今と同じビルトインコンロからビルトインコンロにするか、IHクッキングヒーターからIHにするか、それともビルトインコンロからIH、その逆?といったように、せっかく交換するなら、どのような機器にするのか、悩みどころですね。
ビルトインコンロとIH、どちらがわが家に向いているのかは、そのご家庭の設備やお料理スタイルに左右されるところも大きいのです。
そこで、調理設備の買い替ご検討のお客様に、ビルトインコンロと、IHクッキングヒーターの特徴をずばり説明いたします!
機器について
手持ちの鍋や土鍋がそのまま使える
もちろん土鍋も使えるので、鍋焚きのご飯を楽しむこともできます。
基本は鉄・ステンレスの鍋で料理
オールメタルといって金属製鍋全般に対応できるタイプもあります。お手持ちの鍋を引き続き使うならオールメタルの機種を検討しましょう。
土鍋やガラス鍋での調理はできません。
炎が見えるので、
火力がわかりやすい
加熱状況は液晶表示で確認、
立ったまま調理状況を見られます
袖のもらい火や、
お子さまのいたずらに注意
最近のビルトインコンロはすべてSiセンサー付きのため、加熱しすぎによる火災の発生や鍋の焦げ付き防止などの安全機能が充実しています。
炎がなく、袖のもらい火の
心配がありません
ただし調理後の天板は、鍋底と接していた部分が高温になっていますので、やけどにご注意ください。
ガラストップ天板とコンパクトなごとくで、お手入れもラクラク
ごとくもコンパクトになり、食洗機でも洗えるので、お手入れ性能がぐっと向上しています!
フルフラットなガラストップ天板で、
見た目もスッキリ
フルフラットなガラス天板は見た目もすっきり、調理中でもいろいろなものを置けてひろびろと使うことができます。
お手入れはフラットな天板をさっとひと拭きで終了です。
商品販売価格 約3~22万円
※当社販売価格(税込)
商品販売価格 約5~30万円
※当社販売価格(税込)
ラクッキンググリルは火力が強く、自動調理機能付き。グリル庫内は掃除がしやすいフルフラット設計です。
工事について
ビルトインコンロからビルトインコンロへの交換
コンロ商品代金+交換工事費(23,400円/税込)
※一部キッチンカウンターの高さや、オーブンの有無で部品代、撤去費などが必要になる場合があります。
IHからIHへの交換
IH商品代金+交換工事費(18,800円/税込)
IHからビルトインコンロへの交換
コンロ商品代金+交換工事費(別途見積り)
オール電化住宅や当初からガス配管がキッチンにない場合は、ガスをひくための大がかりな配管工事が必要となりますので、工事費も高額となり、あまりおすすめできません。
以前ビルトインコンロを使用していて、IHに交換し、再び戻す場合なら、閉栓してあるガス配管を開栓すればよいので、ビルトインコンロ設置の標準工事費の範囲で対応可能な場合もあります。
ビルトインコンロからIHへの交換
IH商品代金+交換工事費(別途見積り)
IHは200Vの専用電源を必要とするものが多く、一般的なキッチンの100V電源では電力が不足します。200Vの専用電源がない場合、建物内のブレーカーからキッチンまで専用電源の配線を行う必要があります。
IHへ交換するほとんどの場合、この専用電源配線作業が必要なため、ビルトインコンロからビルトインコンロへの交換よりも工事費がかかります。
ビルトインコンロは火事になるから危険?IHは炎が出ないから安全?⇒最新のビルトインコンロはSiセンサー機能付き。火災の危険がぐっと下がっています。
ノーリツ調べ(2019年3月時点)
ビルトインコンロもIHクッキングヒーターどちらも、昨今は安全機能が充実しています。
火を使うため危ないイメージがあるガスコンロですが、当社取り扱いのすべてのビルトインコンロにはSiセンサーコンロがついています。調理油が危険温度になる前に自動消火して油の発火を防ぐ機能や、煮こぼれなどで火が消えても自動でガスを止める立ち消え安全装置、コンロやグリル消し忘れ時の自動消火、震度4以上の揺れで自動消火する機能などが搭載。
IHヒーターではグリル庫内温度が異常に上がると自動で加熱を停止する機能や、切り忘れ自動OFF・空焼き自動OFFの機能、調理時にトッププレートが熱くなると高温注意表示が点灯し電源を切っても熱い間は点灯する機能などがあります。
ビルトインコンロもIHクッキングヒーターどちらも安全性は十分配慮されています。
大きな「ごとく」に、焦げ付きがとれにくい天板…ビルトインコンロはお手入れが大変?⇒ビルトインコンロもIHクッキングヒーターもお手入れの簡単な「ガラストップ天板」が人気!
IHはごとくがなく全てがフラット。汚れたらサッと拭くだけでお手入れ簡単です。とはいえガラスの天板の上に直接鍋を乗せるので、ヒーター部の焼きつきなどもあり、まったく手がかからないというわけではありません。
ビルトインコンロはお手入れのしやすさという点ではIHより少し劣りますが、従来のコンロからはかなり進化しています。
以前あった「汁受け」をなくしてフラットになったガラス天板は、見た目すっきり。汚れもサッと拭きとれます。ごとくもコンパクトになり、汚れたら簡単に取り外して洗えます。機種により天板に汚れが付きにくい加工や、汚れが落としやすい工夫がされているなど、ガスコンロのお手入れ性能もなかなか侮れません。
天板のお手入れのしやすさは、ビルトインコンロもIHも大きな差がなくなっています。
ビルトインコンロもIHも進化中!!⇒タイマーにオートグリル、料理がお手軽で、楽しくなる機能が満載!
IHは揚げ物やフライパンの温度設定ができるため、てんぷらやハンバーグなどの温度調節が必要な料理が得意です。タイマーもついているから料理の時間設定も簡単で、自動的に料理ができるメニューも充実。
ビルトインコンロは炎の強弱ができるだけで、あとはすべて手動で料理しなければならないというのはもう以前のお話。Siセンサーコンロになり、すべてのバーナーにセンサーが搭載されている最近のビルトインコンロは、ほしかった機能がたくさん搭載されています。
ベーシックグレードでも湯沸かし機能や炊飯機能が搭載、ミドルグレードには10度刻みで揚げ物温度設定ができたり、魚の種類を設定すると自動的に焼き魚ができるオートグリル、コンロもグリルもタイマー設定ができるなど、料理が便利になる機能が搭載されています。
ハイグレード機種になると、音声での案内や、液晶表示での火力表示など、機能的にはIHと変わらない機能が装備されている機種もあります。機種のグレードや、天板やごとくの素材や色もバリエーションに富んでいます。
機能的にもほとんど差がないビルトインコンロとIH、グレードや天板色などをじっくり検討できる機種が、どちらも豊富に揃っています。