富士工業のレンジフードをご紹介

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日本で販売されるレンジフードの6割以上は、「富士工業」というメーカーが製造しています。 富士工業は普段、他社ブランドでレンジフードを製造・販売しているため、その名を目にすることはありません。交換できるくんでは、リンナイブランドの製品として、富士工業のレンジフードを取り扱っています。このページでは、そんなレンジフード業界を陰で支える「富士工業」についてご紹介いたします。
※2020年5月12日時点 富士工業公式HP参照

富士工業とは?

富士工業は、1941年に創業、73年からレンジフードを製造している老舗メーカーです。開発・設計から製造加工、メンテナンスまですべて社内で行っており、レンジフード専門メーカーとして数多くの新技術を生み出してきました。

富士工業ブランドから近年は、キッチン換気扇とダウンライトが一体化した「cookiray(クーキレイ)」、オーディオ機器のような見た目の業務換気装置「CoCoCLEAN(ココクリーン)」など、一風変わった製品も展開しています。また、イタリアデザインの高級レンジフードで知られる「ARIAFINA(アリアフィーナ)」も富士工業の関連会社にあたります。

富士工業のレンジフード工場を見学|神奈川県相模原市

エコシアフィルタなどメーカー純正部品、掃除用品などは以下サイトよりご購入ください。

富士工業公式オンラインショップ「フジオーショップ」
https://www.fujioh.shop/(外部サイト)

今お使いのレンジフードも富士工業製かも

富士工業は年間約90万台のレンジフードを製造していますが、ほぼ全てを他社ブランド製品(OEM)として販売しています。現在は、「FUJIOH(フジオー)」というブランドを立ち上げ、国外にもレンジフードの販路を広げています。
富士工業のレンジフードは、ガス機器メーカーやガス会社の商品として、また新築のシステムキッチンの一部として、さまざまな企業から販売されています。気付かないところで、富士工業のレンジフードが日本中のキッチンの空気を綺麗にしています。

※2020年5月12日時点 富士工業公式HP参照

10年ファンのお掃除が不要に!TAGに搭載の「自動洗浄機能」

洗浄イメージ
洗浄の構造

「自動洗浄機能」はレンジフードの困りごとである「お掃除」の負担を軽減し、10年間ファンのお掃除を不要※にする機能です。独自形状のノズルから、お湯をワイドに噴射してファンを自動で回転洗浄します。給湯トレイをセットし、洗浄ボタンを押すと自動洗浄がスタート。自動洗浄後は、排水トレイを洗うだけなので、お掃除にかかる時間と使用する水の量を削減してくれます!自動洗浄は2ヵ月に1回程度です。

※レンジフードの内部が汚れないという意味ではなく、ファンを取り外しての手洗いが不要という意味です。自動洗浄を10年間使用し続けた場合のファンや、フード内部の汚れ具合が、換気性能に影響を与えない程度であるため、製品設計上の標準仕様期間中はお掃除をする必要がないとしています。また常時換気、自動換気を使用すると洗浄周期が短くなる場合があります。

富士工業独自のテクノロジー OGRに搭載の「オイルスマッシャー」

富士工業は台所の換気・空調に関する様々な特許技術を持っています。ここでは、交換できるくんの取扱商品に搭載されたテクノロジーをご紹介いたします。
「オイルスマッシャー」は、高速回転するディスクが油煙をフィルターの下面で捕らえることで、レンジフード内部を汚さないテクノロジーです。油煙がフィルターに触れないため、フィルターを掃除しなくても10年間綺麗なままでご使用できます。

※富士工業の従来製品BDR-3HLとの比較(2020年5月12日時点 富士工業公式HP参照)

オイルスマッシャーの仕組み|高速回転するディスクで油を約90%キャッチ、レンジフード内部に付着する油はわずか2%

※1「お掃除不要」とは、レンジフード内部が汚れないという意味ではありません。普及製品:BDR-3HL(富士工業製)の1年間相当の油が付着する期間が、オイルスマッシャー搭載製品は約10年となるため、製品設計上の標準使用期間中はお掃除をする必要がないとしています。普及製品について1年に1回ファンを清掃することを前提としています

