条件からガスコンロを選ぶ

ビルトインガスコンロを掃除・お手入れのしやすさから選ぶ

お手入れのしやすさからガスコンロを選ぶ
お手入れのしやすさからビルトインガスコンロを選ぶ

従来のビルトインガスコンロも新しいビルトインガスコンロも、どちらも調理をする際に汚れてしまうのは同じです。必ず汚れるものだからこそ、新しいビルトインガスコンロは、お手入れや掃除がしやすく、且つ汚れがつきにくいように進化しています。
新しいビルトインガスコンロのお手入れ性にまつわるスタンダードな特徴・機能や、シリーズや機種毎に異なる優れた機能などを詳しくご紹介します。
これまで億劫に感じていたコンロやグリルのお掃除も、新しいビルトインガスコンロなら楽に行うことができ、より長くキレイなビルトインガスコンロをキープできます。

新しいガスコンロは、お手入れのしやすさが格段にアップ!

ポイント1 汁受けのないゴトクまわり

新しいビルトインガスコンロのゴトク周りは、凹みがないフラットな形に進化しました。従来のような汁受けが無いため、お手入れがしやすくなっています。
新しいビルトインガスコンロはごとくのお手入れがしやすい

ビルトインガスコンロ掃除の手間の1つ"ゴトク周りの汚れ"ですが、新しいコンロは汁受けがなくなり、お掃除のパーツが1つ減り、汚れる部品自体が少なくなりました。

汁受けがあるコンロの場合、吹きこぼれは幅広ゴトクを伝って汁受けに溜まるため、掃除はゴトクと汁受けを取り外し洗浄する必要がありました。ですが、新しいコンロのゴトクまわりは汁受けがなく、さらに隙間のない構造へと進化したため、吹きこぼれは直接天板にこぼれる仕様です。そのため、掃除はゴトクを取り外し天板をサッと拭き取るだけで完了します。ゴトクについた汚れもサッと拭き取るだけでOKです。

新しいビルトインガスコンロは、ゴトクを外せば限りなくフラットになるよう設計されています。吹きこぼれの際はもちろん、飛び散り汚れをお手入れする際も、ゴトクのみを取り外すだけで、簡単に拭き取ることができます。


当社で取り扱っているビルトインガスコンロは、
全機種「汁受けのないフラットな天板」を搭載しています。

LIXIL SURG655TS2Aを除く

ポイント2 コンパクトで軽いゴトク

これまでのゴトクは、幅広でずっしりとした重さのものが主流でした。一方、新しいビルトインガスコンロのゴトクは、面で出来ている部分が少ないコンパクトタイプとなっています。
新しいコンロはごとくのお手入れがしやすい

ビルトインガスコンロの掃除で手間といえば、なんといってもゴトクの掃除です。バーナーのすぐ側で使用するゴトクは、汚れがつきやすいのはもちろん、ついた汚れが調理中に焼きついてしまうため、頑固な汚れになるケースが多く、さらに掃除の手間を増やしていました。

従来のビルトインガスコンロに使用されていた幅広のゴトクは、表面積が大きいため汚れがつきやすく、さらにゴトク自体も重いため、掃除がしづらい特徴がありました。

しかし、新しいビルトインガスコンロのゴトクは表面積を最小にし、軽量化したものがスタンダード。ゴトク自体が丸い金属で出来ているものが多く、ついた汚れを楽に拭き取ることができます。

素材はホーローが標準で、汚れが目立ちにくく人気があります。ただ、擦りすぎると塗装が剥がれてしまったり、錆びが発生してしまったりと、劣化がみられます。
他にも、ハイグレードコンロに多く搭載されている耐久性の高いステンレスゴトクもあります。こちらは、ステンレスそのものでできているため、お手入れによる劣化が少なく、しっかりお手入れしたい方におすすめです。

新しいビルトインガスコンロのゴトクは、汚れが付く部分が少ないだけでなく、汚れがついた時にもお手入れしやすい工夫がされています。また軽いため、サッと片手で取り外せ、戻す時も簡単に設置できます。吹きこぼれを拭く際や、天板の飛び散り汚れを拭き取る際に、簡単に天板をフラットにすることができ、お掃除のストレスを軽減します。


当社で取り扱っているビルトインガスコンロは、
全機種「コンパクトなゴトク」を搭載しています。

LIXIL SURG655TS2Aリンナイ セイフルプラスノーリツ+doを除く

ポイント3 水を張らない無水グリル

お手入れのしやすさからビルトインガスコンロを選ぶ

使用後のお手入れが面倒なことから敬遠されがちなグリル。従来のビルトインガスコンロで標準となっていた焼き網の下の受け皿に水を張るタイプのグリルは、使用後に脂の浮いたお水を捨てるのがとても面倒で億劫なものでした。

