レンジフードの中でも、人気のリンナイOGRシリーズとXGRシリーズの清掃性を交換できるくん目線で徹底調査!独自の実験結果や、製造元である富士工業による実験レポートなど、他では見られない内容が盛りだくさんです。レンジフードの掃除が面倒と感じている方にこそ、ぜひご覧いただきたい特集ページです。
従来型は掃除に時間も手間もかかります
現在、多くのご家庭に普及している「ブーツ型」と呼ばれるレンジフードはキッチンの中でも掃除が大変な機器。汚れを落とすのが大変なだけでなく、高い所に位置するレンジフードはお手入れそのものがし辛い機器でもあります。
フード本体やファンについてしまった頑固な油汚れや、フィルターの細かい隙間に入り込んだ汚れをキレイに落とすのは時間も体力もいるものです。また、自分で徹底的にお掃除をしようとすると、レンジフードの分解から始めなくてはならない機種も多く、せっかくキレイになっても戻すのに時間がかかるというケースも多くあります。
最近では、プロにお願いするレンジフードクリーニングも流行っていますが、おおよそ2万円程度が相場で、頻繁にお願いするにはかなりのコストがかかってしまいます。
レンジフードが“掃除の手間”を減らす!
リンナイのレンジフードは、レンジフードの専業メーカー富士工業が製造しています。富士工業は40年以上にわたりレンジフードの企画・開発、OEM供給による販売を行うメーカー。この富士工業が製造するリンナイレンジフードOGRとXGRは、どこよりも「掃除の手間を減らす」ことを追求し、長年培ってきた経験と知恵と技術と、度重なる研究実験を重ねて完成させたレンジフードです。
「お手入れが面倒!」「掃除の手間を減らしたい!」とご検討のお客様は断然リンナイレンジフードがおすすめです。
ハイグレード機種OGR・XGRは掃除の手間が違います!
ファンや内部のお手入れはしなくてOK
内部を"汚さない"という発想から生まれた最上位機種のOGRシリーズは、シロッコファンなどの内部のお掃除を不要にしたレンジフード。秘密は、整流板を開けると見える、オイルスマッシャーディスクにあります。
このディスクが高速回転することで、レンジフードが吸い込む油汚れの約90%を捕集※し、本体内部への油の侵入を防ぎます。そのため、シロッコファンなど内部のお手入れは不要です。
※リンナイ社調べ(2019年10月時点)
ノンフィルタータイプ
従来型のレンジフードには、必ず目の細かいフィルターが付いていました。そのフィルターにレンジフードで吸い込んだ油煙などの汚れがついていたのです。そのため、掃除に時間がかかっていました。
XGRは掃除の手間がかかるフィルターを排除したノンフィルタータイプ。面倒なフィルタ掃除をする必要がありません。シロッコファンで油汚れをしっかりキャッチし遠心力で分離、オイルトレーに溜まる仕組みです。
拭き掃除しやすい一体型形状
OGR、XGRともに整流板の表側はフラットで拭きやすい形状です。さらに、整流板を開けると、内側は凹凸や継ぎ目のない一体パネルになっています。ここに継ぎ目があったり、大きな溝があると、その部分に油汚れが溜まり、拭き掃除の手間が増えてしまいます。また、角も丸みを帯びており、汚れをさっと拭くことができます。
整流板の内側の形状は、拭き掃除のしやすさ、汚れの取れやすさに関わる重要な部分。形状を工夫することで、汚れを溜めないレンジフードを可能にしました。
掃除を格段に楽にする独自の特殊塗装
OGRとXGRには、掃除の手間を軽減するため3つのオリジナル塗装を施しています。金属に色をつけるための塗装だけでは油汚れが付着し、落としにくくなってしまいますが、これらの特殊塗装を施すことにより、油のこびりつきを抑え、レンジフードのお手入れが格段に楽になります。
油を強力にはじくシリコン系防汚コーティング。実験では、吹きかけた油があっという間にはじかれ、下に流れていきました。
油汚れを水玉状にはじいて浮かせるコーティング。整流板やパネル部分などの油汚れを簡単に拭き取ることが可能です。
水と結びついて油汚れを落とすコーティング。頑固な汚れも水をかけるだけで簡単にお手入れできます。
右:オイルトレー
