ノーリツ勉強会レポート|活動レポート

ノーリツ 勉強会レポート

各メーカーさんのご協力の元、新商品発売時に行ってもらっている勉強会の様子をご紹介させていただきます。

今回会場となりましたノーリツ東京ショールームはリニューアルオープンしたばかりでとてもきれいです。
この日はショールームの休業日を利用して当社のみ貸切での勉強会を開催していただけるということで、ノーリツさんのご配慮に感謝するとともに、スタッフ一同、気を引きしめて、研修に臨みました。
ノーリツ東京ショールーム
新宿住友ビルの15階にあるノーリツさんの東京ショールームです。最新のガスコンロ、レンジフード、ビルトイン食洗機、レンジフードなどが展示されています。ガスコンロやハイブリッド給湯器などの最新情報について、まずはメーカー担当者さんによる座学での勉強会からスタートします。
ガスコンロの設計思想
座学の後は、実機を見ながら、機能や操作性、施工性など、様々な観点でご説明をいただきました。
今回、特に興味深かったお話は、ガスコンロの設計思想です。
リンナイの上位機種には「スモークオフ」、ノーリツの上位機種には「グリルクリーンモード」という、グリルを使用する際に出る煙やニオイを抑える最新の機能が搭載されているのですが、ここに両社の思想の違いが表れていました。
リンナイの「スモークオフ」は、グリルでお魚などを焼く時に出る「煙」と「ニオイ」を押さえる機能で、”焼いている最中に”効力を発揮します。一方で、ノーリツの「グリルクリーンモード」は、グリルでお魚などを焼いた後、グリル庫内に残る「ニオイ」を押さえる機能で、”焼いた後に”効力を発揮します。
※両機能とも、一部の機種に搭載されています。
ノーリツの設計思想としては、焼いている間に出る煙は「レンジフード/換気扇」が吸えばよく、また、魚の焼いているニオイは、食欲をそそり、食育の観点からも不自然に消すべきものではない、ということでした。
一方で、夜に魚を焼いた後、例えば翌日の朝などにグリルでトーストやピザなどを焼くことを想定し、魚のニオイがトーストやピザに移ってしまうと、味が落ちるため、グリルの庫内に残るニオイを「グリルクリーンモード」機能で軽減させる、という思想で、このような機能を開発したとのお話でした。
日々取り扱いをしている私達としましても、その機能が開発された根底にある設計思想を伺うことで、より一層商品に愛着を抱いて販売することができますので、こういうお話をお聞きすることを大切にしたいと思います。
給湯器
こちらのショールームでは、給湯器の内部も見ることができます。基盤をはじめ、テクノロジーが集約されていることが確認できるように工夫されています。ご興味のあるお客様はぜひ足を運ばれてみてください。
この日の勉強会は営業担当だけではなく施工担当も含めてのものでしたので、施工性についての質問が多く出て、非常に活気のある研修となります。今回も予定時間をかなりオーバーしてしまいましたが、最後まで真摯にスタッフからの質問に対応いただきましたノーリツ社の小山さんをはじめ、研修を主催いただきました皆様、本当にありがとうございました。

住宅設備機器の販売・施工専門店として、スタッフ一同、日々勉強、研鑽を行って参りますので、今後ともご愛顧の程、よろしくお願い申し上げます。