交換できない専用蛇口とは?|ユニットバスと洗面台の専用水栓を解説

交換できない専用蛇口とは?|ユニットバスと洗面台の専用水栓を解説交換できない専用蛇口とは?|ユニットバスと洗面台の専用水栓を解説
交換できない専用蛇口とは?
ユニットバス・洗面台専用水栓

蛇口の中には専用品でしか交換できない「浴室水栓」と「洗面水栓」があります。一般販売されていない洗面台やユニットバス専用蛇口の交換を希望する際はメーカーメンテナンスに依頼する必要があります。本ページでは当社取扱品で交換できる混合水栓とそうでない混合水栓について詳しくご案内いたします。

浴室水栓で交換できないタイプとは?

ユニットバス(システムバス)専用品は交換できません

当社で取り扱いのある住宅設備品とは異なり、システムバスのデザインに合わせた専用水栓が存在します。
特にハイグレードとされるユニットバス(システムバス)には一般販売されていない蛇口が採用されるケースが多々あり、これらの水栓に関しては当社での交換は対応不可となります。経年劣化により接合部からポタポタと水漏れが起きる、その他不具合で修理が必要な際はシステムバスのメーカーにお問い合わせください。

カウンター埋め込み型水栓
カウンター埋め込み型水栓とは?|ハイグレードモデルのユニットバスカウンターに組み込まれた専用の浴室混合水栓
交換不可
ユニットバスのカウンターに組み込まれた専用の混合水栓。市販品で対応できる商品はないため、水栓のみの交換はシステムバスのメーカーにお問い合わせ、交換依頼する必要があります。
壁直付き型水栓
壁直付き型水栓とは?|市販品のような脚部(クランク)がなく、蛇口本体が壁に直付けされている浴室混合水栓
交換不可
市販品のような脚部(クランク)がなく、蛇口本体が壁に直付けされている混合水栓です。接続口の形状が異るため市販品への交換ができないようになっています。
担当者よりユニットバス専用カウンター埋め込み型水栓とは?

浴室カウンターに蛇口が内蔵されたユニットバスのシリーズ専用水栓です。

一般的なシングルレバーハンドルではなく独自の操作を要するものも多々あります。シャワーホースはカウンターに接続されている場合と独立して壁から出ている場合があります。

ハイグレードのシステムバス(ユニットバス)で採用される傾向が多いタイプです。カウンターに埋め込まれているため一般的なシングルレバーハンドルではなく独自の操作を要するものも多々あります。

台付きタイプで点検口から作業できない場合は交換できません

浴槽のふち上などに取付されている台付きタイプ(デッキ型)の水栓で交換できないケースとなります。

台付き水栓の下にある点検口から作業ができない
作業用の点検口
台付き水栓は点検口が開けられるかを確認、専用の止水栓が取り付けされていないため交換時は水道メーター横にある元栓を閉じて宅内への水道供給を止める必要があります。

台付き水栓は、台の下にある給水給湯管の接続、水栓本体の固定を行います。

点検口が無い、または点検口があっても固着して開けられない、点検口から水栓まで手が届かないなどの場合は交換不可となります。
この場合、システムバス(ユニットバス)のメーカーにお問い合わせの上、蛇口交換をご相談ください。

ユニットバス各メーカーのお問合せ窓口

ユニットバス専用蛇口の修理や交換については各メーカーのメンテナンス窓口までお問合せください。

ユニットバスでも多くの浴室蛇口は交換可能です

浴室混合水栓は大きく分けて「壁付きタイプ」「台付きタイプ」があります。壁付きタイプは脚部があれば交換が可能です。お使いの水栓がどのタイプに当てはまるかご確認ください。