しかし、新しいビルトインガスコンロのグリルは、水を張る必要がないタイプがスタンダードです。水を張る必要がなくなったことで、洗いにくかった受け皿の形状も様変わりし、受け皿のお手入れはとても楽なものへと進化しています。当社で取扱いのビルトインガスコンロは全機種が水を張らない無水グリルです。

従来ビルトインガスコンロのグリル受け皿と新しいビルトインガスコンロのグリル受け皿の比較

水を張る必要がなくなった受け皿は、以前よりも薄くなり洗いやすい形状へと進化しています。深型の受け皿の場合、四隅が角張っていて汚れが落としにくい形状でしたが、薄型の受け皿は角が丸く汚れが落ちやすい工夫がされています。そのため、新しいビルトインガスコンロのグリル受け皿は、通常のお皿を洗うように洗うことが可能です。

また、新しいビルトインガスコンロのグリル受け皿には、汚れをするっと落とすことができるクリアコートとよばれるコーティングが施されているものが多くあります。このコーティングは一部のベーシックグレード機種を除き、ほとんどの機種に搭載されていて、グリル受け皿洗浄の煩わしさを軽減するおすすめのコーティングです。


当社で取り扱っているビルトインガスコンロは、
全機種「無水グリル」を搭載しています。

LIXIL SURG655TS2Aを除く

機種によって、さらにお手入れ性が向上します!

サイドカバーでグリルのお手入れを簡単に

グリル庫内は使用する度に食材の油などが飛び散り、汚れやすい特徴があります。しかし、グリル自体は取り外して洗浄することができないため、汚れが放置されてこびり付き汚れに変化し、ニオイの原因などになりがちです。新しいビルトインガスコンロのグリルには、簡単に取り外しができるカバーがついており、お手入れが簡単になっています。
簡単に取外しができるサイドカバー

サイドカバーのないグリルを掃除する場合、低い位置に設置されているグリルは、屈んだ姿勢で掃除する必要があります。照明などがついていないため庫内は暗く作業しづらいのもグリル掃除が大変な理由のひとつです。

また、汚れたまま使い続けると汚れが焼きついてしまい、軽い拭き掃除だけで汚れを落とすのが難しくなってしまいます。グリル掃除は手間がかかるイメージがあるため、グリル庫内の掃除を頻繁にする方が少なく、汚れが固着してしまうことが多い部分でもあります。

新しいビルトインガスコンロのほとんどの機種は、グリル左右の壁面にサイドカバーが取り付けられていて、そのサイドカバーが取り外せるようになっています。グリルを使用した際の飛び散り汚れは、このサイドカバーに付着するので、サイドカバーを取り外して洗うだけで、グリル左右の壁面を簡単にキレイにすることができます。

サイドカバーのお手入れなら、屈んだ状態で暗い庫内を掃除する必要もなく、グリル使用後すぐに、気軽に簡単にお手入れすることが可能です。

このサイドカバーは、一部のベーシックグレード機種を除くほとんどの機種に搭載されています。メーカーによっては、ハイグレード機種の方が、幅広のサイドカバーを搭載している場合があります。よりお手入れ性の高い機種をお探しの場合は、ハイグレード機種がおすすめです。


当社で取り扱っているビルトインガスコンロは、
ほとんどの機種が「サイドカバー」を搭載しています。

※一部機種のみ、サイドカバーの無い機種がございます

チリ受けがあれば、小さなゴミも心配なし

新しいビルトインガスコンロの天板の奥に設置されている排気口には、排気口カバーが設置してあり大きなゴミが内部に落ちないようにガードしています。ただ、細かいゴミが落ちてしまうことがあるため、それを防ぐために排気口内部にチリ受けがついた機種があります。
排気口内部にゴミが落ちるのを防ぐチリ受け

炒め物などをしている時に、フライパンなどから食材がこぼれ落ち、排気口の中に落ちてしまったことはありませんか?新しいビルトインガスコンロの排気口にはカバーがされているので、ひとくち大の食材であれば、下に落ちてしまうことはありません。ただ、みじん切りした食材やご飯粒などの小さな食材は、排気口カバーをすり抜け、下に落ちてしまいます。一度落ちてしまった食材は構造上、拾い上げることができません。

そんな時に活躍するのが、チリ受けです。チリ受けは排気口カバーの下に設置することができる専用器具。排気口カバーをすり抜けてしまった小さな食材をしっかりキャッチし、内部などへ落ちてしまうのを防ぎます。

内部に食材などが落ちてしまうと衛生的にもよくありません。チリ受けでしっかりガードしてキッチンのキレイをキープしましょう!

