条件からIHヒーターを選ぶ

IHクッキングヒーターの電気代や消費電力・節電に関する豆知識

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IHクッキングヒーターの電気代や消費電力、IHを使う際の節電の豆知識をご紹介いたします。

高い熱効率で省エネ

熱効率の比較

IHの熱効率は約90%ときわめて高く、ほとんどの加熱のエネルギーを調理するパワーとして活かすことができます。 大きな鍋では大きな鍋の鍋底部分、小さい鍋では小さい鍋の鍋底部分だけを発熱するので、ムダなエネルギーを抑えながら調理が可能です。

※パナソニック調べ(2023年8月時点) 鉄・ステンレス対応IH。日本電機工業会自主基準に基づく測定方法による。当社実測。(当社標準鍋を使用)

お湯を沸かすのもスピーディ

湯沸かし時間の比較

例えば、3.2kWのIHヒーターなら、1Lの水が約2分12秒で沸かせます。3.2kWのハイパワーと高い熱効率でムダなくスピーディに加熱することで、たっぷりのお湯も素早く沸かすことができます。

※パナソニック調べ(2023年8月時点) 水温20℃の水1Lを90℃にするための時間。直径21cm・定格4Lステンレス多層鍋の場合。当社実測。

IHクッキングヒーターの1ヶ月の電気代

1日の献立例とIHの電気代

各メーカーで紹介されている、日本電機工業会調べのIHクッキングヒーターの1ヶ月の電気代は、標準的な4名家族世帯、朝・昼・夕食時に標準的なメニューで、約1,170円※1です。

また、1日分の献立を想定してパナソニックが試算している電気代は、1日あたりわずか32.6円※2です。

※1 JEMA・IH調理器技術委員会調べ 電力目安料金は、全国家庭電気製品公正取引協議会 電力料金目安単価 31円/kWh(税込)[2022年7月改定]で算出。
※2 パナソニック調べ(2023年8月時点)

▼電気の使用量は献立により変わりますが、パナソニック試算の1日あたりの電気代32.6円を1ヶ月に換算すると

32.6円 × 31日 = 1010.6円

概ね1,000円程度がIHクッキングヒーターによる1ヶ月の電気代の目安と言えます。

また、電気代には使用した電力量料金の他に、基本料金があります。ガスコンロからIHクッキングヒーターに交換する場合、電力会社の契約アンペアの変更が必要な場合がほとんどで、現状の契約アンペア+20Aをおすすめしております。

契約アンペアの変更で基本料金も変わります。東京電力の場合、10Aの契約増加ごとに月々295.24円(2023年6月時点)上がりますので、20A増加させると基本料金は、590.48円上がります。

通常の従量電灯プラン以外に、電力会社によっては夜間に使用した電力が安くなるプランや、土日がお得になるプランなどが用意されていますので、ライフスタイルにあったプランを選ぶことで、電気代を下げられる可能性もあります。ただし分電盤の容量を変更する際は、別途費用が必要な場合がございます。

IHの電気代をガス代に換算

▼IHクッキングヒーターの1ヶ月の電気代1,170円をガス代に換算すると、1ヶ月あたりの使用エネルギー量は

1,170円 ÷ 31円/kWh = 37.74kWh

▼ガスコンロの熱効率は最新式のもので56.3%、IHクッキングヒーターの熱効率は約90%とされています。(東京電力ホームページ参照2022年1月時点) こちらで1ヶ月あたりのガスコンロの使用エネルギー量を計算すると、

37.74kWh ÷ 56.3% × 90% = 約60.33kWh

▼都市ガスは1kWあたり約0.078㎥のガスを使用し、ガス料金を1㎥あたり158.87円(東京ガス2023年7月検針分料金)として計算すると、あくまで計算上ですが、1ヶ月のガスコンロによるガス代は、

60.33kWh × 0.078㎥/kW × 158.87円/㎥ = 747.6円

となります。(IHクッキングヒーター1ヶ月分の電気代1,170円を、ガスコンロによるガス代に変換した値です。)

▼都市ガス利用でガスコンロからIHクッキングヒーターに交換した場合、ガスコンロによるガス料金が減り、IHクッキングヒーターによる電気料金が増えますので、単純に差し引きを計算すると

1,170円 + 590.48円 - 747.6円 = 1,012.88円

1ヶ月あたり1012.88円ほど光熱費が上がります。

上記は計算上の結果となりますので、実測した場合の結果と変わってくることも考えられます。また、ガスコンロの場合、夏は輻射熱でキッチンが暑くなるため、扇風機やエアコンを入れれば、調理機器以外での光熱費がかかることもありますので、あくまで目安の数値としてご参考になさってください。

ちなみに、プロパンガスの場合は、地域や業者によって差がありますが、都市ガスの1.5倍の価格とした場合、
747.6円×1.5=1,121.4円となります。こちらも目安としてご参考になさってください。

IHクッキングヒーターの節電豆知識

最後に省エネ・節電につながるIHクッキングヒーターを使用する際の豆知識をご紹介いたします。

鍋底の水を拭きとる

鍋底がぬれていると、水分を蒸発させるためにエネルギーを使ってしまいますので、あらかじめ鍋底を拭くことで、効率よく鍋を温め、食材を加熱できます。

フタや落し蓋を使う

鍋にフタをすると、鍋に伝わる熱を有効に利用することができます。また、煮物を作る際は落とし蓋を使うことによって食材が早く煮え、味も染み込みやすくなります。

予熱を利用して保温調理する

煮物やカレーなど、余熱を利用して料理を仕上げる方法です。時間や手間がかかりますが、節電に効果的で、味も良く仕上がります。

煮立たせた鍋をトッププレートからおろして、毛布やバスタオルでくるみ数時間置きます。煮物など、温度が下がる際に味が具材に染み込みますので、ゆっくりと温度が下がっていく過程で、味も良く染みこんでいきます。

※ただし、温度が下がってからの長時間の保温は腐敗の原因にもなりますので、特に夏場はお気をつけください。

圧力鍋や無水鍋を使う

煮物や茹でもの、蒸し物などに圧力鍋や無水鍋を使うことで、節電ができます。圧力鍋は、鍋を密閉しながら加熱することで鍋の中の圧力が高くなり、通常よりも高い温度で加熱することができるため、調理時間を普通の鍋の3分の1程度に縮めることができます。

無水鍋は、野菜の水分と、洗った野菜についた水で調理できるため、茹でものを作る際はお湯をわかす必要がなく、節電につながります。

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