賃貸住宅のガスコンロが故障した際はどうしたらよいのでしょうか?ご自身が入居している物件のガスコンロが故障したときの連絡先とその手順、またアパート・マンションなどを所有する賃貸オーナーの目線で交換する際の機種選定のポイントなどまとめました。賃貸住宅の備え付けガスコンロに多い、幅45cm以下のコンパクトタイプもご紹介いたします。
賃貸物件に設置されているガスコンロ(住宅設備機器全般)は全て賃貸物件オーナーの所有物になります。賃貸契約にもよりますが、ほとんどの場合はこれら機器が故障などで使えなくなった場合、賃貸オーナー(貸主・大家)がその費用を負担することになります。
※大家には借家の修繕義務がありますが、賃貸契約にガスコンロ修理交換について賃借人の負担とする特約が盛り込まれている場合は、経年劣化による機器交換が必要であってもその限りではありません。詳しくは賃貸契約内容をご確認ください。
入居者(借主)が物件オーナー(または管理会社)の許可なくガスコンロなどの設備機器の修理や交換を行うことは出来ません。慌てて工事業者へ直接連絡してしまう方もいらっしゃいますが、まずは落ち着いて管理会社へ連絡するようにしてください。
点火しない・火がつかない場合にまず確認すること
様々な理由で不具合や火が点かなくなることがあります。とある操作によって動作する場合や、ガスコンロの故障ではないこともあるので、調子が悪いと感じた時は、まず下記の点をご確認ください。
エラーコードが表示されている場合は内容を確認
ガスコンロの機種によっては操作パネルなどにエラーコードが表示されるものがあります。コードの種類から原因を特定し、対処できます。
メーカーごとエラーコードの意味と対処法については下記のページをご参考ください。
またエラーコード表示のほかにブザー音でエラーの内容をお知らせする機種もあります。ご使用機種の取扱説明書で内容をご確認ください。
点火ボタンや点火つまみを操作した時に「火花」が飛ぶか飛ばないか?
火花が飛ばない場合
このケースで多い原因は「電極の汚れ」と「電池切れ」の2つです。
電極(点火プラグ)は火花を散らして点火させる役割があるパーツですが、先端が汚れていると着火できなくなります。この場合、歯ブラシなどで汚れを除去することで解消します。
また電池が切れていても、電気が供給されないため火花が飛ばず着火しません。ガスコンロ本体の電池交換ランプが点灯または点滅していないか確認して、新しい電池と交換します。
火花が飛ぶ場合
火花は出るのに点火しない場合、バーナーにガスが供給されていないと考えられます。この場合は同じガス設備であるガス給湯器のリモコンを点灯させて「お湯が出るか」どうかも合わせてご確認ください。
給湯器リモコンが点灯し、お湯も出る
お湯は出る(ガス給湯器は動いている)のにガスコンロが全く使えない場合、コンロにつながるガス栓が閉まっている可能性があります。ガスコンロの下部にある元栓が閉まっていないか確認をします。
給湯器リモコンが点灯せず、お湯が出ない
お湯が出ない場合はガス供給自体が止まっている可能性があります。地震などを感知して、ガスメーターを自動で閉めることもあります。この場合はガスメーターを復旧することで解消します。
ガスメーターの復旧方法
1.ガス機器を止める | 2.復帰ボタンを長押し | 3.キャップを戻して3分待つ |
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ガスコンロの他にガスファンヒーターなどあれば、電源をオフにしてください。元栓を閉める必要はありません。
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ガスメーターの点灯部の横にあるキャップを外して中のボタンを2秒以上長押し。この時、ガス栓はあけたままにしてください。
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キャップを戻して3分待って、ガスコンロが点火するか確認してください。
