TOTOテクニカルセンター技術研修|活動レポート

TOTO テクニカルセンター技術研修

TOTOさんの協力のもと、水まわり空間の専門家向け技術施設である 「TOTOテクニカルセンター」において、当社営業・施工スタッフが、最新技術・海外動向等を学んでまいりました。

TOTOテクニカルセンター画像1
「TOTOテクニカルセンター」の入口には約600枚の写真で構成されたブランドウォールがあり、各時代を代表する事例や主力商品が紹介されています。機械遺産に認定されている初代ウォシュレットなど、一般的には大変珍しい商品もあります。
通水ラボ
今回の研修の目玉の「通水ラボ」です。
この施設では、排水管が透明になっているため、最新節水トイレの搬出・搬送能力を実際に目で確認することができます。また、スケルトン便器で、一回の洗浄水量3.8Lを可能にしたTOTOの洗浄技術「ハイブリッドエコロジーシステム」の構造や洗浄時の動きを確認しました。
水栓
トイレと同様、水栓の分野においても、従来より約35%少ない水で量感のあるシャワーを実現したエアイン技術の構造や水滴の動きを確認しました。
(短い間隔でストロボがたかれることで、通常では見えない水の流れ・水滴の動きが確認できる仕掛けとなっています。)
海外最新動向のプレゼンテーション
各施設を見学後、セミナールームにて、TOTOさんによる水まわりの海外最新動向のプレゼンテーションが行われました。 ドイツのフランクフルトで開催されたISH(International Sanitary and Heating )という世界最大規模の水まわりトレードショーの様子や、業界のトレンド、最新商品情報など、大変貴重な情報を共有していただきました。
レストパルF
TOTOショールームには、最新型システムトイレ「レストパルF」が展示されています。
TOTOさんが3年前に実施した調査では、タンク式トイレ、タンクレストイレ、壁掛け式トイレの内、75%のお客様が「壁掛け式トイレ」を選択され、その理由のトップは「便器と床の境目がないので掃除がしやすそう」との結果が出ました。このようなお客様のニーズを満たすべく商品化されたのが、レストパルFです。

フローティングデザインのレストパルFは、床から便器が約60mm浮いているため、便器の下の床もさっと一拭きすることができます。クイックルワイパーや、一般的な掃除機のヘッドであれば便器下に入るので、トイレの床掃除が大変楽になります。

当日は、実機を前に、施工上のポイントなど、メーカー技術者を交えて情報交換を行いました。
左→レストパルF 右→ワンデーリモデル
左がレストパルF、右がワンデーリモデルです。
両者を見比べると、レストパルFの方が若干便座が低い位置にあります。このような細かい情報は、実際に目で見ないと分からない点です。
当社では、営業・施工スタッフの垣根を越えて、商品・技術勉強会や最新動向セミナー等に参加し、知識を深めることで、お客様のご期待にお応えできるよう努めております。
今後ともご愛顧の程、よろしくお願い申し上げます。