SGマークのある鍋・メーカー推奨鍋がおすすめ
新しくIHクッキングヒーター対応の鍋やフライパン・やかんを購入するときは、一般財団法人「製品安全協会」が認定したSGマーク「SIH」「SCH-IH」のある鍋、またはIHクッキングヒーターの各メーカーより販売されているメーカー推奨の鍋をおすすめいたします。
SGマークのない鍋は、「IHクッキングヒーターで使える」と表示されていても、火力が弱かったり、火力が伝わらない場合があります。
SGマークとは
SGマーク「SIH」「SCH-IH」のある鍋、または各メーカーより販売されているメーカー推奨の鍋をおすすめいたします。
SGマークのない鍋は、「IHクッキングヒーターで使える」と表示されていても、火力が弱かったり、火力が伝わらない場合があります。
材質別のIHクッキングヒーターで使える鍋
IHクッキングヒーターは、電磁力で鍋が温まることによって、食材を加熱します。そのため、金属・非金属、磁石に付く・付かないによって、加熱できるヒーターが異なります。
ここでは鍋の材質別で、IHクッキングヒーターで加熱できる鍋か、できない鍋かをご紹介いたします。
※揚げ物の際は、専用鍋が必要なメーカーもございます。火災の原因にもなりますので、天ぷら鍋など揚げ物の際に使用する鍋は、取扱説明書などをよく読み、ご用意ください。
鍋の種類 | IHヒーター(鉄・ステンレス) | オールメタル | ラジエント |
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鉄・鉄鋳物・鉄ホーロー |
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18-0ステンレス 鍋底に磁石がよく付くもの |
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18-8/18-10 ステンレス 鍋底に磁石がつかないもの |
※鍋の種類によっては、火力が弱くなったり、加熱できないものがあります |
※鍋の種類によっては、火力が弱くなります |
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多層鍋 鍋底に磁石がつくもの(多層で間に鉄をはさんでいるものや、底が18-0ステンレスのもの) |
※鍋の種類によっては、火力が弱くなったり、加熱できないものがあります |
※鍋の種類によっては、火力が弱くなります |
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多層鍋 鍋底に磁石がつかないもの |
※アルミ・銅鍋などは最大火力制限があります。 |
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銅・アルミ |
※アルミ・銅鍋などは最大火力制限があります。 |
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土鍋 |
※IHで使えると書いてあっても、使用しないことをおすすめします。 |
※IHで使えると書いてあっても、使用しないことをおすすめします。 |
※脚のある土鍋は加熱できません。 |
耐熱ガラス |
※超耐熱ガラス以外は使えません |
※土鍋を使っている時に天板を傷つけたり、万が一IHクッキングヒーターが故障した際に、メーカーメンテナンスで対応してもらえない場合があります。IH対応土鍋であっても使用を控えることをおすすめいたします。
形状別のIHクッキングヒーターで使える鍋
IHクッキングヒーターでは、ヒーターに接する面積の少ない形状の鍋は、鍋自体が温まらず使用できません。
また、底が小さすぎる鍋、逆に大きすぎる鍋、軽すぎる鍋ややかんは使えないなどの制限があります。使用できる鍋底の直径は、メーカーや機種によって異なりますのでご注意ください。
鍋の形状 | IHヒーター(鉄・ステンレス) | オールメタル | ラジエント |
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底が平らな鍋 |
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底に反りがある鍋 |
※反りが3mm以下の場合使用できます。 |
※反りが2mm以下の場合使用できます。 |
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底に脚がある鍋 |
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底が丸い鍋 |
詳しくは、IHクッキングヒーターメーカーの鍋・フライパン・やかんの紹介ページをご覧ください。