ビルトインガスコンロの操作パネルやランプに表示される「電池交換サイン」が点灯するとコンロやグリルなどの機能が一時的に使用できなくなります。こちらは故障ではなく乾電池の交換時期を知らせるサインとなります。乾電池の交換時期は約1年に1回となります。ガスコンロのメーカーごとに正しい電池交換方法をご紹介いたします。
リンナイガスコンロの電池交換
リンナイガスコンロの電池交換ランプを確認
リンナイの電池交換ランプは前面パネルの電池マーク表示近くにあります。ランプが「点滅」する場合は電圧が残り少ないことを示しており、さらにバッテリーが減ると「点灯」した状態になります。点灯すると火がつかなくなるため、点滅したら早めに電池交換を行うことをおすすめします。
ガスコンロの電池がある場所はどこ?
操作部を開き、前面のパネルを手前に倒すと外れるようになります。操作部のみを戻すと電池収納ケースが見えます。
リンナイでは乾電池を直接、挿入するタイプと収納ケースが引き出し式になっているタイプがあります。
こちらはビルトインコンロ「リッセ」または「デリシア」シリーズの例ですが、コンロによっては点火スイッチもしくは火力調整レバーの下に専用の収納カバーがありますので、外していただくと電池収納ケースが見つかります。
一般的には電池交換ランプの近くに電池ボックスがあります。どうしても分からない場合は、製品の取扱説明書をご確認ください。
また、テーブルコンロなどは点火スイッチの下にあることが多いため合わせてご確認ください。
リンナイのガスコンロに使用する電池と注意点について
リンナイガスコンロに使用する乾電池のサイズは単一形(1.5V)2本
一部の据置きコンロやテーブルコンロを除き、リンナイのガスコンロに使用する乾電池は単一形(1.5V)が2本必要となります。
古い乾電池と新しい乾電池を混ぜて使用すると電池のバッテリー(寿命)が短くなってしまうため、交換する際は2本とも新しい電池をご使用ください。
「マンガン電池」ではなく「アルカリ電池」が推奨
電池は「アルカリ電池」と「マンガン電池」の2種類ありますが、最新のビルトインコンロは1度に必要とするエネルギーが大きいため、安定した電圧を供給できるアルカリ電池が推奨とされています。
リンナイ社もアルカリ電池を推奨しています。
電池を交換したのに点火しない場合の対処法
電池交換ランプが消えたのに火がつかない場合のチェックポイント
バーナーキャップ周りが汚れていないか確認する
乾電池以外に原因があると考えられます。多いケースはバーナーキャップ周りの汚れによる検知機能のエラーです。この場合はバーナーキャップを清掃することで解決します。
バーナーの各部位は以下の役割を持っています。
名称 | 役割 |
---|---|
温度センサー | 鍋底の温度を検知します。センサーが汚れると安全装置が誤作動を起こします。 |
立消え安全装置 | 火の有無を検知します。検知部が汚れると安全装置が誤作動を起こします。 |
電極 | 火花を散らして着火します。先端が汚れるとガスにうまく着火しません。 |
火口 | 隙間からガスを吐き出します。隙間が詰まるとガスが供給されません。 |
バーナーキャップとその周りに汚れがこびりついていると、火がつかない、火が小さい、火が途中で消えるなど様々なトラブルにつながります。
吹きこぼれがかかった時や揚げ物の油などは必ず取り除き、バーナーを清潔に保つことが故障の予防につながります。
バーナーキャップの清掃には歯ブラシが便利です。火口の隙間や、バーナー本体とセンサーの間など、汚れが溜まりやすいポイントなので丁寧に掃除します。
温度センサーは固く絞った布で水拭きをします。センサーの頭部で温度を測るので、センサー先端と側面の汚れを拭き取ります。
バーナーキャップの清掃が終わったら、しっかりと水気を切ってから取り付けます。湿気が残っていると火がつかない原因になります。
バーナーキャップは浮きが無いように取り付けます。取り付け向きを示す凸部で正しい向きを確認できます。
チャイルドロックなどの機能がかかっていないか確認する
ガスコンロには子供のいたずら防止を目的としたロック機能がついています。
ロックがかかっていると、点火ボタンが動かなくなります。気付かない間にロックがかかってしまっていないか、ボタンが押し込めないときは最初に確認をします。
電池交換ランプが点滅したままで火がつかない場合のチェックポイント
「電池の向き(プラス・マイナス極)が正しくセットされているか」、「乾電池に記載されている使用推奨期限を過ぎていないか」の2点をご確認ください。
※未使用の電池であっても、期限が過ぎている場合は自然放電により使用ができない場合があります。
それでも点火しない場合は電池ケース内で接触不良が発生している可能性があります。この場合はリンナイ(Rinnai)のお客様サポートに問い合わせを行い、状況に応じて修理が必要となります。
操作部にエラーコードが表示されていないかも合わせてご確認ください。
パロマガスコンロの電池交換
パロマガスコンロの電池交換ランプを確認
パロマビルトインコンロの電池交換ランプは前面パネルの電池マーク表示近くにあります。ランプが「点灯」する場合は乾電池が消耗していることを示しており、電池交換時期を迎えています。
テーブルコンロの場合は「お知らせサイン」が点灯すると電池交換が必要になります。
※点滅する場合は電池以外の要因で不具合が発生しています。
ガスコンロの電池がある場所はどこ?
