガスコンロのグリル比較リッセ(Lisse)のココットプレート|ミドルグレードガスコンロのグリル比較
標準付属
ロティプレート
オルシェ(Orche)のロティプレート|ミドルグレードガスコンロのグリル比較オルシェ(Orche)のロティプレート|ミドルグレードガスコンロのグリル比較
標準付属
ラ・クックグラン
ウィズナ(WITHNA)のラ・クックグラン|ミドルグレードガスコンロのグリル比較ウィズナ(WITHNA)のラ・クックグラン|ミドルグレードガスコンロのグリル比較
別売り
詳細 詳しく
見る
詳しく
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詳しく
見る
担当者よりパロマ「ウィズナ」には無料で「ラ・クックグラン」をプレゼント!

交換できるくんでパロマ「ウィズナ」をご購入されると、今なら「ラ・クックグラン」「専用木製プレート」「レシピブック」(19,360円相当)をプレゼント!かなりお得なキャンペーンになりますのでご検討の方はお早めにお申し込みください。

パロマ ラ・クックグラン

深さを活かせる焼き物料理ならウィズナの「ラ・クックグラン」

リンナイ「ココットプレート」とノーリツ「ロティプレート」はフチが低く抑えられた形状になっています。対してパロマ「ラ・クックグラン」は容器深さが約4cmあるため、グラタンやドリア、ラザニアなどの深さが必要な調理に適した設計となっています。

  • ココットプレート
    リッセ(Lisse)のココットプレートは内寸で約1cm|ミドルグレードガスコンロのグリル比較
    内寸で約1cm
  • ロティプレート
    オルシェ(orche)のロティプレートは内寸で約2cm|ミドルグレードガスコンロのグリル比較
    内寸で約2cm
  • ラ・クックグラン
    ウィズナ(WITHNA)のラ・クックグランは内寸で約4cm|ミドルグレードガスコンロのグリル比較
    内寸で約4cm

専用蓋を利用した時の有効寸法はメーカーで大きな差はなし

容器だけの内寸を計測すると、パロマ「ラ・クックグラン」が一番小さくなりますが、リンナイ「ココットプレート」やノーリツ「ロティプレート」は、セットになっている油の飛び散りを防ぐ専用蓋の形状により使える内寸が小さくなります。専用蓋使用時の有効内寸は、メーカー間で大きな差は無いという結果になりました。

  • ココットプレート
    蓋を使用しない時のココットプレート寸法は幅229mm×奥行299mm|ミドルグレードガスコンロのグリル比較
    内寸実測(約)
    幅229mm × 奥行299mm
    ↓
    使える幅が約5cm
    奥行で約2cm狭く
    蓋を使用した時のココットプレート有効寸法は幅180mm×奥行280mm|ミドルグレードガスコンロのグリル比較
    蓋使用時の有効内寸(約)
    幅180mm × 奥行280mm
  • ロティプレート
    蓋を使用しない時のロティプレート寸法は幅190mm×奥行293mm|ミドルグレードガスコンロのグリル比較
    内寸実測(約)
    幅190mm × 奥行293mm
    ↓
    使える幅が約3cm
    奥行で約1cm狭く
    蓋を使用した時のロティプレート有効寸法は幅160mm×奥行280mm|ミドルグレードガスコンロのグリル比較
    蓋使用時の有効内寸(約)
    幅160mm × 奥行280mm
  • ラ・クックグラン
    蓋を使用しない時のラクックグラン寸法は幅170mm×奥行287mm|ミドルグレードガスコンロのグリル比較
    内寸実測(約)
    幅170mm × 奥行287mm
    ↓
    有効内寸に
    変化はなし
    蓋を使用した時のラクックグラン有効寸法は幅170mm×奥行287mm|ミドルグレードガスコンロのグリル比較
    蓋使用時の有効内寸(約)
    幅170mm × 奥行287mm

ミトンなしで本体をコンロから取り出せるのは「ウィズナ」だけ

調理後にグリルからオプション器具を取り出す際は、本体が熱くなっているためミトンが必要ですが、パロマのみ付属の専用ハンドルで取り出しができます。リンナイ、ノーリツはミトン必須となります。

