タンクレストイレの水圧確認方法|トイレリフォーム

タンクレストイレの水圧確認方法

タンクレストイレは、トイレ室内にきている水道の圧力で洗浄をおこなうため、一定以上の水圧が必要です。水圧が弱い場合、ウォシュレットの洗浄水の勢いが弱くなったり、便器ボウル面の洗浄能力が低下する場合がございますので、事前に水圧のご確認をお願いいたします。
なお、タンクレストイレの中でも、低水圧に対応するシステムを搭載している商品もあり、一般のタンク式便器と同じ水圧で設置が可能なトイレもございます。

タンクレストイレ設置における水圧チェック

次のようなご家庭は、トイレの水圧が低いことがありますので、ご注意ください。

シャワーの出が悪いシャワーの出が悪い通常使用に不便のない程度のシャワー水圧が必要です。
シャワーの出が悪い場合、家全体の水圧が低いことが考えられます。
2階以上のトイレ、高所2階以上のトイレ、高所マンションの2階以上では水圧が足りないことも多いため設置前に確認が必要です。
高い場所は、低い場所に比べて水圧が低くなります。
配管状態配管状態築年数20年以上の配管はご注意ください。
古い配管は、水の通り道がせまくなり、水の出が悪くなります。
井戸水井戸水基本的にネオレストの設置はおすすめできません。
汲み上げるポンプの性能によって、水の出が悪い場合があります。

最低必要水圧【一般のタンク式便器:0.05MPa】

TOTO ネオレストRS・AS・LS(手洗器付を含む) ⇒ 0.05Mpa(10L/分:流動時)
LIXIL(INAX) サティスX・G ⇒ 0.05MPa(流動時)
サティスS(ブースターあり) ⇒ 0.05MPa(13L/分:流動時)
サティスS(ブースターなし) ⇒ 0.07MPa(17L/分:流動時)
パナソニック アラウーノL150 ⇒ 0.05MPa(流動時)
アラウーノS160 ⇒ 0.05MPa(流動時)
NewアラウーノV ⇒ 0.05MPa(流動時)
メーカー各社公表値に基づく(2024年4月時点)

水圧確認の目安

浴室水栓のシャワーを吐水したまま床に置きシャワーヘッドが動く(跳ねる)程度の水圧があるかどうかご確認をお願いたします。

※『蛇口・シャワーの出が極端に弱い』『トイレタンクに水が溜まるのが極めて遅い』といった場合は、タンク式トイレでのご検討をおすすめいたします。

水圧測定方法

確認方法1 バケツによる簡易流用測定 既設の止水栓にホースを取り付け、
目盛り付のバケツで10秒間の水量を測る。
既設の止水栓にホースを取り付け、目盛り付のバケツで10秒間の水量を測る。
 止水栓のタイプ 水量(10秒間)
D
 ネオレストの止水栓 5.5L以上
 ロータンク用止水栓(壁) 4.5L以上
 ロータンク用止水栓(床) 4.0L以上
確認方法2測定治具(別売)による水圧測定 専用の測定治具(別売)を使い、
流動時の静水圧を測定する。
HH15003 簡易水圧測定
簡易水圧測定器
HH15003

数量

交換できるくんの水圧調査

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