賃貸住宅の蛇口(水栓)が故障した際はどうしたらよいのでしょうか?ご自身が入居している物件の蛇口が故障や水漏れしたときの連絡先とその手順、またアパート・マンションなどを所有する賃貸オーナーの目線で交換する際の機種選定のポイントなどまとめました。賃貸住宅に多いツーハンドルタイプや取付ピッチ102mmのミニキッチンタイプもご紹介いたします。
賃貸物件に設置されている蛇口・水栓(住宅設備機器全般)は全て賃貸物件オーナーの所有物になります。賃貸契約にもよりますが、ほとんどの場合はこれら機器が故障などで使えなくなった場合、賃貸オーナー(貸主・大家)がその費用を負担することになります。
※大家には借家の修繕義務がありますが、賃貸契約に蛇口の修理交換について賃借人の負担とする特約が盛り込まれている場合があります。この場合、経年劣化による機器交換が必要であってもその限りではありません。詳しくは賃貸契約内容をご確認ください。
入居者(借主)が物件オーナー(または管理会社)の許可なく蛇口などの設備機器の修理や交換を行うことは出来ません。慌てて工事業者へ直接連絡してしまう方もいらっしゃいますが、まずは落ち着いて管理会社へ連絡するようにしてください。
蛇口の故障や水漏れを見つけた場合にまず確認すること
様々な理由で不具合が発生します。とある操作によって動作する場合や、蛇口本体の故障ではないこともあるので、調子が悪いと感じた時は、まず下記の点をご確認ください。
蛇口から水が出ない場合の対処法
止水栓が閉まっていないか確認する
止水栓とは蛇口の給水量を調整するために配管に取り付けられている水栓金具です。キッチン蛇口ならシンク下、洗面台蛇口であれば洗面ボウル下のキャビネット内に設置されているのが一般的です。
反時計回りに回すと通水するので、調整後に蛇口から水が出るかをご確認ください。部屋全体で水が出ない場合は元栓が閉まっている可能性があるため合わせて確認します。
吐水口のキャップを清掃する
機種によって吐水キャップ・ストレーナーの取り外し方が異なります。詳しくは取扱説明書やメーカーページをご確認ください。
歯ブラシやたわしなどを使用して吐水キャップ・ストレーナーに詰まったゴミや汚れを取り除きます。
吐水口のストレーナーに汚れなどがつまり、「水やお湯の出が悪くなる」といった不具合が発生するケースがあります。まずストレーナーを掃除してトラブルが解決するかご確認ください。簡単な清掃・メンテナンスで正常な状態に戻ることもあります。
解決しない場合は管理会社へ連絡する
上記を試しても解決しない場合は、「水道蛇口本体の不具合」、「パッキンやレバーなど部品の経年劣化」が考えられます。
賃貸蛇口の修理や交換には許可が必要です。まずは管理会社へ連絡するようにしてください。
蛇口から水漏れする場合の対処法
蛇口の水漏れを見つけた場合は原則、大家(オーナー)または管理会社へ連絡してください。
水漏れがひどく緊急を要する場合は、先に止水栓を閉めて一時的に給水を止めておきます。キッチン蛇口ならシンク下、洗面台蛇口であれば洗面ボウル下のキャビネット内に設置されているのが一般的です。時計回りに回すと水が止まります。
ハンドル型以外の止水栓はマイナスドライバーを使って閉めます。
止水栓が無い場合は水道メーター(検針メーター)の元栓を回して宅内への水道供給を止めることも可能です。浴室、台所、トイレなど室内全体で水が使えなくなるためご注意ください。
一般的なマンションであれば玄関ドアの近くにあるPSボックスの扉を開けると水道メーターの隣にバルブハンドルが見つかりますがこちらが元栓となります。
賃貸住宅にお住まいの場合、居住者の意思では閉められないこともありますので、管理会社への事前確認が必要となります。
蛇口の修理や交換にはオーナーの許可が必要なため、給水を止めた後は管理会社へ連絡するようにしてください。
蛇口に不具合が生じたら管理会社に連絡を
早く対応してもらうために
水が使えないと生活に支障が出るため、水道蛇口の不具合は一刻も早く対応してほしいものです。ただ貸主である大家さんも管理会社も、物件の住宅設備機器を細かく把握していることはほとんどありません。このため連絡を入れても確認に時間がかかることもあるようです。できるだけ早く対応してもらうために、管理会社へ連絡の際は下記の2点を伝えることでスムーズに交換することができます。
蛇口本体に記載されている「型式」を確認する
蛇口の根本部分に型式(品番)が記載されています。
経年劣化で見づらい、元々シールが貼られていない場合は取扱説明書で確認することも可能です。
賃貸契約の際に住宅設備機器の取扱説明書をひとまとめにしたファイル一式などが保管されていればそちらをご確認ください。
お使いの蛇口の症状や状況を事前に確認しておく
現在どういった症状(蛇口の根本から水が漏れている、ハンドルが空回りして水が出ないなど)で、いつから発生しているのか、困っていること、立ち会いができる具体的な日時候補を複数伝えると業者の手配がしやすくなります。
蛇口交換費用を入居者が負担しなければならないケース