※2 内部:ケーシング

※3 各数値・汚れ具合は富士工業規定の試験方法によるものであり、設置環境や使用方法により異なる場合があります。

※4 普及製品 BDR-3HL(富士工業製)との比較

<株式会社富士工業 調べ>

TAG、OGR、XGRに搭載の「風量おまかせ運転」

調理状況に応じて、風量を自動でコントロール。温度センサーが検知し、高温調理時は「強」運転で油煙をしっかりキャッチ、低温調理時は、「弱」運転で静かに油煙を吸い込みます。調理工程に合わせて風量を調節する手間がなくなり、快適な調理空間を実現します。

温度センサーの照射イメージ

温度センサーの照射イメージ

消費電力を約50%削減

消費電力を約50%も削減
消費電力を約50%も削減

風量レベルを3段階でコントロールし、必要以上に風量をあげないため、調理開始時から「強」運転をした場合と比較して消費電力を約50%も削減します!

※測定方法:日本電機工業会・IH調理器技術委員会調べによる「4名家族世帯の1週間の標準メニュー」を1品ずつガスコンロで調理した場合の削減率を計算したものです。(60Hz.ダクト配管25m相当)

<富士工業調べ 2020年8月時点>

交換できるくんで取扱いのある富士工業製レンジフードをご紹介

交換できるくんでは、リンナイから販売されている富士工業製レンジフードを取り扱いしております。また、富士工業の関連会社の製品も施工実績があります。
リンナイから販売されている「AirPRO(エアプロ)」シリーズは、高さが調整できるなどリフォーム交換用の仕様となっています。交換工事の際は「AirPRO(エアプロ)」シリーズをおすすめしております。
TAGシリーズ 
TAG-REC-AP751SV
OGRシリーズ 
OGR-REC-AP752R/LSV
リンナイ(Rinnai)レンジフード・XGRシリーズはAirPRO搭載|富士工業品番:SERL-EC-601 SI
XGRシリーズ 
XGR-REC-AP604SV
LGRシリーズ 
LGR-3R-AP602SV
TLRシリーズ 
TLR-3S-AP602SV

その他、富士工業製レンジフードの施工実績

交換できるくんなら、ARIAFINA(アリアフィーナ)ブランドの施工も行っています。

現在使用中のレンジフードから交換できない現場もありますので、必ず事前に見積担当者にご相談ください。

※写真は「FEDL-952KV」の施工事例

富士工業アリアフィーナのレンジフード(FEDL-952KV)|施工事例

富士工業のレンジフード工場を見学

ガス機器総合メーカーとして皆様もおなじみのリンナイさん、レンジフードメーカー大手の富士工業さんのご協力のもと、神奈川県相模原市にある富士工業のレンジフード生産工場および技術センターを 交換できるくんのスタッフが見学してきました。

通常は公開されない富士工業の工場における製造工程、技術センターでの試験など見学をさせていただくことになりました。

また、実際にレンジフードをつくっている富士工業の開発・生産の皆さまとの意見交換や座学研修など、非常に中身の濃い見学会となりました。

富士工業のレンジフード工場外観

座学研修では、名古屋にあるリンナイ本社の土上部長より、レンジフード市場動向や商品案内、全国各地のお客様の声など、幅広い視点でのお話を伺うことができました。
全国各地の展示会・販売会で多くのお客様と接されている経験を踏まえて、「今のレンジフードや換気扇の掃除が大変だが、故障しなかったり、そもそも交換できることをご存知なく、我慢して使われているお客様が多い。そのため、最新のレンジフードに交換できることをアピールするとともに、お客様によって掃除の悩みどころが一人ひとり異なるため、しっかりとニーズをお聞きして、お客様に合った商品の提案を行うことがお客様の満足度につながる。」ということを、具体例もまじえてお客様視点でご説明をいただき、スタッフ一同刺激を受けるとともに、大変共感いたしました。

レンジフード座学研修の様子|富士工業の工場内にて

また、富士工業さんより、自社レンジフード製品の特長・優位性、開発秘話、施工性、関連部材など、レンジフード本体・部材の実物を手に、国内で自社開発・生産しているメーカーならではの視点からのお話を伺いました。当社スタッフからも、特殊な設置状況における施工方法や部材についての質問など、かなり技術的な議論が飛び交いました。