操作部を開き、前面のパネルを裏から両手で手前に引くと外れるようになります。操作部のみを戻すと電池収納ケースが見えます。
パロマでは乾電池を直接、挿入するタイプと収納ケースが引き出し式になっているタイプがあります。
こちらはビルトインコンロ「フェイシス」シリーズの例ですが、コンロによっては点火スイッチもしくは火力調整レバーの下に専用の収納カバーがありますので、外していただくと電池収納ケースが見つかります。
一般的には電池交換ランプの近くに電池ボックスがあります。どうしても分からない場合は、製品の取扱説明書をご確認ください。
また、テーブルコンロなどは点火スイッチの下にあることが多いため合わせてご確認ください。
パロマのガスコンロに使用する電池と注意点について
パロマガスコンロに使用する乾電池のサイズは単一形(1.5V)2本
一部の据置きコンロやテーブルコンロを除き、パロマのガスコンロに使用する乾電池は単一形(1.5V)が2本必要となります。
古い乾電池と新しい乾電池を混ぜて使用すると電池の消耗が強くなってしまうため、交換する際は2本とも新しい電池をご使用ください。
「マンガン電池」ではなく「アルカリ電池」が推奨
電池は「アルカリ電池」と「マンガン電池」の2種類ありますが、最新のビルトインコンロは1度に必要とするエネルギーが大きいため、安定した電圧を供給できるアルカリ電池が推奨とされています。
パロマ社もアルカリ電池を推奨しています。
電池を交換したのに点火しない場合の対処法
電池交換ランプが消えたのに火がつかない場合のチェックポイント
バーナーキャップ周りが汚れていないか確認する
乾電池以外に原因があると考えられます。多いケースはバーナーキャップ周りの汚れによる検知機能のエラーです。この場合はバーナーキャップを清掃することで解決します。
バーナーの各部位は以下の役割を持っています。
名称 | 役割 |
---|---|
温度センサー | 鍋底の温度を検知します。センサーが汚れると安全装置が誤作動を起こします。 |
立消え安全装置 | 火の有無を検知します。検知部が汚れると安全装置が誤作動を起こします。 |
電極 | 火花を散らして着火します。先端が汚れるとガスにうまく着火しません。 |
火口 | 隙間からガスを吐き出します。隙間が詰まるとガスが供給されません。 |
バーナーキャップとその周りに汚れがこびりついていると、火がつかない、火が小さい、火が途中で消えるなど様々なトラブルにつながります。
吹きこぼれがかかった時や揚げ物の油などは必ず取り除き、バーナーを清潔に保つことが故障の予防につながります。
バーナーキャップの清掃には歯ブラシが便利です。火口の隙間や、バーナー本体とセンサーの間など、汚れが溜まりやすいポイントなので丁寧に掃除します。
温度センサーは固く絞った布で水拭きをします。センサーの頭部で温度を測るので、センサー先端と側面の汚れを拭き取ります。
バーナーキャップの清掃が終わったら、しっかりと水気を切ってから取り付けます。湿気が残っていると火がつかない原因になります。
バーナーキャップは浮きが無いように取り付けます。取り付け向きを示す凸部で正しい向きを確認できます。
チャイルドロックなどの機能がかかっていないか確認する
ガスコンロには子供のいたずら防止を目的としたロック機能がついています。
ロックがかかっていると、点火ボタンが動かなくなります。気付かない間にロックがかかってしまっていないか、ボタンが押し込めないときは最初に確認をします。
電池交換ランプが点滅したままで火がつかない場合のチェックポイント
「電池の向き(プラス・マイナス極)が正しくセットされているか」、「乾電池に記載されている使用推奨期限を過ぎていないか」の2点をご確認ください。
※未使用の電池であっても、期限が過ぎている場合は自然放電により使用ができない場合があります。
それでも点火しない場合は電池ケース内で接触不良が発生している可能性があります。この場合はパロマ(Paloma)のお客様サポートに問い合わせを行い、状況に応じて修理が必要となります。
操作部にエラーコードが表示されていないかも合わせてご確認ください。
ノーリツ(ハーマン)ガスコンロの電池交換
ノーリツガスコンロの電池交換ランプを確認
ノーリツビルトインコンロの電池交換ランプは前面パネルの電池マーク表示近くにあります。ランプが「点滅」する場合は乾電池が消耗していることを示しており、電池交換時期を迎えています。
ノーリツの場合は一部の機種で点火時に電池切れを知らせる「ブザー音」が鳴るタイプもあります。
ガスコンロの電池がある場所はどこ?
