メーカー別!ガスコンロのバーナーキャップ交換を解説

ガスコンロのバーナーキャップ交換 ガスコンロのバーナーキャップ交換を解説|リンナイ、ノーリツ(ハーマン)、パロマ ガスコンロのバーナーキャップ交換を解説|リンナイ、ノーリツ(ハーマン)、パロマ

バーナーの炎が出る部分のパーツを「バーナーキャップ」と呼びます。ビルトインコンロパーツの中でも五徳(ゴトク)同様に調理時は炎にさらされ高い耐久性が求められる部分ですが、 経年使用によって劣化してしまう消耗品とお考えください。ここではメーカー別バーナーキャップの交換方法と長持ちさせるお手入れ方法をご紹介いたします。

メーカー別のバーナーキャップ交換方法と費用

ビルトインコンロのパーツは消耗品になるため、各メーカー部品購入ができるサイトを用意しています。一部のパーツはメーカーパーツショップに掲載されていないものもありますので、 その場合はガスコンロを購入したショップにお問い合わせください。

リンナイガスコンロのバーナーキャップ交換

リンナイ(Rinnai)のバーナーキャップ素材はステンレス製とホーロー製があります|ガスコンロのバーナーキャップ交換ホーロー ステンレス

バーナーキャップの大小サイズ

3口コンロでは手前が大サイズです

ガスコンロ手前(左右)が大サイズ、奥が小サイズです|ガスコンロのバーナーキャップ交換

一部機種にはバーナーキャップが2種類(ステンレス製またはホーロー製)あります。この場合、バーナーキャップは五徳の素材と合わせてお選びください。
またバーナー位置によって、キャップの大きさと費用が変わりますのでご注意ください。強火バーナー対応のバーナーキャップにはHの刻印があります。

モデル名 五徳素材 部品コード・
型番
価格
デリシア100V
デリシア3V
ステンレスゴトク (大)151-445-000
(小)151-447-000
2,585円(税込)
2,464円(税込)
ホーローゴトク (大)151-446-000
(小)151-448-000
3,443円(税込)
3,487円(税込)
デリシアグリレ ステンレス鋳物ゴトク (左)151-365-000
(右)151-342-000
(後)151-343-000
3,575円(税込)
2,470円(税込)
2,123円(税込)
リッセ
マイトーン
スペリア
センス
スタンダード
メタル
ホーローゴトク (大)151-440-000
(小)151-441-000
1,397円(税込)
1,012円(税込)
ユーディア・エフ ステンレスゴトク (大)151-450-000 2,904円(税込)
ホーローゴトク (大)151-440-000 1,397円(税込)
セイフル ホーローゴトク (大)151-440-000 1,397円(税込)
※リンナイ公式純正パーツ購入サイト参照(2022年10月時点) ※部品価格の他、送料が掛かる場合もあります。 ※掲載している品番および価格は2022年10月時点のものです。最新情報はメーカー公式サイトをご確認ください。

リンナイガステーブルはビルトインガスコンロと部品を共用しています

HOWARO(ホワロ)はシステムキッチンではなくセクショナルキッチンに使用されるテーブルコンロ(卓上コンロ)ですリンナイ HOWARO(ホワロ)

セクショナルキッチンなどで使う卓上ガスコンロ(テーブルコンロ)がありますが、バーナーキャップにおいては一部(コンパクト/HOWARO)を除き、ほどんどがビルトインタイプと部品を共用しています。

※テーブルコンロは交換に工事を必要としないため交換できるくんでの販売・お取り扱いをしておりません。

リンナイ パーツ購入サイト Rinnai Style

Rinnai Style|リンナイガスコンロの純正パーツ購入サイト

ビルトインガスコンロの天板以外にも、純正オプション品(炊飯鍋、専用洗剤、スポンジ、クリーナー)などの購入も可能です。ご使用のガスコンロ品番が必要になりますので、サイトご利用の前に電池ボックス裏側に記載された品番をご確認ください。ご利用には会員登録が必要になります。

