「グリル自動調理機能」でさんまの塩焼き
パナソニックのIHクッキングヒーターXシリーズでの操作を例に、グリルの自動調理機能でのさんまの塩焼きの調理をご紹介いたします。
Xシリーズは販売終了いたしました。後継シリーズのAシリーズはこちら >材料
さんま・・・2尾
塩・・・適量
注意事項
さんまを焼く際は、自動調理メニューの「姿焼き・中」で調理をします。
※姿焼きは、大・中・小の3メニューがありますので、メニュー選択をお間違いのないようご注意下さい。手順
(1) 焼く10~15分前にさんまに塩をふっておきます。
(2) グリル皿にさんまを移し、グリルにセットします。
水なし両面焼きグリルのため、途中でひっくり返す必要がありません。 そのため、頭が左になる向きでグリル皿にセットすると、盛り付けの際に奇麗になります。
ちなみに、火の通りを良くし、焼き上がりの見た目も良くするため、飾り包丁を入れています。
さんまは、口先が黄色い方が鮮度が高く、頭の上~背中の部分が盛り上がってるものが脂ののりがよく、美味しいです。
(3) 自動グリル調理機能のメニュー設定をし、加熱を開始します。
加熱中は、グリルが自動で温度を調整し、庫内が明るくなったり、暗くなったりを繰り返しながら焼き上げていきます。
火が通り、表面も良い焼け具合になってきました。
庫内が明るくなったり、暗くなったりする間隔が短くなってきます。動画でご覧ください。
(4) 13分経過し、焼き上がりました。
音声をONにしている場合は、音声で炊きあがりをお知らせしてくれます。スタートボタンを押してから、焼き上がりまで全て自動で調理をしてくれます。
試食
皮に焼け目がつき、ふっくらと焼けあがっています。
皮もぱりっと焼き上がっているので、身がほぐれやすく、適度に脂も残っているため、ジューシーに感じました。生臭さも感じず、内臓までしっかりと火が入っていました。
電気代
表示された目安の電気代は8.6円(電気代単価27円/kWh・消費税8%込)でした。
後片付け
グリル皿
グリル皿はさんまから出た脂や焦げがついています。食器洗い用の中性洗剤をつけたスポンジで軽くこするだけで、汚れが落ちます。
グリル皿の溝の部分に、蛇口の水が勢い良く当たると、まわりに水が飛びますのでお気をつけ下さい。
グリル庫内(側面)
グリル庫内も、さんまから出た油がはねて汚れています。特に側面に汚れが多く付いています。
食器洗い用洗剤や、スプレータイプのグリル用洗剤などを使い、クッキングペーパーなどで拭き取ることで汚れを落とすことができます。
※グリル掃除は電源を切り、庫内が十分に冷めてから行って下さい。グリル庫内(天井)
グリルの天井部分はざらざらとしたコタツと同じ素材で、拭き掃除に向いていません。
ニオイや汚れが気になる場合は、グリルの「お手入れ」機能で庫内の天井の油を焼き切るモードが用意されています。
※5~6回の調理に1回程度でのクリーニング実施が目安です。グリルの「お手入れ」機能でクリーニング中は、庫内を加熱し、明るくなったり暗くなったりを繰り返します。
まとめ
IHクッキングヒーターでも、ガスコンロと遜色のないさんまの塩焼きを調理できました。
自動グリル機能はメニューを選んでスタートボタンを押すだけで、途中でさんまをひっくり返したり、火加減を調節する手間も無く、非常にお手軽です。
ただし、グリル庫内は汚れやすいため、調理したら掃除をすることを心がける必要があります。