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ご自身での復旧が不安な場合は、ご契約のガス会社に連絡をしてください。
また点火しない症状のほかに「ガス臭い」と感じた場合はガス漏れの可能性もあり、火災などの大きな事故につながる恐れがあります。ガスの臭いが強いと感じた場合は、ご自身で作業はせずに管理会社とガス会社へご連絡ください。
ガスコンロに不具合が生じたら管理会社に連絡を
給湯器は使えるのにガスコンロは使えない、メーター復旧しても点火しない場合は、ガスコンロ本体が故障している可能性が高いため、慌てずにまずは管理会社に連絡してください。
早く対応してもらうために
火が使えないと生活に支障が出るため、ガスコンロの不具合は一刻も早く対応してほしいものです。ただ貸主である大家さんも管理会社も、物件の住宅設備機器を細かく把握していることはほとんどありません。このため連絡を入れても確認に時間がかかることもあるようです。できるだけ早く対応してもらうために、管理会社へ連絡の際は下記の2点を伝えることでスムーズに交換することができます。
ガスコンロ本体に記載されている「型式」と「ガス種」を確認する
ガスコンロはシステムキッチンに埋め込まれた「ビルトインタイプ」、コンロ台の上にそのまま設置する「据置きタイプ(ガステーブル)」などの種類がありますが、どちらも電池ケースの裏側に貼っているラベルから型式を確認することができます。
ガスコンロに不具合が生じた際、管理会社では修理か交換の判断が必要になります。製造から10年未満のガスコンロは部品交換・修理対応できますが、それ以上の場合は交換となるケースが多いので、型番と一緒に製造年月を伝えれば手配(メーカー修理か交換工事業者へ依頼)の判断しやすくなります。
ガスコンロの症状や状況を事前に確認しておく
現在どういった症状(火がつかない、調理中に火が消える、炎が赤いなど)で、いつから出ているのか、困っていること、立ち会いができる具体的な日時候補を複数伝える、と業者の手配がしやすくなります。
ガスコンロ交換費用を入居者が負担しなければならないケース
機器の経年劣化による故障、不具合については賃貸契約に特約がない限り大家が借家の修繕義務(民法606条1項)を負うことになります。しかし、入居者(借主)が故意や過失があった場合はその限りではありません。修理・交換費用が入居者負担となってしまういくつかの例をご案内いたします。
管理会社を通さずに業者へ修理依頼した、または自分で修理した
過去に備え付けのガスコンロをご自身で勝手に修理した、または管理会社に連絡せずに業者に修理依頼をしたなどの場合は、入居者が交換費用を負担しなければならない可能性があります。賃貸住宅の設備については戸建て・マンションかかわらず、全て大家(オーナー)の所有物となります。
ガスコンロに不具合を確認したら、まず大家か管理会社に相談をお願いします。
通常では想定されていない使い方で故障した
「異常を放置したままガス漏れなどのトラブルを起こした」、「手入れを放置した結果、ひどい油汚れなどで故障した」、「物を落として天板が割れた・へこんだ」など経年劣化以外の入居者による不注意で発生した不具合も、自己負担になる場合があります。
引っ越しや退去時の原状回復の際にも、修繕費用の減額につながりますので定期的な掃除やお手入れは特に意識しておきたいポイントです。
残置物の場合は入居者が負担するケースも
貸主が設置した「設備」であれば原則、貸主(大家)が交換費用を負担しますが、前の入居者が退去時に置いていった「残置物」であれば入居者が負担するのが一般的です。
残置物として該当する可能性があるのは、据え置きタイプ(テーブルコンロ)で、ビルトインタイプはほどんどが設備品となります。
無用なトラブルを避けるため、ガスコンロが設備なのか残置物なのかを事前に管理会社や大家に確認しておくことをおすすめします。
