IHクッキングヒーターの交換、ガスコンロからの交換をご検討のお客様からよくいただくご質問をご紹介いたします。
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商品についてよくあるご質問
Q1.IHクッキングヒーターで使える鍋を教えてください
IHクッキングヒーターは磁力で熱を発生させますので、磁石がくっつく鍋であれば使うことができます。鉄、ステンレス対応のIHと、オールメタルでは使える鍋の種類に違いがあります。また、土鍋、ガラス製の鍋はメーカーからIH対応として販売されているもののみ使用できます。
尚、IHクッキングヒーター用に鍋を準備する場合は、ヒーターと鍋の接触面が広い方が、熱効率がよくなるため、鍋底は極力平らなものがおすすめです。
Q2.オールメタル対応とはなんですか?
従来のIHは、鉄とステンレスの鍋は加熱できましたが、アルミ・銅・土鍋・ガラス鍋など磁石でくっつかない鍋は加熱ができませんでした。そこで開発されたのが、すべての金属性鍋を利用できる「オールメタル」搭載のIHクッキングヒーターです。
最大の利点は鍋やフライパンの金属種を選びませんので、ガスコンロからの買替えの場合、以前から使っていたアルミの雪平鍋や銅のフライパンや鍋を使えることです。
以前は、IH対応鍋は重量が重く、価格も高いイメージがありましたが、最近はホームセンターやインターネットなどでもIH対応鍋を安く販売しており、IH対応雪平鍋のように軽いものなど、ラインナップも充実しています。オールメタル搭載と非搭載の機種の差額でIH対応鍋を買い揃えられますので、どうしてもアルミ鍋や銅鍋を使いたいという方でなければ、オールメタルを搭載していない機種をおすすめしております。
なお、当社でお取り扱いのIHクッキングヒーターのうち、オールメタル対応のメーカーはパナソニックと日立です。三菱電機からはオールメタル対応機種は販売されておりません。
Q3.ラジエントヒーターとはなんですか?
ラジエントヒーターとは、電熱線(ニクロム線)のコイルをセラミックプレートの下に埋め込んだもので、3口IHクッキングヒーターのうち、中央奥のヒーター部分に設置されているものが多く発売されています。
ラジエントヒーターは、電熱線を直接発熱させますので、天板部分が熱くなります。IHでは使用できないアルミ鍋や土鍋などを使って調理ができます。海苔やお餅を焼くなど、ちょっとした焼き物ができることがメリットとし紹介されることがほとんどです。
ラジエントヒーターのデメリットは、鍋を置かなくても発熱して高温になりますので、直接触れてやけどをする恐れがあること、エネルギー効率がIHヒーターよりもやや悪いという点です。
商品価格はラジエントヒーター搭載の機種のほうが、IHヒーター搭載の機種と比べて安価です。
Q4.天板幅75cmと60㎝、どちらがおすすめですか?
IHクッキングヒーターの全面操作部分は、ほとんどのキッチンに対応できるサイズのため、現在お使いのIH・ガスコンロが天板幅60cmでも、天板幅75cmのIHクッキングヒーターの設置が可能です。ただし、この場合、IHの天板幅が短くなり、隠れていた部分のキッチン天板の色が周りと差が出る可能性がございます。
大きめの鍋でゆったりとお料理したい方は天板幅75cm、キッチンの調理スペースを広く取りたい場合は天板幅60cmにするなど、ご自身の料理のスタイルで選択するのがおすすめです。なお、商品価格は天板幅60cmのタイプの方がお安い商品が多く、割引率も大きくなっております。
Q5.火力はどのくらいですか?
IHクッキングヒーターの2kWは、一般的なガスコンロの大バーナーの4kW(約3,000kcal)に相当します。熱効率が良く、ガスコンロより熱量が低くても、出力は同じくらいですので、ガスと同等の火力で調理ができます。
IHクッキングヒーターは磁力で熱を発生させていますので、鍋底がトッププレートと接触している部分だけが熱くなります。そのため、熱を発するのは鍋底のみです。ガスの炎と異なり、接触面から均等に食材に熱が伝わり、ムラも少ないため、いつもの料理がスピーディーに、美味しく仕上がります。
Q6.焼き魚や、焼き物も料理できますか?