機器の経年劣化による故障、不具合については賃貸契約に特約がない限り大家が借家の修繕義務(民法606条1項)を負うことになります。しかし、入居者(借主)に故意や過失があった場合はその限りではありません。修理・交換費用が入居者負担となってしまういくつかの例をご案内いたします。
管理会社を通さずに業者へ修理依頼した、または自分で修理した
備え付けの蛇口(水栓)をご自身で勝手に修理した、または管理会社に連絡せずに業者に修理依頼をしたなどの場合は、入居者が交換費用を負担しなければならない可能性があります。賃貸住宅の設備については戸建て・マンションかかわらず、全て大家(オーナー)の所有物となります。
蛇口に不具合を確認したら、まず大家か管理会社に相談をお願いします。
通常では想定されていない使い方で故障した
「物をぶつけて壊してしまった」、「手入れを放置した結果、汚れなどで故障した」、など経年劣化以外の入居者による不注意で発生した不具合も、自己負担になる場合があります。
引っ越しや退去時の原状回復の際にも、修繕費用の減額につながりますので定期的な掃除やお手入れは特に意識しておきたいポイントです。
水道蛇口の調子が悪い場合は早めの連絡を
蛇口が壊れると、途端に生活が不便になります。こういった状況にならないためにも、「レバーを上げると異音がする」、「水量や水圧が不安定」といった症状がでた時は、早めに管理会社へ連絡することをおすすめいたします。
また入居前に蛇口がきちんと使えるか、不具合の有無などチェックをしておくと、後からトラブルになることも防げます。長く住む場合は特に注意が必要です。
蛇口の不具合や故障のサイン
- 水量や温度が安定しない
- 蛇口から異音がする、甲高い音がする
- 水が出ない、または水漏れが発生している
- レバーハンドルが固い、または緩くて空回りする
標準的な蛇口の寿命や交換時期は約10年となりますが、賃貸であっても一人暮らし用とファミリー世帯の住居では使用頻度が異なるため、故障のタイミングもさまざまです。故障のサインを確認したら早めの連絡をすることで「水が使えない」という不自由な時間を短縮することができます。
入居中物件で設備機器が故障した、使えなくて困っている、などの連絡が入った際は、費用よりも対応スピード重視で手配をする必要があるのではないでしょうか?また退去時には内装のやり変えや修繕、新しい入居申し込みがされやすいように設備のアップグレードをするなど、物件管理には何かと費用がかかるかと思います。ここでは効率的な費用管理方法や人気の蛇口・水栓などをご案内させていただきます。
入居中物件の蛇口交換について
入居中の物件で蛇口(住宅設備機器)の故障が起きた際は、賃貸物件に住む方に配慮して急いで対応する必要があります。特に住まいの必需品と言われる機器類は、当日、遅くとも翌日の対応を求められるケースが多いのではないでしょうか。
急がない
- 網戸の破れ
- クロスの剥がれ
- 浴室シャワー水漏れ
- 換気扇が回らない
- ガスコンロが使えない
- ウォシュレットが使えない
- エアコンが使えない
- キッチンから水漏れ
- 給湯器が使えない
- トイレが使えない
要緊急対応
急いで交換したい設備機器の注意点
上図のように人が生活する上で、なくてはならない設備ほど早急に対応する必要があるため、高くても早く対応できる業者に依頼しがちです。機器にはそれぞれ寿命がありますので、それらを把握して空室時に定期交換することで、コストと手間を抑えることができるようになります。
緊急対応はより費用がかかる傾向
各住宅設備の交換目安
各設備の耐用年数は多くの場合、10年前後と想定されています。しかし、設置環境、使用状況、頻度、使い方によって、寿命は短くなったり長くなったりとまちまちです。まだ使える機器を交換するのはもったいないと思われますが、結果費用が掛かってしまうのは避けたいところです。各設備の交換については「壊れた場合の緊急性がある機器を優先する」と考えると費用管理がしやすくなります。
- 緊急度低
- 洗面化粧台
- 洗面蛇口
- 浴室蛇口
- 温水洗浄便座
- 緊急度中
- 換気扇
- 浴室乾燥機
- ディスポーザー
- ガスコンロ
- IHヒーター
- レンジフード
- 緊急度高
- トイレ
- ガス給湯器
- エアコン
- キッチン蛇口
効率的なコスト・費用管理のコツ
退去空室時にちょうど機器の交換時期になればよいのですが、そういったベストなタイミングばかりではありません。やむを得ず入居中に修理・修繕・機器交換が必要になるケースが必ずあります。思わぬタイミングで対応が必要になった場合に備え、所有物件の情報を持っておくととても便利です。賃貸物件を所有する上で、下記の点を押さえておくと、管理費用削減につながるのでおすすめです。
賃貸オーナー様向けサービスをご用意しています
交換できるくんでは賃貸オーナー様向けのサービスをご用意しております。所有されている賃貸住宅の蛇口交換のコスト削減、入居者様への連絡対応、工事後の報告、保証書の郵送、選べるお支払い方法などメリットがたくさんあります。是非ともご活用ください!