また賃貸借契約書や重要事項説明書にも故障時の取り決めが、記載されている場合がありますので、合わせてご確認ください。
ガスコンロの調子が悪い場合は早めの連絡を
ガスコンロが壊れると、途端に生活が不便になります。こういった状況にならないためにも、運転時に大きな音(騒音)がする、動作が不安定といった症状がでた時は、早めに管理会社へ連絡することをおすすめいたします。
また入居前にガスコンロがちゃんと使えるか、不具合の有無などチェックをしておくと、後からのトラブルになることも防げます。長く住む場合は特に注意が必要です。
ガスコンロの不具合や故障のサイン
- 火がつかない、点火しづらい
- 調理中に火が消える
- 炎の色が赤い、またはオレンジに変わっている
- ガスの臭いが強い、異臭がする
- 火花が飛ばない
賃貸であっても一人暮らし用とファミリー世帯の住居では使用頻度が異なるため、故障のタイミングもさまざまです。故障のサインを確認したら早めの連絡をすることで「火が使えない」という不自由な時間を短縮することができます。
入居中物件で設備機器が故障した、使えなくて困っている、などの連絡が入った際は、費用よりも対応スピード重視で手配をする必要があるのではないでしょうか?また退去時には内装のやり変えや修繕、新しい入居申し込みがされやすいように設備のアップグレードをするなど、物件管理には何かと費用がかかるかと思います。ここでは効率的な費用管理方法や人気のビルトインコンロ機種などをご案内させていただきます。
入居中物件のガスコンロ交換について
入居中の物件でビルトインコンロ(住宅設備機器)の故障が起きた際は、賃貸物件に住む方に配慮して急いで対応する必要がありますので、特に住まいの必需品と言われる機器類は、当日、遅くとも翌日の対応を求められるケースが多くないでしょうか。
急がない
- 網戸の破れ
- クロスの剥がれ
- 浴室シャワー水漏れ
- 換気扇が回らない
- ガスコンロが使えない
- ウォシュレットが使えない
- エアコンが使えない
- キッチンから水漏れ
- 給湯器が使えない
- トイレが使えない
要緊急対応
急いで交換したい設備機器の注意点
上図のように人が生活する上で、なくてはならない設備ほど早急に対応する必要があるため、高くても早く対応できる業者に依頼しがちです。機器にはそれぞれ寿命がありますので、それらを把握して空室時に定期交換することで、コストと手間を抑えることができるようになります。
緊急対応はより費用がかかる傾向
各住宅設備の交換目安
各設備の耐用年数は多くの場合、10年前後と想定されています。しかし、設置環境、使用状況、頻度、使い方によって、寿命は短くなったり長くなったりとまちまちです。まだ使える機器を交換するのはもったいないと思われますが、結果費用が掛かってしまうのは避けたいところです。各設備の交換については「壊れた場合の緊急性がある機器を優先する」と考えると費用管理がしやすくなります。
- 緊急度低
- 洗面化粧台
- 洗面蛇口
- 浴室蛇口
- 温水洗浄便座
- 緊急度中
- 換気扇
- 浴室乾燥機
- ディスポーザー
- ガスコンロ
- IHヒーター
- レンジフード
- 緊急度高
- トイレ
- ガス給湯器
- エアコン
- キッチン蛇口
効率的なコスト・費用管理のコツ
退去空室時にちょうど機器の交換時期になればよいのですが、そういったベストなタイミングばかりではありません。やむを得ず入居中に修理・修繕・機器交換が必要になるケースが必ずあります。思わぬタイミングで対応が必要になった場合に備え、所有物件の情報を持っておくととても便利です。賃貸物件を所有する上で、下記の点を押さえておくと、管理費用削減につながるのでおすすめです。
賃貸オーナー様向けサービスをご用意しています
交換できるくんでは賃貸オーナー様向けのサービスをご用意しております。所有されている賃貸住宅のガスコンロ交換のコスト削減、入居者様への連絡対応、工事後の報告、保証書の郵送、選べるお支払い方法などメリットがたくさんあります。是非ともご活用ください!
