ラジエントヒーターはトッププレートの下に、ニクロム線を渦巻状にして埋め込んだ調理器具です。プレート下のニクロム線が発熱体となり、トッププレートが熱せられて高温になることで鍋を加熱します。 金属鍋はもちろん、IHクッキングヒーターでは使えない耐熱ホーロー鍋や、超耐熱ガラス鍋なども使うことができる一方、トッププレートが高温になるため、やけどの危険性がIHヒーターよりも高くなります。
ラジエントヒーターとは?
ラジエントヒーター付きの機種は、3口全てがIHヒーターの機種や、オールメタル対応機種と比べ、価格が安いことが特徴です。
国内メーカー製の3つ口IHクッキングヒーターの場合、中央奥のヒーターがラジエントヒーターとなります。
国内メーカーのIHクッキングヒーターに搭載されたラジエントヒーターの多くは、加熱時にオレンジ色になり、非加熱時はトッププレートの色と近い色となります。
ラジエントヒーターの使い方
ラジエントヒーターは、IHヒーターで使えない鍋での調理がメインとなります。ラジエントヒーターの使い方としてよく紹介されている、「海苔をあぶる」「お餅を焼く」ですが、焼き網の使用を推奨していないメーカーもございますので十分にご注意ください。
ラジエントヒーターはIHヒーターに比べて、熱効率が悪く、火力も低いため、あまり使わないという方も多いようです。
少し変わった使い方としては、直火式エスプレッソメーカー(マキネッタ)でエスプレッソを淹れることもできますので、コーヒー好きの方はお試しください。
ラジエントヒーターのメリット&デメリット
ラジエントヒーターは、安価で、多くの種類の金属鍋や調耐熱鍋を使える利点がありますが、同時に下記のような欠点もございます。
ラジエントヒーターのメリット
・IHでは使えないアルミ製鍋などの金属鍋・土鍋・超耐熱ガラス鍋などを使える
・IHヒーターやオールメタル対応ヒーターに比べて安価
ラジエントヒーターのデメリット
・IHと違い、ヒーター部分が直接高温になる
・IHヒーターと比べて火力が弱い
・IHヒーターと比べて熱効率が悪い
・トッププレートの熱でコンロまわりの体感温度が高くなる
・調理中にトッププレートの拭き掃除ができない
・加熱面が焦げがつきやすい
ラジエントヒーターで使える鍋・使えない鍋
パナソニックのIHクッキングヒーターの場合を例に、使える鍋・使えない鍋をご紹介いたします。※メーカーや機種によって使える鍋が異なる場合がございますのでご注意ください。
ラジエントヒーターでの調理は、底が平らで厚手の鍋が適しています。
ラジエントヒーターはこんな方におすすめ
3口IHヒーターやオールメタル対応ヒーター搭載の機種に比べて価格が安く、低価格帯の機種も用意されているため、初期費用を抑えたい方におすすめです。
ただし、日々の調理には手前の左右IHヒーターを使うことが多く、ラジエントヒーターはあまり出番が多くないかもしれません。
アルミ鍋や銅鍋など、鉄・ステンレス以外の金属鍋を使いたい方はオールメタル対応ヒーター搭載のIHクッキングヒーターもおすすめです。
ラジエントヒーター搭載おすすめ機種
ラジエントヒーター以外にもオールメタルやグリル機能など、選ぶポイントがいくつかあります。
どれを選んで良いか分からない・・・と迷ったら総合ランキングもご参考ください。
当社の中でも特に販売実績の高いIHヒーターを厳選してご紹介します!
※当社、2024年10月の販売実績より算出
シンプル機能で
人気のタイプ
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パナソニック
Lシリーズ
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ベーシックグレード
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