賃貸物件で人気の蛇口・水栓をご紹介
蛇口には「ワンホール」、「ツーホール」、「壁付き」、「台付き」などの設置タイプがあります。配管の接続状況が異なるため、基本的には現在お使いの蛇口と同じ設置タイプのものから選びます。
蛇口の交換及び取り付け可否については、見積フォームから画像をお送りいただければ担当者にて判断いたしますので、選定が不安な場合でもご安心ください。
賃貸でおすすめ「ワンホールタイプ」のキッチン蛇口
GGシリーズ シャワー無しの決定版
賃貸でおすすめ「ツーホールタイプ」のキッチン蛇口
GGシリーズ 人気のスタンダード水栓
ミニキッチン用水栓とは?
ワンルームアパートなど小さめのシンクにも取付けできる水道蛇口です。
お湯と水の配管の距離(取付ピッチ)が102mmと特殊ピッチ仕様で、同じピッチ数で設置されている場合はこちらの蛇口が適合します。
賃貸でおすすめ「壁付きタイプ」のキッチン蛇口
賃貸でおすすめ「壁付きタイプ」の浴室蛇口
GGシリーズ サーモスタットで簡単に温度調整
賃貸でおすすめ「台付きタイプ」の浴室蛇口
賃貸でおすすめ「ワンホールタイプ」の洗面台蛇口
Hi-Gシリーズ 迷ったらコレ!定番の洗面蛇口
賃貸でおすすめ「ツーホールタイプ」の洗面台蛇口
Hi-Gシリーズ ゴム栓式で人気のタイプ
賃貸でおすすめ「コンビネーションタイプ」の洗面台蛇口
蛇口交換なら「交換できるくん」にお任せください!
交換できるくんは、工務店やリフォーム会社が取り扱う大きなリフォーム・リノベーションではなく、住宅設備の交換を専門的に取り扱っています。この他社には無い専門性は20年ものノウハウ蓄積があり、お客様の声に耳を傾けながら磨き上げたサービスは今なお向上を目指し続けております。交換できるくんは、5年後、10年後といった未来のアフターサービス依頼時でも安心してご利用いただける盤石な財務体制があり、法令順守の徹底や高いサービス水準が求められる上場を果たした企業(東証グロース証券コード7695)です。全ての要素において、お客様へ安心と満足をお届けできる体制を整えております。
蛇口交換は安心のコミコミ価格でご案内!
部材費、オプション工事費が別途必要な場合についても事前にお知らせいたします。
※キッチン用「ツーホール型」、浴室用「台付き型」の交換工事費は
- お見積りは総額のご提示だから明瞭
- 既存蛇口(水栓)の撤去・処分なども含みます
- 事前のお知らせなく、お見積り金額確定後に追加請求することはいたしません
交換できるくんが選ばれる理由
- 出張なしのネット見積り
だから安い・早い・便利 - 商品も工事も
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選べるお支払方法 - 上場企業の安心
ネット見積り23年の信頼
蛇口交換の流れ
1 Step1. 商品を選ぶ
交換されたい蛇口をお選びください。当社にてお客様にあった商品をご案内することも可能です。
2 Step2. 見積りをご依頼
蛇口が決まったら見積りをご依頼ください。現行の画像をお送りいただければ、設置適合確認も当社で行います。
3 Step3. ご注文
見積りの内容にご納得いただいたらご注文手続きをお願いいたします。工事日程のご希望をお伺いします。
4 Step4. 工事お伺い
工事担当が商品を持って、お客様のご自宅へお伺いし、交換工事一式(水道蛇口本体の取り付け及び、給水・排水管接続、止水栓・元栓の開閉作業等)を行います。
「早くて」「高品質」「安心」な工事をご提供しております。
水まわりの工事を請け負う工事会社は、同条例により各地域の水道局から「指定」を受けた者が施行することが水道法により定められており、当社では工事サービス地域である全国200以上の市町村にて水道局認可を取得しています。
※指定給水装置工事事業者(東京都、大阪市、八王子市、札幌市、福岡市 他、全国200以上の都市で取得済み)