脚部

ユニットバスでも脚部がある蛇口は交換が可能です。
汎用性が高くメーカーでも広く採用されており、吐水口(スパウト)の長さも選べます。

浴室の壁側面に取り付けられていて、壁から水栓本体部分をつなぐ脚部部分があるのが特徴です。

給水管・給湯管の距離(ピッチ)を可変させて取り付けができるタイプと、固定のタイプが存在します。それぞれ当社にて交換が可能です。

壁付きタイプの浴室水栓は脚部があればユニットバスでも交換できる|交換できる浴室蛇口について
脚部が可変するタイプ
105~225mmの間で給水管・給湯管の距離(ピッチ)を動かせる可変タイプ。本体ナット部分を回すために必要な工具はモンキーレンチのみでDIYでの蛇口交換も比較的容易です。105~225mmの間で給水管・給湯管の距離(ピッチ)を動かせる可変タイプ。本体ナット部分を回すために必要な工具はモンキーレンチのみでDIYでの蛇口交換も比較的容易です。
交換可
105~225mmの
間で可変
105~225mmの間で
可変
脚部が105〜225mmの間で可変させることが可能な給水給湯芯可変タイプです。汎用性が高く在来のお風呂で広く採用されています。
脚部が固定しているタイプ
90~100mmいずれかで給水管・給湯管の距離(ピッチ)が決まっている固定タイプ。本体ナット部分を回すために必要な工具はモンキーレンチのみでDIYでの蛇口交換も比較的容易です。90~100mmいずれかで給水管・給湯管の距離(ピッチ)が決まっている固定タイプ。本体ナット部分を回すために必要な工具はモンキーレンチのみでDIYでの蛇口交換も比較的容易です。
交換可
90~100mm
いずれかの
ピッチで固定
90~100mmいずれかの
ピッチで固定
脚部が90〜100mmいずれかの間であらかじめ決まっている給水給湯芯固定タイプです。一部のユニットバスで採用されています。
ピッチ

浴槽と洗い場の間に取付されている台付きタイプの水栓になります。台の下に給水管と給湯管があり、接続口同士の距離(ピッチ)によって商品を選ぶ必要があります。
(ピッチは85mm、100mm、120mmの3種類あります。)

給水と給湯のピッチは下部に設けられている点検口を外して確認ができますが、点検口が開けられずピッチ間隔が確認できない場合は、可変タイプからお選びください。

台付きタイプの浴室水栓は取付ピッチの距離が合えばユニットバスでも交換できる|交換できる浴室蛇口について
給水・給湯のピッチが
分からない場合
85~120mmの間で給水管・給湯管の距離(ピッチ)を動かせる可変タイプ。モンキーレンチの他に、立水栓締め付け工具や配管状況によってはフレキ管の加工(要袋ナット)が必要なためDIY難度は高め。85~120mmの間で給水管・給湯管の距離(ピッチ)を動かせる可変タイプ。モンキーレンチの他に、立水栓締め付け工具や配管状況によってはフレキ管の加工(要袋ナット)が必要なためDIY難度は高め。
交換可
ピッチ可変タイプの
蛇口から選択
ピッチ可変タイプの
蛇口から選択
取付ピッチが85〜120mmの間で可変させることが可能な給水給湯芯可変タイプです。給水とお湯のピッチが分からない場合は可変式の蛇口からお選びください。
脚部が固定している
タイプ
85、100、120mmのいずれかで給水管・給湯管の距離(ピッチ)が決まっている固定タイプ。モンキーレンチの他に、立水栓締め付け工具や配管状況によってはフレキ管の加工(要袋ナット)が必要なためDIY難度は高め。85、100、120mmのいずれかで給水管・給湯管の距離(ピッチ)が決まっている固定タイプ。モンキーレンチの他に、立水栓締め付け工具や配管状況によってはフレキ管の加工(要袋ナット)が必要なためDIY難度は高め。
交換可
ピッチ可変タイプと
固定タイプどちらでも
選択可
ピッチ可変タイプと固定タイプ
どちらでも選択可
取付ピッチが85、100、120mmのいずれかで決まっている給水給湯芯固定タイプです。点検口を取り外せる場合は、カウンターの裏側からピッチをご確認ください。

洗面水栓で交換できないタイプとは?

