蛇口交換業者の選び方｜蛇口や水栓の交換はどこに頼む？

蛇口や水栓金具の修理については、製造元のメーカーが対応してくれます。特にシングルレバー混合水栓や浴室サーモスタット混合水栓などの複雑な構造をした水漏れ修理はメーカーへの依頼をおすすめします。

ただし蛇口本体の交換となった際は、メーカーでは対応ができません。修理部品の保持期間は製造中止から約10年なので、10年以上お使いの蛇口が壊れた際は、メーカーへの修理依頼ではなく交換をご検討ください。

主に水漏れや配管詰まりなどが生じた際に対応してくれる業者です。緊急性の高い工事対応を主としてますが、蛇口であれば即日その場での交換対応も可能です。ただしこの場合、交換できる蛇口は業者さんが持ち歩いている機種に限られ、選択の幅は多くありません。

また水漏れ修理がメインのため、ホームページには蛇口交換となった際の費用が掲載されていないケースが多くあります。水漏れ発生時の急を要する場面で依頼するには頼りになりますが、本当に修理で対応できないものか、交換する蛇口が要望にあったものか、請求される費用が妥当なものか、しっかりと見積りをもらってから判断することをおすすめします。

大手ホームセンターでは蛇口本体の展示があったり、その場で交換の相談ができる窓口がある店舗もあります。
基本的にはDIY向けの販売となるため、ご自身で工事を行う方向けです。工事も依頼できるお店はありますが、外注業者へ委託するケースが多く、相談があった際は現地調査から見積り提出まで提携している協力会社が行います。

数時間で完了する単純な蛇口交換よりも数日かけて行う大掛かりなリフォームを得意としています。職人さんの作業費用は日当計算であることがほとんどであるため、蛇口交換だけの単工事を依頼すると他業者に比べ割高になることもあります。キッチンや風呂のリフォーム時に他箇所の蛇口も一緒に交換するケースはありますが、水栓工事のような単工事だけを依頼するのはコスト負担が大きくなる傾向にあります。
蛇口交換は水道設備工事にあたり、工務店・リフォームでは外注（下請け）であることが多いのも高い費用になる要因のひとつといえます。

工事請負金額が500万円(税込)以下の工事については、国土交通省の定める「軽微な工事」に該当するため、建築業法における許可制度の適用除外とされ、蛇口工事のほとんどは建設業許可がなくても工事を請け負うことが可能です。しかしお客様や工事に対するスタンスはこういった許認可を取得しているかどうかにも表れます。安心できる業者の判断材料として建設業許可の他、工事する自治体の許認可を取得しているか、またそれらの情報を公開しているかをご確認ください。

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同じ業者に見積を取得しても担当者によって見積内容や価格が異なるといったケースがリフォーム工事には多く見受けられます。商品の希望小売価格、割引率、販売価格や工事費用が明確であるかどうかは信頼できるかどうか判断するうえでとても重要な要素となります。施工業者のホームページやチラシなどでこれら料金が公開されている場合は安心材料のひとつとなります。

リフォーム業者によって自社の施工スタッフで工事対応、協力業者に工事を依頼する場合と様々ですが、何より重要になるのは実際に施工を担当する者の身元、有資格、経験等をリフォーム業者が把握しているかどうかの点です。下請けに出した先の業者がさらに下請けに設置工事依頼をして元請け業者が施工者を把握していないような状況は消費者として避けたいところです。工事注文を受けた会社が工事スタッフと直接契約を交わしているのはもちろん、スタッフの顔や性格、施工技術のレベルを理解した上でどの工事を担当するのかを決めているのかが大切です。

施工業者の実績や実際の仕上がりを確認できる一番大きな要素となる「施工事例」の公開は必ずチェックしておきましょう。また実際に利用したユーザーのレビューが公開されているかも併せてチェックしておきたいところです。こういった情報を公開しているか、またその数が多ければ、ある程度は安心して任せることができる業者とも言えます。

最近では業者名を検索するとその口コミ評価や評判が閲覧できることが多くなっています。口コミは自由に書き込むことができるため、すべてを真に受けることはできませんが、Googleマップの口コミなどは参考になります。そういった口コミで極端に良くない評判の割合が高い場合は避けたほうが無難です。また、口コミが少ない、無いといった業者の場合は、逆に充分な実績があるのか慎重な判断が必要です。

本当のユーザーレビューは長期にわたって書き込みされます。一定期間（3ヶ月～半年ぐらい）の内に口コミが集中している情報は注意して取り扱ったほうが良いでしょう。

商品の希望小売価格が明記されており、割引率と販売価格があっているか、また工事費が別に記載されており、出張費、廃棄処分費、諸経費、消費税などすべてが含まれた金額かご確認ください。追加費用が記載されている場合はその内容について詳しい説明があるか確認してください。

商品と工事をひとまとめにしたざっくりとした一式工事、撤去・廃材処分費や消費税が別表記されている見積りについては信用度は高くないとお考えいただく方が安全です。

後から追加請求される、結果高額になってしまって困るといったことがないように、注文内容以外の追加請求がないことを確認してください。追加部材または工事が発生する可能性がある場合は、見積り段階でその内容を確認し、納得できた場合のみ工事注文することで追加請求トラブルは避けることができます。注文前段階で追加請求の有無について回答ができない、心配な点が解消されないリフォーム業者については避けたほうが良いでしょう。

商品にはその商品に付帯するメーカー保証があり、それ以外にメーカーや施工店にて商品や工事の延長保証を用意しているケースがあります。
保証で気をつける点は「保証している会社自体が長期存続しうる会社かどうか」です。独自で長期間の保証が付いていても、例えば10年という長い期間を保証できる会社か、どの保証会社を利用しているのか、まで確認しておきましょう。
交換できるくんは1998年創業、2020年に東証グロースへ上場した会社ですので、ご安心ください。

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