条件から給湯器を選ぶ

給湯器修理のメリット・デメリットとは?交換と徹底比較

給湯器修理のメリット・デメリットとは?交換と徹底比較
異音がする、湯温が安定しない、お湯が出ないなど、給湯器の調子が悪くなってしまった場合、修理と交換のどちらを選ぶべきなのでしょうか。給湯器修理・給湯器交換のそれぞれのメリットとデメリットを、お使いの状況ごとに徹底解説します。
さっそく給湯器を選ぶ。その前にショートカットでお見積りも可能です。もちろん、給湯器修理とどちらがいいか、十分に比較されてからでも大丈夫です。
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メーカーへ修理を依頼する方法

ガス給湯器が壊れたら、まずは修理が頭に浮かぶ方が多いのではないでしょうか。どのような場合なら給湯器修理が適しているのかケースごとに紹介します。

メーカーの保証期間内である場合

無償で修理を受けられるため、まずは修理を依頼しましょう。
交換が必要と判断された場合でも無償で交換してもらうことができます。
毎日使う給湯器は寿命があります。
点検・メンテナンスを兼ねて積極的にサービスを受けることを推奨します。(※故意による破損など、故障の原因によっては有償対応になることもあります)

基本的には購入後に1~2年間のメーカー保証がつきますが、機種によっても異なりますので、お手持ちの保証書をご確認ください。

メーカーの修理対応期間内である場合

メーカー保証期間を過ぎていると有償になりますが、おおよそ7年以内の給湯器であれば修理対応が可能なことが多いです。
メーカーにより修理をするのに必要な「部品保有期間」が異なりますのでお使いの機種をご確認ください。

メーカーごと保証・修理可能期間の早見表
  メーカー保証期間 修理可能期間
非BL BL 非BL BL
リンナイ 1年 2年 7年 10年
ノーリツ
パロマ
パーパス

※いずれの年数も、「製品の製造を終了した月」から起算したものです。
※「修理可能期間」は、メーカーが部品を保有している「部品保有期間」を指しています。

「BL」とは?

BLとは、品質・性能・アフターサービスなどが優れている優良住宅部品(BL部品)のことで、「よりよい住まいを」を意味する" Better Living "の頭文字をとって命名されたものです。給湯器の他にはトイレ・洗面台・換気扇・エレベーターなどが、一般財団法人ベターリビングの審査を経て認定されています。 BL認定品は、通常の商品と比べメーカー保証期間・部品保有期間が長く設定されるため、お使いの給湯器がBL認定されているかどうかにより無償点検や修理を受けられる期間が変わります。

BL部品の見分け方

機器のどこかに、認定シールが貼ってあります。給湯器の場合は、本体前面のフロントカバーに貼ってあることがほとんどです。 ベターリビング認定シール。給湯器修理をお考えの場合は修理を受けられる期間の参考になりますのでご確認ください。
また、各メーカーごとに、品番(型番・型式)が分かれば判別できる場合もあります。交換できるくんで扱っているメーカーでは、おおむね以下のように判別できます。 ただし、この法則に当てはまらない製品もございますので、あくまで参考程度にお考えください。基本的にはシールの有無で確認し、わからない場合はメーカーに問い合わせるのが確実です。
  BL部品の品番
ノーリツ 末尾に「BL」がある
パーパス
パロマ 末尾に「L」がある
リンナイ 末尾に「-E」がない

各メーカーのサポートページもご参考ください。 リンナイ お客様サポートページ https://www.rinnai.co.jp/contact/ ノーリツ アフターサポートページ https://www.noritz.co.jp/aftersupport/ パーパス アフターサポートページ https://www.purpose.co.jp/aftersupport/ パロマ サポートページ https://www.paloma.co.jp/support/ ガスター サポートページ https://www.gastar.co.jp/contact/contact-gas/ TOTO サポートページ https://www.tom-net.jp/TOMNET/guaide02.htm

8年近く使用していて以下のような症状が出たら、交換時期かもしれません。まずは点検をおすすめします。

  •  給湯器から異音がする
  •  お風呂のお湯がぬるい
  •  排気口が黒くすすけている
  •  給湯温度が安定しない
  •  お風呂の追い焚きができない

修理はどこに依頼すればよい?

お住まいが賃貸の場合はまず大家さんや管理会社に問い合わせ、自己所有の場合は設置業者またはメーカーに問い合わせましょう。
修理はメーカーのメンテナンススタッフでないと行えないため、一般的な工務店などに依頼しても二度手間になってしまうことがあります。

給湯器を交換した方が良いケース

給湯器の使用期間が長い、給湯器自体が劣化している場合は、交換をした方が良いケースがほとんどです。

使用期間がおおむね8年以上である場合

ガス給湯器は8~10年くらいが寿命といわれます。設置後、10年以上経過していると、メーカーに既に部品がなく修理そのものができなかったり、修理しても症状が改善しなかったり、修理ができてもすぐに別の故障がおきて修理を繰り返すケースもあります。
数回修理しても症状が改善せず、最終的に交換することになる場合もあります。

また複数箇所の修理が必要な場合や修理箇所以外にも劣化が見られる場合は、メーカーサービススタッフから、修理ではなく交換をすすめられることも多いです。

給湯器を交換した方が良いケースの例です。安全にご使用いただくためにも、このような場合は給湯器修理ではなく取り換えをご検討ください。

交換はどこに依頼すればよい?

ぜひ、交換できるくんにご依頼ください。
交換できるくんなら、お見積りはラクラク、ご使用中の給湯器の写真を撮って送るだけ。工事前の訪問見積りがないので、その分のコストを工事価格に還元しています。社内にガス給湯器交換の専門部署を持つ責任施工のため、工事の品質にも自信がございます。また当社の工事には10年の商品・工事保証が無料で含まれており、交換後も安心です。

自分で修理できる?