汚れにくく洗いやすい、XGRのシロッコファン
簡単に取り外せて洗えるXGRのシロッコファンには、細部にまでお手入れしやすい工夫が詰まっています。シロッコファン自体の塗装や形状が変わるだけで、面倒だったお手入れがグンと楽になります。
OGRはそもそも内部を汚さない設計なので、シロッコファンはお手入れいらずです。
金属に色をつけるための塗装だけでは、油がファンに付着した時にこびりつきやすく、ファン自体に油汚れが付着してしまいます。
XGRのシロッコファンは、金属部分に、油の付着を強力にガードするハイパークリーン塗装を施しているため、ファン自体への油汚れの付着を防いでくれます。さらにファンでキャッチした油が、ファンからダイレクトにベルマウス一体型オイルトレーに滴下する構造です。
これまでのブーツ型に装着されているシロッコファンはネジなどを外してファンを取り外さなくてはならないものが多かったのですが、XGRのシロッコファンはボタンを押すだけのワンタッチ着脱。
また、ボタンは押しやすく、高い位置でも着脱作業がしやすくなっています。またファンの重さは730g。片手で操作できる重さです。
つるんとした面が羽根の端になるので、あたりがやわらかく引っ掛かりなどがありません。他社にはない、使う側の立場にたったリンナイならではのひと工夫です。
OGRのオイルスマッシャー実験レポート
一般的なブーツ型レンジフードは、目の細かいフィルターに油を付着させ油を捕集する仕組みのため、フィルターが汚れ、そのフィルターの掃除に多くの手間と時間がかかっていました。
また、そのフィルターで捕集できる油は限りがあり、フィルターを通り抜けた油は、ファンやレンジフードの内部に付着します。これまでのレンジフードは、油がこびりついたフィルターに、汚れたシロッコファン、さらにはシロッコファンの周りも掃除する必要がありました。
OGRは、オイルスマッシャーディスクという、高速回転するディスクを、整流板の中に設け、油汚れの約9割を捕集し、内部に油汚れを送りこまないように設計されています。そのOGRの実力を実験結果と共にご紹介します。
※リンナイレンジフードの製造元である富士工業さんの工場見学にお邪魔した際、実際に見せていただいた実験レポートです。
※油は実験用に赤く着色してあります。
半年後のオイルスマッシャーディスク
まずはこちらが、半年間掃除なしで使用したオイルスマッシャーディスクです。ディスクにはほとんど油汚れの付着がありません。
オイルスマッシャーディスクで約90%の油を捕集しますが、その油がどこに行ったかというと・・。
※ディスクにホコリが付着していると、ホコリに油が凝着することがございます。
オイルスマッシャーで捕集された油汚れは、オイルガードにしっかりと溜まっているのがわかります。
また、整流板の裏側にも油汚れが溜まっています。
※油は赤く着色しています。
半年後のレンジフード内部の部品
OGRの設計上、通常は取り外すことのない、シロッコファンや取り付け金具など、レンジフード内部の部品です。実験のため、特別に見せていただきました。"内部を汚さない"という新発想のOGR内部の部品には、半年間掃除なしで使用しても、油汚れはほとんど見当たりませんでした。
実験を見ての感想
実験では、OGRに搭載されたオイルシャマッシャーディスクは、想像以上に油汚れを付着させずに、設計通りしっかりとオイルガードに油を誘導していました。OGRの仕組みは知っていたものの、この実験結果に見学者一同驚きを隠せませんでした。
また、オイルスマッシャーディスクは、見た目だけだとフィルターのようにも見えますが、従来のフィルターとは働きが全く異なっていて、まさに「似て非なるもの」でした。
最新のレンジフードは、ここまで進化を遂げているのか!と感動を覚えながら、これならレンジフードの掃除の手間を断然減らすことができる!と確信しました。レンジフードの掃除を楽にしたいとお考えの方にこそ、リンナイOGRをおすすめしたいです。
オイルスマッシャー搭載タイプ
フロストホワイト
お役立ち情報
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