賃貸物件で人気のビルトインコンロをご紹介
ガスコンロはシステムキッチンに埋め込まれた「ビルトインタイプ」とコンロ台の上にそのまま設置する「据置きタイプ(ガステーブル)」の2種類ありますが、交換できるくんで交換工事を行っているのは、ビルトインガスコンロのみとなります。こちらでは賃貸物件でおすすめのビルトインタイプをご紹介します。
現在、賃貸物件に設置されているガスコンロの天板幅と同じサイズの交換機種を選定ください。
一人暮らしや単身向けの間取りに多い幅45cmの2口タイプと、ファミリー世帯向け幅60cmの3口タイプなどがあります。
ビルトインガスコンロの交換及び取り付け可否については、見積フォームから画像をお送りいただければ担当者にて判断いたしますので、選定が不安な場合でもご安心ください。
※据置きタイプのテーブルコンロ交換をご希望の場合は、実際に取り付ける業者またはガス会社様にお問い合わせください。
幅45cm以下!コンパクトタイプの2口ガスコンロを交換
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ノーリツ ビルトインガスコンロ
『コンパクトタイプ』
N2C20KSK天板幅30cmグリルなしステンレストップ工事費用込み価格82,871円(税込) -
リンナイ ビルトインガスコンロ
『コンパクトシリーズ』
RD421H3SA天板幅45cmグリルなしメタルトップ工事費用込み価格78,369円(税込) -
ノーリツ ビルトインガスコンロ
『コンパクトタイプ』
N2G23KSQ1SV天板幅45cm無水片面焼ホーロートップ工事費用込み価格93,277円(税込) -
ノーリツ ビルトインガスコンロ
『コンパクトタイプ』
N2G23KSQ1天板幅45cm無水片面焼ホーロートップ工事費用込み価格89,829円(税込)
幅60cm!ベーシックタイプの3口ガスコンロを交換
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パロマ ビルトインガスコンロ
『スタンダード』
PD-N36天板幅60cm無水片面焼ホーロートップ工事費用込み価格63,959円(税込) -
パロマ ビルトインガスコンロ
『リプラ』
PD-509WS-60CV天板幅60cm無水両面焼ハイパーガラス
コートトップ工事費用込み価格91,053円(税込) -
リンナイ ビルトインガスコンロ
『メタルトップシリーズ』
RS31M5H2SABW天板幅60cm無水片面焼ホーロートップ工事費用込み価格68,225円(税込) -
ノーリツ ビルトインガスコンロ
『メタルトップシリーズ』
N3GT2RVQ1天板幅60cm無水片面焼ホーロートップ工事費用込み価格66,432円(税込)
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交換できるくんは、工務店やリフォーム会社が取り扱う大きなリフォーム・リノベーションではなく、住宅設備の交換を専門的に取り扱っています。この他社には無い専門性は20年ものノウハウ蓄積があり、お客様の声に耳を傾けながら磨き上げたサービスは今なお向上を目指し続けております。交換できるくんは、5年後、10年後といった未来のアフターサービス依頼時でも安心してご利用いただける盤石な財務体制があり、法令順守の徹底や高いサービス水準が求められる上場を果たした企業(東証グロース証券コード7695)です。全ての要素において、お客様へ安心と満足をお届けできる体制を整えております。
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部材費、オプション工事費が別途必要な場合についても事前にお知らせいたします。
- お見積りは総額のご提示だから明瞭
- 既存ビルトインガスコンロの撤去・処分なども含みます
- 事前のお知らせなく、お見積り金額確定後に追加請求することはいたしません
交換できるくんが選ばれる理由
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だから安い・早い・便利 - 商品も工事も
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ビルトインガスコンロ交換の流れ
1 Step1. 商品を選ぶ
交換されたいガスコンロをお選びください。当社にてお客様にあった商品をご案内することも可能です。
2 Step2. 見積りをご依頼
ガスコンロが決まったら見積りをご依頼ください。現行の画像をお送りいただければ、設置適合確認も当社で行います。
3 Step3. ご注文
見積りの内容にご納得いただいたらご注文手続きをお願いいたします。工事日程のご希望をお伺いします。
4 Step4. 工事お伺い
工事担当が商品を持って、お客様のご自宅へお伺いし、交換工事一式(本体取り替え及びガス可とう管の配管接続等)を行います。