この便利なチリ受けは、主にミドルグレード以上の機種に搭載されていますが、ノーリツはベーシックグレードのファミにも搭載しています。

また、オーブンをビルトインガスコンロ下に設置する場合は、ビルトインガスコンロの排気口を利用しオーブンの排気を行うため、チリ受け搭載機種であっても、チリ受けを設置することができません。


ガラストップ天板のお手入れ性

新しいビルトインガスコンロの天板素材の中でも1番人気のガラストップ天板。人気の理由はデザインの美しさだけでなく、お手入れ性の高さでも注目されています。
ガラストップ天板は、お手入れ性の高さで人気です

ガラストップ天板のお手入れ性の高さは、ガラス素材特有の硬さや耐久性の高さにあります。ガラストップ天板のガラスは、ガラスを結晶化させて、強度・耐熱性に優れた結晶化ガラスを使用しています。そのため通常のガラスよりも割れにくく、熱に強いのが特長です。また、水分・油分を弾き、汚れの染み込みがないというメリットもあります。

従来のビルトインガスコンロに多かったホーロー天板は、鉄板にガラスの釉薬を焼き付けたものです。元々の素材が鉄板であるため、耐久性があまり高くなく、お手入れの仕方次第では塗装がはげてしまったり、経年により錆びてしまう特徴があります。一方ガラストップ天板は、素材そのもので出来ているので、お手入れをしても塗装がはげてしまったり、経年劣化することがありません。しっかりとお手入れをしたい方は、耐久性に優れたガラストップ天板がおすすめです。

ガラストップ天板は、専用のクリーナーを使って汚れを擦り取る掃除が可能です。また、リンナイのガラストップにおいては、スクレイパーの使用が可能で、焦げ付きなどを一気に剥がすことができます。

※ノーリツ、パロマのガラストップ天板は、特殊コートが施されているため、スクレイパーの使用は不可となっております。


「ガラストップ天板」のビルトインガスコンロはこちら

※のついている機種は複数素材のラインナップがあるものとなります

イージークリーン(ヒートオフ)で天板の焦げ付きを軽減

リンナイ独自の技術である「イージークリーン(ヒートオフ)」。天板の裏側にアルミの板を挟んで天板の表面温度の上昇を抑えるオリジナルの構造です。天板の表面温度の上昇を抑えることで、焦げ付きにくい環境をつくります。
イージークリーン(ヒートオフ)で天板の焦げ付きを軽減

リンナイのミドルグレード以上のビルトインガスコンロに搭載されている人気の機能「イージークリーン(ヒートオフ)」は、トッププレートの裏側にアルミパネルを装着し、そのアルミパネルによって熱を分散させ、天板の表面温度の上昇を抑える技術です。

天板の焦げ付き汚れの原因は、煮こぼれや調理中に飛び散った油分などの飛び散り汚れ。これらがある一定の温度を超えると焦げ付きに変わるため、天板の温度をなるべく低く抑えることができれば、焦げ付き汚れを防ぐことができます。焦げ付いていない飛び散り汚れは、拭き取るだけでお手入れ可能な場合が多く、天板に焦げ付きを作らないことは、お手入れの手間を軽減する重要なポイントです。

「天板に焦げ付き汚れを作ってしまう。」「焦げ付き汚れのお掃除が面倒。」そんな方には、ぜひリンナイのイージークリーン(ヒートオフ)搭載機種がおすすめです。


「イージークリーン(ヒートオフ)」を搭載している
リンナイのビルトインガスコンロはこちら

親水アクアコートなら、油汚れもサッとひと拭き

ノーリツのガラストップ天板には、「親水アクアコート」という親水性の特殊なコーティングが施されています。そのため、飛び散った油汚れやこびり付いた汚れを水だけで落とすことができます。
親水アクアコートは親水性の特徴をもつコーティング

ノーリツのオリジナルコーティングである「親水アクアコート」は、親水性の特徴を持つコーティングで、油汚れを水だけで浮かせる働きがあります。ビルトインガスコンロの天板には油汚れが飛び散りやすく、調理の度にお手入れするのが面倒という声も。ノーリツのガラストップ天板は親水アクアコートが施してあることで、天板に水を垂らしておくだけで油汚れが浮き上がり、サッとふくだけでOK。洗剤などを使うことなく、水だけで汚れを浮かせてスッキリ落としやすくします。

「食べ物を調理するビルトインガスコンロだから、なるべく洗剤を使いたくない方」、「ビルトインガスコンロ使用後すぐに天板の掃除をすることが多い方」などにおすすめです。


当社で取り扱っているノーリツのガラストップコンロは、
「親水アクアコート」を搭載しています。

※ネストと、ファミの一部機種のつやめきガラストップには親水アクアコートは搭載されていません
※ホーロー、ステンレス天板は親水アクアコートではありません

ガスコンロの清掃・お手入れのコツ。

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