  • ココットプレート
    リッセ(Lisse)のココットプレート本体を取り出すにはミトンが必要|ミドルグレードガスコンロのグリル比較
  • ロティプレート
    オルシェ(orche)のロティプレート本体を取り出すにはミトンが必要|ミドルグレードガスコンロのグリル比較
  • ラ・クックグラン
    ウィズナ(WITHNA)のラ・クックグラン本体には専用取っ手があるので便利|ミドルグレードガスコンロのグリル比較

ミトンなしで蓋を開けられるのパロマ「ウィズナ」だけ

パロマ「ラ・クックグラン」には専用の取っ手が付属していますが、リンナイ「ココットプレート」、ノーリツ「ロティプレート」には付属していません。グリルオプションの構造もミトンをした状態で取り外すことを想定した作りとなっており、リンナイ「ココットプレート」はサイドにアーチ型のスリットが、ノーリツ「ロティプレート」はフタがグリル皿より少し大きい作りとなっています。

  • ココットプレート
    リッセ(Lisse)のココットプレート本体を取り出すにはミトンが必要|ミドルグレードガスコンロのグリル比較
    取り外しにはミトンが必要

    蓋の両サイドにアーチ状のスリットが入り、ミトンをした状態でも蓋が取り外ししやすくなりました。

  • ロティプレート
    オルシェ(Orche)のロティプレート本体を取り出すにはミトンが必要|ミドルグレードガスコンロのグリル比較
    取り外しにはミトンが必要

    蓋の両サイドがグリル皿より少し大きい作りになっていて、ミトンをした状態でもフタだけ外すことが可能です。

  • ラ・クックグラン
    ウィズナ(WITHNA)のラ・クックグラン蓋を開ける専用取っ手があるので便利|ミドルグレードガスコンロのグリル比較
    専用取っ手で外せる

    付属の専用金具をスリット部分に引っ掛けてフタだけ取り外すことが可能。ミトンも必要なく使い勝手に優れています。

リンナイ リッセ ノーリツ オルシェ パロマ ウィズナ
グリル
オプション
ココットプレート
リッセ(Lisse)のココットプレートは本体の取り出し、フタの取り外しにミトンが必要|ミドルグレードガスコンロのグリル比較リッセ(Lisse)のココットプレートは本体の取り出し、フタの取り外しにミトンが必要|ミドルグレードガスコンロのグリル比較
ロティプレート
オルシェ(Orche)のロティプレートは本体の取り出し、フタの取り外しにミトンが必要|ミドルグレードガスコンロのグリル比較オルシェ(Orche)のロティプレートは本体の取り出し、フタの取り外しにミトンが必要|ミドルグレードガスコンロのグリル比較
ラ・クックグラン
ウィズナ(WITHNA)のラ・クックグランは専用取っ手で本体の取り出し、フタの取り外しができる|ミドルグレードガスコンロのグリル比較ウィズナ(WITHNA)のラ・クックグランは専用取っ手で本体の取り出し、フタの取り外しができる|ミドルグレードガスコンロのグリル比較
本体取り出し
×ミトンが必要
×ミトンが必要
〇専用金具で可能
フタの
取り出し
×ミトンが必要
×ミトンが必要
〇専用金具で可能
担当者よりロティプレートはフタが外れやすい!
オルシェ(Orche)のロティプレートはグリル開閉時にフタが外れやすい|ミドルグレードガスコンロのグリル比較

ノーリツオルシェの「ロティプレート」は本体側にあるくぼみにフタの突起部が噛み合い固定されますが、突起部が丸く浅いため、グリル開閉時にフタが外れやすくなっています。ロティプレート使用時はグリル扉の開閉にご注意ください。

徹底比較7

ミドルグレードモデルで使えるオーブン用オプションを比較

リンナイには「ザ・ココット」、ノーリツには「キャセロール」、パロマには「ラ・クックグランポット」といった「煮る」「蒸す」「パン焼き」といった調理ができるグリルオプションが用意されていますが、ミドルグレードコンロでこれらのオプションが使えるのはパロマ「ウィズナ」のみとなります。