ノーリツガスコンロのバーナーキャップ交換

ノーリツ(Noritz)のバーナーキャップ素材はステンレス製とホーロー製があります|ガスコンロのバーナーキャップ交換ホーロー ステンレス

バーナーキャップの大小サイズ

3口コンロでは手前が大サイズです

ガスコンロ手前(左右)が大サイズ、奥が小サイズです|ガスコンロのバーナーキャップ交換

一部機種にはバーナーキャップが2種類(ステンレス製またはホーロー製)あります。この場合、バーナーキャップは五徳の素材と合わせてお選びください。
またバーナー位置によって、キャップの大きさと費用が変わりますのでご注意ください。強火バーナー対応のバーナーキャップにはHの刻印があります。

モデル名 五徳素材 部品コード・
型番
価格
プログレプラス
※2022年8月
メーカー生産終了
ステンレスゴトク (大)SRG7255
(小)SRG7563
(セット)503297
2,530円(税込) 2,200円(税込) 6,534円(税込)
ホーローゴトク (大)SRG7562
(小)SRG7564
(セット)503293
1,870円(税込) 1,067円(税込) 4,323円(税込)
プラスドゥ 鋳物製ホーローゴトク (左)SKC7723
(右)SKC7722
(後)SKC7721
5,390円(税込)
5,390円(税込)
4,730円(税込)
プログレ
ピアット
ファミ
メタルトップ
ホーローゴトク (大)SPA704A
(小)SPA704B
(セット)503305
1,870円(税込)
1,210円(税込)
4,455円(税込)
ピアット2口
ファミ2口
ホーローゴトク (大)SPA704A 1,870円(税込)
※ノーリツ公式純正パーツ購入サイト参照(2022年10月時点) ※部品価格の他、送料が掛かる場合もあります。 ※掲載している品番および価格は2022年10月時点のものです。最新情報はメーカー公式サイトをご確認ください。

ノーリツ パーツ購入サイト Noritz Days

NORITZ DAYS|ノーリツガスコンロの純正パーツ購入サイト

ビルトインガスコンロの天板以外にも、純正オプション品(炊飯鍋、専用洗剤、スポンジ、クリーナー)などの購入も可能です。ご使用のガスコンロ品番が必要になりますので、サイトご利用の前に電池ボックス裏側に記載された品番をご確認ください。ご利用には会員登録が必要になります。

パロマガスコンロのバーナーキャップ交換

パロマ(Paloma)のバーナーキャップ素材はステンレス製とホーロー製があります|ガスコンロのバーナーキャップ交換ホーロー ステンレス

バーナーキャップの大小サイズ

3口コンロでは手前が大サイズです

ガスコンロ手前(左右)が大サイズ、奥が小サイズです|ガスコンロのバーナーキャップ交換

一部機種にはバーナーキャップが2種類(ステンレス製またはホーロー製)あります。この場合、バーナーキャップは五徳の素材と合わせてお選びください。
またバーナー位置によって、キャップの大きさと費用が変わりますのでご注意ください。強火バーナー対応のバーナーキャップにはHの刻印があります。

モデル名 五徳素材 部品コード・
型番
価格
クレア ステンレスゴトク (大)486486700
(小)486486800
3,135円(税込)
3,300円(税込)
フェイシス ステンレスゴトク (大)486486700
(小)486486800
3,135円(税込)
3,300円(税込)
ホーローゴトク (大)481301700
(小)480621800
1,485円(税込)
1,485円(税込)
ウィズナ
ブリリオ
リプラ
スタンダード
ホーローゴトク (大)481301700
(小)480621800
1,485円(税込)
1,485円(税込)
アヴァンセ ステンレスゴトク 購入先へ問い合わせ 購入先へ問い合わせ
シスト ホーローゴトク (大)481301700 1,485円(税込)
※パロマ公式純正パーツ購入サイト参照(2022年10月時点) ※部品価格の他、送料が掛かる場合もあります。 ※掲載している品番および価格は2022年10月時点のものです。最新情報はメーカー公式サイトをご確認ください。