DIYという言葉が一般的になった昨今、ネット上でも給湯器交換の動画や取付方法の解説などを見ることができるようになりました。DIYや自作が得意な場合、給湯器の修理や交換を自分でと考える方もいらっしゃると思いますが、交換できるくんでは以下の理由により推奨いたしません。

工事には資格が必要です

ガス給湯器・電気温水器・石油給湯器のいずれにおいても、交換設置のケースに応じて、各種資格が必要となります 。たとえば、ガス給湯器工事の場合には、以下のような資格があります。

【資格の一例】

  • ガス機器設置スペシャリスト
  • 液化石油ガス設備士
  • 簡易内管施工士
  • ガス可とう管接続工事監督者
  • 内管工事士…など
無資格工事は違法であり、またたいへん危険です。給湯器の交換工事はプロにお任せください。
なお、交換できるくんは各種許認可を取得しており、工事は有資格者が行うため安心です。
取得した許認可一覧を公開しています。

取得済み許認可一覧はこちら >

東京ガス簡易内管施工登録店 1-20150037 大阪ガス簡易内管施工登録店 第K001326号 ガス機器設置スペシャリストの店登録店 建設業の許可票

結局、修理と交換はどちらがいいのか? 一目でわかるようにまとめました。

修理・交換時期の目安

修理・交換時期の目安

メーカー保証期間内であれば、まずはメーカーの給湯器修理サービスや点検サービスのご利用をおすすめします。故障の原因によっては有償となりますが、原則無償で対応してくれます。
その後、保証期間が切れてしまった場合でも、有償にはなりますが8年程度までは修理が可能な場合が多いです。

メーカー保証期間を過ぎて年数が経つほど、交換の可能性が高くなります。
特に、10年以上使っている給湯器に関しては、給湯器自体の耐用年数限界(寿命)もあるため交換が必要となってきます。
8年~10年ほどお使いの給湯器に関しては修理の選択肢もありますが、思うように症状の改善が見られなかったり、あるいは複数回・複数箇所の修理が必要となり、費用が交換以上にかさんでしまうことも。
「まだ修理できそう」「もったいない」と思っても、思いきって交換してしまった方が長期的にはお得になることが多いです。

修理と交換のメリット・デメリット

修理と交換のメリット・デメリット

  メリット デメリット
修理  保証期間内であれば原則無償。
 保証期間外でも交換より安価。
× 直らない可能性がある。
× 修理後も他の箇所が壊れる可能性がある。
× 必要な修理回数が多いと費用がかさむ。
× 直らない場合でも出張費が発生する。
× 最新式のものと比べエネルギー効率が落ちる。
交換  給湯器を新品にできる。
 メーカーや号数変更ができる場合がある。
 エコ給湯器にすればガス代を節約できる。
 すぐに修理が必要になるリスクが少ない。
 購入時、商品保証期間を別途有償で延長できる。
× 初期費用が高い。
× 7年以内の給湯器に対しては割に合わない。
  メリット
修理  保証期間内であれば原則無償。
 保証期間外でも交換より安価。
交換  給湯器を新品にできる。
 メーカーや号数変更ができる場合がある。
 エコ給湯器にすればガス代を節約できる。
 すぐに修理が必要になるリスクが少ない。
 購入時、商品保証期間を別途有償で延長できる。
  デメリット
修理 × 直らない可能性がある。
× 修理後も他の箇所が壊れる可能性がある。
× 必要な修理回数が多いと費用がかさむ。
× 直らない場合でも出張費が発生する。
× 最新式のものと比べエネルギー効率が落ちる。
交換 × 初期費用が高い。
× 7年以内の給湯器に対しては割に合わない。
【エコ給湯器とは?】

環境にも家計にも優しい給湯器、「エコジョーズ」。これまで利用されることなく捨てられていた排熱を回収して利用する設計になっており、これから給湯器を交換される方におすすめの商品です。ご自宅のガス使用量にもよりますが、長い目で見れば、修理よりも 交換した方がかえってお得になる こともあります。下のバナーより、エコジョーズの特長やメリットをご確認いただけます。

結局、どちらがいいの?

10年以上お使いのガス給湯器の場合、交換をおすすめいたします。修理を選ぶメリットは主に費用の安さにありますが、経年劣化に伴い何度も修理することになるリスクや、エネルギー効率の高い給湯器に交換することを前提とすれば、長く使っている給湯器に関しては交換した方がお得になる 場合が多くなっています。

8年以内の比較的新しいガス給湯器であれば、まずはメーカーの点検サービスの利用や修理の検討をおすすめいたします。

当社にご相談いただくケースのほとんどは、修理よりも 交換 が適しています。

給湯器交換のことなら交換できるくんにお任せください。国内メーカーの製品を特価で取り揃えており、いずれも本体代+工事費の明朗会計でご利用いただけます。給湯器の機種をお選びになる際は、最新の人気・売り上げランキングをぜひご覧ください。

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交換できるくんが選ばれる理由

ガス給湯器の修理と交換どちらがよいか、お探しの答えは見つかりましたか。ご不明点等ございましたら、ご遠慮なく交換できるくんへお問い合わせください。

給湯器 お役立ち情報

動画でお客様インタビュー「他社に断られたマンションのTES式ガス給湯器の交換を、交換できるくんにやってもらいました」

注目お客様インタビュー動画

「他社に断られたマンションのTES式ガス給湯器の交換を、交換できるくんにやってもらいました」
以前も当社をご利用いただいたお客様からガス給湯器の交換工事をご依頼いただき、お話を伺いました。
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