オーブン
調理用
グリル
オプション
ザ・ココット
リンナイのザ・ココットはリッセ(Lisse)では使用不可|ミドルグレードガスコンロのグリル比較
キャセロール
ノーリツのキャセロールはオルシェ(Orche)では使用不可|ミドルグレードガスコンロのグリル比較
ラ・クックグランポット
ノーリツのラ・クックグランポットは別売だがウィズナ(WITHNA)で使用可能|ミドルグレードガスコンロのグリル比較
使用可否
×使用不可
×使用不可
○使用可能
使用可能な
ガスコンロ
詳細 詳しく見る 詳しく見る 詳しく見る

徹底比較8

調理アプリを使うなら リンナイ「リッセ」

リンナイの「+Rレシピ」に続き、ノーリツのミドルグレード「オルシェ」にも調理アプリ「つなぐレシピ」が対応になりました!ただ「つなぐレシピ」はオート調理に対応しているレシピが限定的で、レシピブック的な使い方が主となりそうです。調理アプリのオート調理をご使用されたい場合は、リンナイ「リッセ」が最適となります。

  • rinnai rinnai
    プラスアールレシピ
    リンナイ(Rinnai)のプラスアールレシピ|ビルトインガスコンロのリッセで使える料理アプリ
    アップルストアはこちら Google playストアはこちら
  • noritz noritz
    つなぐレシピ
    ノーリツ(Noritz)のつなぐレシピ|ビルトインガスコンロのオルシェで使える料理アプリ
    アップルストアはこちら Google playストアはこちら
  • paloma paloma
    おまかせシェフ
    パロマ(Paloma)のおまかせシェフ|ビルトインガスコンロのウィズナは料理アプリに対応していません
    アプリ連動
    なし
ビルトインガスコンロと調理アプリが連動するので、下ごしらえした食材をセットするだけ|ミドルグレードガスコンロの調理アプリ比較
スマホの操作だけでオート調理がスタート|ミドルグレードガスコンロの調理アプリ比較

スマホ操作だけでオート調理がスタート

ミドルグレードシリーズのガスコンロ比較まとめ

機能や使い勝手など8項目でメーカー別に徹底比較しました。必要十分な機能があり、調理が楽しくなる工夫やお掃除がしやすい作りとなっていて、価格と機能のバランスが取れており、最も人気の高いグレードがこのミドルグレードガスコンロです。ハイグレードコンロとの差も小さいですが、メーカーによっては明確にその差をつけているものもあります。上記にご案内した比較した点を踏まえおすすめしたいガスコンロをご案内いたします。

人気ランキング常連の「リッセ」

人気ランキング常連の「リッセ」|ミドルグレードガスコンロの比較まとめ

上位機種のデリシアと遜色のない質感に加え、調理アプリにも対応した万能モデル。売れ筋ランキングでは常に上位に入るほどの人気を誇ります。

オーブン調理用オプションの「ザ・ココット」は使用できませんが、グリル庫内を汚さないココットプレートが標準装備されている点も人気の要因です。

商品レビュー

平均レビュー

人気ランキング常連の「リッセ」|ミドルグレードガスコンロの比較まとめ

天板幅75cmのバーナー間隔37cmが魅力の「オルシェ」

天板幅75cmのバーナー間隔37cmが魅力の「オルシェ」|ミドルグレードガスコンロの比較まとめ

天板幅75cmは左右バーナー間隔が37cmと上位モデルを凌ぐ使い勝手をミドルグレードで実現した画期的なモデル。このグレードでは珍しいステンレスゴトクが選べるのも魅力のひとつです。