パロマガステーブルはビルトインガスコンロと部品を共用しています

パロマガステーブルはビルトインガスコンロと部品を共用しています
パロマガステーブルはビルトインガスコンロと部品を共用しています

セクショナルキッチンなどで使う卓上ガスコンロ(テーブルコンロ)がありますが、バーナーキャップにおいて一部を除きほどんどがビルトインタイプと部品を共用しています。

※テーブルコンロは交換に工事を必要としないため交換できるくんでの販売・お取り扱いをしておりません。

パロマ パーツ購入サイト PALOMA+

パロマプラス|パロマガスコンロの純正パーツ購入サイト

ビルトインガスコンロの天板以外にも、純正オプション品(炊飯鍋、専用洗剤、スポンジ、クリーナー)などの購入も可能です。ご使用のガスコンロ品番が必要になりますので、サイトご利用の前に電池ボックス裏側に記載された品番をご確認ください。ご利用には会員登録が必要になります。

ガスコンロのバーナーキャップ交換方法

バーナーキャップは特に固定されていないので持ち上げると簡単に取り外せます。新しいバーナーキャップを取り付ける際は、点火プラグ位置をあわせて置くだけでOKです。工具は不要です。 取り付けた後に傾き、浮きなどがないか確認し、炎が正しく出ているか点火及び火力調整して確認してください。

古い部品を真上に引き上げて取り外す|ガスコンロのバーナーキャップ交換方法
古い部品を真上に引き上げて取り外す

中が鉄製のホーローは腐食してボロボロと穴があいてしまうことも
新しい部品を水平に真上から取付け|ガスコンロのバーナーキャップ交換方法
新しい部品を水平に真上から取付け

故障の原因にもなるためメーカー標準品(純正品)で交換する
正しく取り付けられているか確認|ガスコンロのバーナーキャップ交換方法
正しく取り付けられているか確認

横から見て隙間なく取り付けられているか確認してください
最後に点火・着火確認を行う|ガスコンロのバーナーキャップ交換方法
最後に点火・着火確認を行う

正しく燃焼しているか必ず点火及び火力調整して確認してください
※バーナーキャップは適合するメーカー純正品をご使用ください。 ※卓上コンロ(テーブルコンロ)のバーナーキャップも同じ手順で交換します。

バーナーキャップの交換時期|交換した方が良い症状とは?

バーナーキャップは空気とガスを理想的な割合で混合して、炎を作り出す重要な役割を果たしています。熱に強い素材でできていますが定期的な掃除を行わないと汚れが溜まって目詰まりしたり、 表面が欠けて錆びてしまうこともあります。下記のような症状が出てきた場合は寿命と考え交換をご検討ください。

こんな症状を確認したらバーナーキャップの交換時期を迎えています

落ちない汚れが付着している キャップ本体が破損している
煤(すす)やサビなどの汚れがこびりついて取れない画像例|バーナーキャップの交換時期
本体が欠け、炎の色がオレンジまたは安定しない画像例|バーナーキャップの交換時期
  • 柔らかい布や歯ブラシでは取れない汚れが付着している
  • 炎の色が赤くなっている
  • バーナーキャップ本体に欠けや穴があり、炎が安定しない
  • 正しく取り付けができない
※バーナーキャップは消耗品です。ご自身で再塗装や修理などは行わず、古くなってきたら交換してください。

点火しない場合は点火プラグと電池の残量も合わせてチェック

電池交換もお試しください|ガスコンロのバーナーキャップ交換
電池交換もお試しください|ガスコンロのバーナーキャップ交換

ガスコンロが点火しなくなるのはバーナーキャップの破損や劣化の他、点火プラグや電池が無い、ガスが閉栓されているといった原因も考えられます。 点火時カチカチ言わない、火花が飛んでいない場合、まずは点火プラグの掃除や電池交換、ガスの元栓・ガスメーターの確認をしてみてください。

バーナーキャップと関連部品の清掃方法

ガスコンロのバーナーキャップは主に空気とガスを混ぜて炎を作り出す役割を果たしています。このためバーナーキャップが詰まったりすると炎が安定しません。 定期的に掃除を行うことで正しく安全にご使用いただけます。またふきこぼし等で汚れてしまった場合も同様の手順で清掃してください。

バーナーキャップのお手入れ・清掃方法

中性洗剤を含ませた柔らかい布で汚れを拭き取る|バーナーキャップの掃除・お手入れ

中性洗剤を含ませた柔らかい布で汚れを拭き取り、その後乾いた布で洗剤・水気を拭き取ります。

酸性及びアルカリ性洗剤はバーナーキャップを劣化させる可能性があるため使用しないようにしてください。

ステンレスクリーナーや水などでこすり取る|バーナーキャップの掃除・お手入れ

汚れが落ちない場合はステンレス製の場合はステンレスクリーナー、ホーロー製の場合はメラミンフォームスポンジに水を含ませてこすり取ります。
ただしこの清掃方法は表面の塗装を痛める場合がありますのでご注意ください。