IHクッキングヒーターは、実は焼き物もうまくできます。自動両面焼きグリル機能搭載機種なら、焼き魚をひっくり返すことなく、両面を焼きあげます。タイマーで自動で火加減の調節をしますので、魚を並べてスイッチを入れるだけで焼き魚ができあがります。
IHクッキングヒーターの機能の中でも、実際に使ってみてその便利さがよくわかるのが自動両面焼きグリルです。忙しい食事の支度の際に大助かりの機能です。
Q7.温度調節はできますか?
IHクッキングヒーターは火力が安定しています。そのため、160度程度の低めの温度できれいに焼き目をつけたいホットケーキや、一定の中温でじっくり加熱したい厚めのハンバーグ、焼き色をしっかりつけたい高温でのステーキなど、あらゆる料理が美味しく仕上がります。
IHなら、揚げ物鍋の温度調節もお手の物です。鍋の中の温度を検知して、油の温度を一定に保てますので、揚げ物もカラッとあがります。
Q8.IHクッキングヒーターだけの機能はありますか?
加熱中に、天板のヒーター部分がリング状に光って加熱状態が 目で確認できたり、グリルに焼き網がなくプレートだけで焼きもの調理ができる、使用した電気料金が表示される機能など、IHクッキングヒーターならではの機能があります。
Q9.IHクッキングヒーターのメリット・デメリットを教えてください
IHクッキングヒーターは、天板がフラットでスッキリ | |
メリット
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IHクッキングヒーターは、鍋をのせるゴトクがないため、お掃除がカンタンです。吹きこぼれもさっとひと拭きでキレイになります。また加熱面が平らなので、加熱をしていないときは、まな板やボウルなどを天板に置けるので調理スペースもアップします! |
デメリット
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IHクッキングヒーターは、天板は熱くなりませんが、鍋底との接地面が熱くなります。そのため、煮こぼれやほこりなどが、鍋と天板の間に入ると、天板が焦げ付くことがあります。 焦げ付いた場合は、ガラストップクリーナーや、専用のスクレーパーなどでお手入れすることができます。 |
炎がでないので、安全性が高い | |
メリット
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IHクッキングヒーターは、IH対応の鍋や、鉄・ステンレスなど磁石でくっつくものだけが加熱されます。人の手や、衣服などが触れても発火しません。そのため、小さなお子様や、お年寄りなどのいるご家族にぴったりの調理機器です。(加熱中は鍋との接地面が高温になりますので、調理中・調理直後はやけどにご注意ください) また、電源を切り忘れてから一定時間が経過すると自動的に電源が切れる機能や、天ぷら鍋の加熱しすぎなど、温度が異常に高くなると自動的に電源が切れる機能が搭載されている機種がほとんどなので、電源の切り忘れなどによる火災も防げます。 |
デメリット
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安全に調理するためには、鉄、ステンレス製など、鍋の種類が限定されます。全ての金属製鍋に対応するオールメタル対応ヒーターは値段が高めなため、鉄・ステンレス対応IHヒーターにし、IH対応鍋に買い替えたほうがトータル金額が安くおさえられる場合もあります。 |
Q10.人気の機種を教えてください
当社ではパナソニック製品の人気が高いです。
オールメタル対応機種か非対応機種か、ラジエントヒーター搭載か非搭載か、グリル性能など、機能や価格に幅がございます。
当社独自の売れ筋ランキングをまとめておりますので、ご参考にご覧ください。
Q11.IHクッキングヒーターの寿命はどのくらいですか?
当社でIHクッキングヒーターをお取替された方の多くは、8年~15年程度で新しい機種へ交換されています。メーカーの交換部品の保持期間が廃盤から8年程度であったり、ホームページ上に耐用年数は約10年と記載しているメーカーもありますので、10年前後がIHクッキングヒーターの寿命の目安といえます。