操作部を開き、前面パネルの左右側面に指をかけて手前に引くと外れるようになります。操作部のみを戻すと電池収納ケースが見えます。
ノーリツでは乾電池を直接、挿入するタイプと収納ケースが引き出し式になっているタイプがあります。
こちらはビルトインコンロ「ピアット」シリーズの例ですが、コンロによっては点火スイッチもしくは火力調整レバーの下に専用の収納カバーがありますので、外していただくと電池収納ケースが見つかります。
一般的には電池交換ランプの近くに電池ボックスがあります。どうしても分からない場合は、製品の取扱説明書をご確認ください。
また、テーブルコンロなどは点火スイッチの下にあることが多いため合わせてご確認ください。
ノーリツのガスコンロに使用する電池と注意点について
ノーリツガスコンロに使用する乾電池のサイズは単一形(1.5V)2本
一部の据置きコンロやテーブルコンロを除き、ノーリツのガスコンロに使用する乾電池は単一形(1.5V)が2本必要となります。
古い乾電池と新しい乾電池を混ぜて使用すると電池の消耗が強くなってしまうため、交換する際は2本とも新しい電池をご使用ください。
「マンガン電池」ではなく「アルカリ電池」が推奨
電池は「アルカリ電池」と「マンガン電池」の2種類ありますが、最新のビルトインコンロは1度に必要とするエネルギーが大きいため、安定した電圧を供給できるアルカリ電池が推奨とされています。
ノーリツ社もアルカリ電池を推奨しています。
電池を交換したのに点火しない場合の対処法
電池交換ランプが消えたのに火がつかない場合のチェックポイント
バーナーキャップ周りが汚れていないか確認する
乾電池以外に原因があると考えられます。多いケースはバーナーキャップ周りの汚れによる検知機能のエラーです。この場合はバーナーキャップを清掃することで解決します。
バーナーの各部位は以下の役割を持っています。
名称 | 役割 |
---|---|
温度センサー | 鍋底の温度を検知します。センサーが汚れると安全装置が誤作動を起こします。 |
立消え安全装置 | 火の有無を検知します。検知部が汚れると安全装置が誤作動を起こします。 |
電極 | 火花を散らして着火します。先端が汚れるとガスにうまく着火しません。 |
火口 | 隙間からガスを吐き出します。隙間が詰まるとガスが供給されません。 |
バーナーキャップとその周りに汚れがこびりついていると、火がつかない、火が小さい、火が途中で消えるなど様々なトラブルにつながります。
吹きこぼれがかかった時や揚げ物の油などは必ず取り除き、バーナーを清潔に保つことが故障の予防につながります。
バーナーキャップの清掃には歯ブラシが便利です。火口の隙間や、バーナー本体とセンサーの間など、汚れが溜まりやすいポイントなので丁寧に掃除します。
温度センサーは固く絞った布で水拭きをします。センサーの頭部で温度を測るので、センサー先端と側面の汚れを拭き取ります。
バーナーキャップの清掃が終わったら、しっかりと水気を切ってから取り付けます。湿気が残っていると火がつかない原因になります。
バーナーキャップは浮きが無いように取り付けます。取り付け向きを示す凸部で正しい向きを確認できます。
チャイルドロックなどの機能がかかっていないか確認する
ガスコンロには子供のいたずら防止を目的としたロック機能がついています。
ロックがかかっていると、点火ボタンが動かなくなります。気付かない間にロックがかかってしまっていないか、ボタンが押し込めないときは最初に確認をします。
電池交換ランプが点滅したままで火がつかない場合のチェックポイント
「電池の向き(プラス・マイナス極)が正しくセットされているか」、「乾電池に記載されている使用推奨期限を過ぎていないか」の2点をご確認ください。
※未使用の電池であっても、期限が過ぎている場合は自然放電により使用ができない場合があります。
それでも点火しない場合は電池ケース内で接触不良が発生している可能性があります。この場合はノーリツ(Noritz)のお客様サポートに問い合わせを行い、状況に応じて修理が必要となります。
操作部にエラーコードが表示されていないかも合わせてご確認ください。
ガスコンロの修理と交換を検討するタイミング
ビルトインガスコンロの寿命は約10年となります。電池を交換したのにコンロが点火しない場合は修理を依頼する必要がありますが、10年以上経過していると、メーカーに既に部品がなく修理そのものができなかったり、修理しても症状が改善しなかったり、修理ができてもすぐに別の故障がおきて修理を繰り返すケースもあります。
ビルトインコンロを使用して約8年ほど経過しているようであれば、交換も視野に入れて検討されることをおすすめします。
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