洗面台蛇口には「ワンホールタイプ」「ツーホールタイプ」「コンビネーションタイプ」の3種類ありますが、ハイグレードモデルの洗面化粧台には「壁埋め込み型」や「傾斜面設置型」など専用品も存在します。専用品については一般販売されていないため、当社での交換は対応不可となります。

一部の洗面化粧台専用水栓は交換ができません

上部埋め込み型
洗面ボウルの上部に蛇口が埋め込まれているタイプ|上部埋め込み型の洗面台蛇口とは?
交換不可
洗面ボウルの上部に蛇口が埋め込まれているタイプです。TOTOの「お掃除ラクラク水栓」やLIXILの「キレイアップ水栓」など一部のハイグレードモデルで採用されています。
壁埋め込み型
洗面ボウルの壁側面に蛇口が埋め込まれているハイバックタイプ|壁埋め込み型の洗面台蛇口とは?
交換不可
洗面ボウルの壁側面に蛇口が埋め込まれていて、ハイバック型とも呼ばれているタイプです。水圧・温度調節は操作レバーで行います。
傾斜面設置型
平らな面ではなく角度のついた傾斜面に取り付けられているタイプ|傾斜面設置型の洗面台蛇口とは?
交換不可
平らな面ではなく傾斜面に取り付けられているタイプです。傾斜の角度によって交換できる蛇口が異なり、一般販売はされていない水栓です。

これらの水栓は洗面化粧台専用品となります。当社で取り扱いのある住宅設備品番機種では交換ができないため、修理や交換については洗面化粧台のメーカーメンテナンスにお問い合わせいただきますようお願いいたします。

洗面化粧台各メーカーのお問合せ窓口

洗面台専用蛇口の修理や交換については各メーカーのメンテナンス窓口までお問合せください。

洗面台の天板上にある洗面蛇口は交換可能です

洗面台の平らな天板上部に設置されている蛇口|交換できる洗面台蛇口の例

洗面台の平らな天板上部に設置されている蛇口であればほとんどの場合、交換が可能です。どの洗面蛇口を選べばよいか分からない場合は、ご希望商品を空欄のままお見積りのご依頼ください。担当スタッフが写真から適切な商品を選定のうえ、お見積りをご案内させていただきます。

ワンホールタイプ
水とお湯の配管が同じ穴(穴が1つ)で本体に接続されているタイプ。ポップアップ、ワンプッシュ、ゴム栓、貫通穴なしと排水栓操作のバリエーションが豊富|ワンホールタイプとは?
交換可
取付穴が1つで洗面台の上に設置されているタイプです。水とお湯の配管が同じ穴で本体に接続されているワンホールタイプの洗面水栓です。
ツーホールタイプ
給水部と給湯部が別々の穴(穴が2つ)で本体に接続されているタイプ。シングルレバーのほか、ツーハンドルレバータイプもあり、ポップアップ、ワンプッシュ、ゴム栓、貫通穴なしと排水栓操作のバリエーションも豊富|ツーホールタイプとは?
交換可
取付穴が2つで横長の台が洗面台の上に設置されているタイプです。給水部と給湯部が別々の穴で本体に接続されているツーホールタイプの洗面水栓です。
コンビネーションタイプ
水量・温度調節を行うレバー部と吐水の本体部がわかれているタイプ。排水栓操作は洗面化粧台側にあるパーツで操作します|コンビネーションタイプとは?
交換可
水量・温度調節を行う操作レバーと吐水口が独立しているタイプです。排水栓操作は洗面化粧台側にある操作棒で操作します。

蛇口・水栓をタイプ別で探す

蛇口交換の流れ

1 Step1. 商品を選ぶ

商品を選ぶ|蛇口、水栓 交換・リフォームの流れ【交換できるくん】
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交換されたい蛇口をお選びください。当社にてお客様にあった商品をご案内することも可能です。

2 Step2. 見積りをご依頼

見積りをご依頼|蛇口、水栓 交換・リフォームの流れ【交換できるくん】
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蛇口が決まったら見積りをご依頼ください。現行の画像をお送りいただければ、設置適合確認も当社で行います。

3 Step3. ご注文

ご注文|蛇口、水栓 交換・リフォームの流れ【交換できるくん】
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見積りの内容にご納得いただいたらご注文手続きをお願いいたします。工事日程のご希望をお伺いします。

4 Step4. 工事お伺い

交換工事|蛇口、水栓 交換・リフォームの流れ【交換できるくん】
交換工事|蛇口、水栓 交換・リフォームの流れ【交換できるくん】

工事担当が商品を持って、お客様のご自宅へお伺いし、交換工事一式(水道蛇口本体の取り付け及び、給水・排水管接続、止水栓・元栓の開閉作業等)を行います。

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