目詰まりしている場合は裏返して歯ブラシなどで汚れを取り除く|バーナーキャップの掃除・お手入れ

炎口が目詰まりしている場合は裏返して歯ブラシなどで汚れを取り除きます。細かな部分は爪楊枝や竹串を利用ください。

バーナーキャップを傷つけてしまうスチールウールや金属ブラシは使用不可となります。

立ち消え安全装置、点火プラグ、温度センサーのお手入れ・清掃方法

立ち消え安全装置の周辺は歯ブラシの使用が有効|立ち消え安全装置、点火プラグ、温度センサーのお手入れ・清掃方法

中性洗剤を含めた柔らかい布で汚れを拭き取り、その後乾いた布で洗剤・水気を拭き取ります。

立ち消え安全装置(炎検知部)、点火プラグ(電極)は先端が尖っているため繊維が引っかかりやすくなっています。これらの周辺は歯ブラシの使用などが有効です。

片手で温度センサーを固定して水を含ませて固く絞った布で頭部と側面の汚れを拭き取る|立ち消え安全装置、点火プラグ、温度センサーのお手入れ・清掃方法

片手で温度センサーを固定して水を含ませて固く絞った布で頭部と側面の汚れを拭き取ります。
特に頭部が汚れていると正常にセンサーが働かなくなるため、汚れている場合は早めにお手入れする事をおすすめいたします。
また温度センサーは無理に回転させると故障の原因となりますのでご注意ください。

ステンレス部分の焼き色は完全には落とせません

バーナーキャップは上部と下部に分かれた構造になっています。ステンレス製・ホーロー製ともに塗装加工されているのは上部のみで下部は加工がされていません。
バーナーキャップは上部と下部に分かれた構造になっています。ステンレス製・ホーロー製ともに塗装加工されているのは上部のみで下部は加工がされていません。

炎周りで使用されるステンレス素材の部品は必ず焼き色が付きます。これは汚れではなく焼き色になるため、こすっても落とすことができません。
専用のステンレスクリーナーである程度は落とすことは可能です。

交換できるバーナーキャップや部品が無い場合は?

ビルトインコンロの部品保持期間は、リンナイ、ノーリツ、パロマともに生産終了から5年です。後継機種の部品と共有できる場合もありますが、モデルチェンジの内容によっては交換適合しない可能性もあります。

ご使用年数10年未満

ガスコンロを使用して10年未満の場合は適合するバーナーキャップパーツがあれば交換可能|ガスコンロのバーナーキャップ交換
ご使用10年未満の場合でも生産終了から5年経過していると専用の部品も販売終了となっているケースがあります。ご使用のモデルの後継品番がある場合、その部品を流用することが可能な場合もあります。廃版モデルとなっている場合は適合するバーナーキャップの入手が難しくなります。

ご使用年数10年以上

ガスコンロを使用して10年以上の場合は適合するバーナーキャップが生産終了となっている可能性が高い|ガスコンロのバーナーキャップ交換
10年以上ご使用されているガスコンロは消耗品の販売を終了している可能性が高くなります。ノーリツ「プラスドゥ」のように2006年の発売から現在に至るまで販売され続けているモデルは部品の販売も継続しています。バーナーキャップ交換が必要な際は現在も販売されているモデルかご確認ください

10年以上お使いの場合はガスコンロまるごと交換がおすすめ

10年以上経過している場合はバーナーキャップだけではなくコンロ本体の交換もご検討ください|ガスコンロのバーナーキャップ交換

現在販売されているガスコンロは10年前のものと比べて機能性に優れ、安全性、使い勝手が大幅の向上しています。メーカーの使用想定年数も10年と設定されているので、個々の部品交換をしても別の箇所に不具合が発生する可能性が高まります。8年以上で交換を検討しはじめ、10年以上お使いの場合はガスコンロ本体の交換をおすすめいたします。

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