グリルオプションの「ロティプレート」が標準装備となり、レシピに制限があるものの専用調理アプリ「つなぐレシピ」に対応したのも◎。

商品レビュー

平均レビュー

天板幅75cmのバーナー間隔37cmが魅力の「オルシェ」|ミドルグレードガスコンロの比較まとめ

抜群のコストパフォーマンスと使い勝手の「ウィズナ」

抜群のコストパフォーマンスと使い勝手の「ウィズナ」|ミドルグレードガスコンロの比較まとめ

ガラストップの他に割れない天板ハイパーガラスコートも選べ、どちらも掃除がしやすいフレームレスを採用しているウィズナ。

グリルオプションは上位機種と同等のものが使え、その使い勝手は他社よりも優れています。

それでいて価格はベーシックグレード並と圧倒的なコストパフォーマンスを誇ります。

商品レビュー

平均レビュー

抜群のコストパフォーマンスと使い勝手の「ウィズナ」|ミドルグレードガスコンロの比較まとめ

お客様の声・スタッフ体験レポート

お客様インタビュー

ビルトインガスコンロを交換したお客様の声

スタッフ調理レポート

「実物を見ながら検討したい」「担当者と直接会って相談したい」というお客様

当社のショールーム(東京・大阪)に、リンナイ・ノーリツの最新人気機種を展示しております。
お気軽にご来店ください。

ショールームのご案内はこちら

交換できるくん ショールーム内ビルトインガスコンロ、東京ショールーム外観

ビルトインガスコンロ 人気ページ

rinnai lisse
全4色

Rinnai「リッセ」シリーズの天板カラーバリエーション

デザイン性で評価の高いガラストップ天板です。インテリアのイメージに幅広く合わせやすいようにとリニューアルされました。どんなキッチンにも馴染みやすい「サテンシルバー」、お洒落で高級感のある「クラシックミラー」、クールでスタイリッシュな「ナイトブラック」、キッチンが華やかになる「スモーキーピンク」の4色展開です。

noritz オルシェ(orche)
全3色

Noritz「オルシェ」シリーズの天板カラーバリエーション

  • 天板カラー シルバーミラー|オルシェ
    シルバーミラー
    (ガラストップ天板)
    ごとく素材 ステンレス|オルシェステンレス
    ごとく素材 ブラックホーロー|オルシェブラックホーロー
  • 天板カラー ブラックパール|オルシェ
    ブラックパール
    (ガラストップ天板)
    ごとく素材 ステンレス|オルシェステンレス
    ごとく素材 ブラックホーロー|オルシェブラックホーロー
  • 天板カラー プラチナブラック(アルミトップ・ラックリーナ天板)|オルシェ
    プラチナブラック
    (アルミトップ天板)
    ごとく素材 ブラックホーロー|オルシェブラックホーロー

Noritz「オルシェ」ガラストップの天板デザイン

S・FLAT
天板デザイン S・FLAT|オルシェ
FLAT
天板デザイン FLAT|オルシェ

ノーリツ『オルシェ』のガラストップ天板はデザインが「S・FLAT」と「FLAT」の2種類からお選びいただけます。また、ガラストップ天板のカラーは2色とシンプルなラインナップですが、それぞれの天板でステンレスゴトクかホーローゴトク、お好きな組み合わせができるのも大きな魅力です。
※アルミトップ天板は、デザインも1タイプで天板カラー・ゴトクも1種類のみです。

Noritz「オルシェ」シリーズのバリエーション一覧

天板デザイン 天板カラー 天板幅 五徳 商品詳細
S・FLAT シルバーミラー 75cm ステンレス 詳しくはこちら >
ブラックホーロー 詳しくはこちら >
パールブラック ステンレス 詳しくはこちら >
ブラックホーロー 詳しくはこちら >
FLAT シルバーミラー 60cm ステンレス 詳しくはこちら >
ブラックホーロー 詳しくはこちら >
パールブラック ステンレス 詳しくはこちら >
ブラックホーロー 詳しくはこちら >
シルバーミラー 75cm ステンレス 詳しくはこちら >
ブラックホーロー 詳しくはこちら >
パールブラック ステンレス 詳しくはこちら >
ブラックホーロー 詳しくはこちら >
アルミトップ天板 プラチナブラック 60cm ブラックホーロー 詳しくはこちら >
75cm 詳しくはこちら >
paloma withna
全3色

Paloma「ウィズナ」シリーズの天板カラーバリエーション

パロマ、ウィズナの天板カラーは全3色で、衝撃に強いハイパーガラスコート素材を選べるというメリットがあります。また、クリアガラスにはマッティーブラックもラインナップされており、モノトーンなキッチンにもばっちり馴染みます。他メーカーの同等グレードと比較して価格が手頃なのも魅力で、コストパフォーマンスに優れたシリーズです。

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