新しいビルトインガスコンロのグリルは、なるべく汚れないように、汚れがついても掃除がしやすいように進化していますが、少し前のグリルはお手入れしやすいように作られていないものも多く、油汚れなどがこびりついてしまうことも多いかと思います。
メーカーが行ったアンケートでは、回答者のなんと90%が「グリルの掃除が面倒」と感じているという結果に。掃除が面倒だから、使用後も汚れを放置し、さらに通常使用すると汚れがどんどん蓄積され、掃除がしにくい状態になってしまいます。
今ついている汚れをしっかり落としてキレイなグリルで調理をしましょう!
グリル扉の掃除
現在販売されているガスコンロはグリル扉を取り外して洗うことが可能です。清掃の際は、取り外して柔らかいスポンジと中性洗剤を使い、シンクで洗うようにしてください。
油汚れが付きやすい部分ですので、重曹を使用したいところですが、全メーカー重曹の使用は不可としています。
また食洗機での洗浄も食器が当たってガラス面が割れてしまう可能性があるためNGとされています。
【ご注意ください】
扉の表側がシルバーやステンレスなどカラー塗装されている部分に重曹を使用すると塗装が剥げてしまいます。
グリル庫内の掃除
グリル庫内にはバーナーが搭載されており、掃除できる部分が限られています。 また、グリル内部には、電子部品などがあるため、水気はNGとなります。そのため、庫内の掃除はスプレータイプの洗剤を直接吹きかけるのはNGです。必ず塗布法や拭き取りでお手入れをします。 どの機種でもバーナー部分は避けてお掃除をしましょう。※お手入れ可能箇所は、取扱い説明書等でご確認いただけます。
軽い汚れは中性洗剤を薄めたもので拭き取り、その後水拭きをして洗剤を落とし、しっかり水気を拭き取り、乾かします。
また庫内素材は鋼板が使用されており、アルカリ性洗剤や重曹を使うと酸化してします。清掃の際は中性洗剤をご使用ください。
焼き網、受け皿の掃除
焼き網は実際に食品を乗せる部分ですので、衛生面から考えても使用したら必ず丸洗いをしましょう。
また、受け皿も直接油などが落ちる部分ですので、使用の度に丸洗いが鉄則です。
使用後すぐであれば、中性洗剤で丸洗いすれば汚れが落ちます。
また、焦げ付いてしまい擦っても取れにくい場合は、中性洗剤入りのぬるま湯や水に少しの時間浸けてから洗うと落ちやすくなります。
何度掃除しても汚れが落とせない場合には、部品交換がおすすめです。焼き網や受け皿も、メーカーサイトにて購入することができます