交換できるくんで浴室(お風呂)の水道蛇口交換を行う際の工事についてご紹介します。メーカー施工説明書だけではわからないプロの手順を写真付きで解説します。
自分でDIYできる?浴室蛇口の取り付け手順
現在、お使いのお風呂蛇口(浴室水栓)から交換できるかを判断します。蛇口のタイプや機種ごとに交換手順、取付ピッチの距離、必要となる工具・道具が異なり、場合によっては本体には付属していない部品・部材を揃える必要があります。
一般家庭の蛇口交換に資格は必要ありません。施工の難易度もそれほど高くはないため、自分で蛇口交換を検討する方もいらっしゃいます。ただし、水道配管(給水・給湯配管)の接続を伴う作業になるため、誤った方法で交換すると水漏れ事故に繋がる可能性があります。
自分で取り付けできるかどうかはご自宅の設置状況や経験値によって異なりますので、一概に申し上げることはできません。
※給排水接続の基本的な理解が必要です。 ※DIYを行う場合は、お客様の自己責任でお願いいたします。そのような事情のため、交換できるくんでは蛇口(水栓金具)商品単体での販売は行っておらず、責任を持って提供できる「商品+工事のセット販売」のみとさせていただいております。
・作業に不安な方は、商品と取付工事のセットを当社までご依頼ください。
建物や配管の状況によって、私どもプロでも苦戦するようなケースが多々あります。特に古い配管からの取り外しや、既設の蛇口が正しい施工をされずに取り付けされていたような場合には細心の注意が必要となります。
少しでも作業に不安がある方は多数の工事実績を持つ交換できるくんにお任せください。
故障かな?と思ったら交換する前に確認を
機種によって吐水キャップ・ストレーナーの取り外し方が異なります。詳しくは取扱説明書をご確認ください。
歯ブラシやたわしなどを使用して吐水キャップ・ストレーナーに詰まったゴミや汚れを取り除きます。
吐水口のストレーナーに汚れなどがつまり、「水やお湯の出が悪くなる」といった不具合が発生するケースがあります。DIYを行う前に、まずストレーナーを掃除してトラブルが解決するかご確認ください。簡単な修理・メンテナンスで正常な状態に戻ることもあります。
(カルシウムが多く含まれる井戸水などをご利用の場合に多く見られるトラブルです。)
壁付きタイプの浴室(お風呂)蛇口を自分で交換する手順
浴室水栓の「壁付きタイプ」をプロが交換する手順となります。
約10年〜15年程度でパッキンやシール材の経年劣化による水漏れ、異音、部品が壊れるケースが目立ちます。通常の作業のみであればDIY難易度も標準的ですが、壁内の水道配管状況によっては供回りなどが発生するため注意が必要なタイプです。
浴槽側の壁に設置します。
壁付きタイプには大きく3種類ありますが、壁側面の配管に接続するという構造は共通のため、基本的な交換の流れは同じです。このページでは「シャワー水栓」の交換について解説します。
混合水栓の水とお湯の配管間隔を「配管ピッチ」と呼びます。
給水・給湯配管の標準ピッチは200mmで、クランク部分を回して調節することが出来ます。調整できるピッチ幅は各メーカーや機種ごとに異なるため、交換したい蛇口が適合するか最初に確認しておきます。
手順1
交換に必要な工具と部材を用意
工具・部材のご紹介例としてAmazonサイトへのリンクをつけております。
工具・道具
部品
部材類はホームセンターなどで入手できます。また一部のホームセンターでは工具のレンタルも行っています。浴室の壁付きタイプ水栓は使用する工具も少なめですが、シンプルであるために現場状況に合わせた調整が必要です。ご経験が無い方はご自身での交換は行わず、業者に依頼されることをおすすめいたします。
手順2
蛇口を交換する前の下準備
浴室の床に養生シートを敷く
浴室の床に養生シートを敷く
お風呂の床に傷や汚れがつかないよう、洗い場に養生シートを敷いて作業します。床が濡れている場合は、ビニールシートまたはポリ袋などを敷いた後に養生シートを広げて保護します。
商品に傷などがないか確認をする
商品に傷などがないか確認をする
用意した商品に傷や破損などがないか、部品がちゃんと揃っているかなどこの時点で開封して確認しておきます。外観上に問題がなければ交換作業に入ります。
手順3
止水する(給水を止める)
水道メーターの元栓を閉めて止水する
水道メーターの元栓を閉めて止水する
浴室蛇口は本体以外に専用の止水栓が設けられていません。屋外にある水道メーター(検針メーター)の元栓を時計回りに回して宅内への水道供給を止めます。
戸建ての場合は地中に埋め込まれた水道メーター横のバルブが元栓となります。マンションの場合は玄関横のPS(パイプスペース)を開けて水道メーターにつながっているバルブが元栓となるので、どちらもバルブを閉めて止水します。
作業中は水道を止める形となりますので、キッチン、洗面、トイレなどで一時的に水が使えなくなります。
止水後に残り水を出す
止水後に残り水を出す
止水後はレバーを開けて配管内に溜まっている水を出しておきます。こうすることで給水・給湯配管を外した際に噴き出す水が少なくなります。(完全に出しきることは出来ませんのでご注意ください。)
手順4
既設の古い蛇口を撤去する
クランク(脚部)から蛇口本体を取り外す
クランク(脚部)から蛇口本体を取り外す
モンキーレンチを使用して蛇口本体後部にあるナット部分を時計回りに緩め、クランクから本体を取り外します。
この時、配管内に残っている水が出てくる場合があるのでタオルなどで拭き取ります。
クランク(脚部)を取り外す
クランク(脚部)を取り外す
蛇口本体が取り外せたら次はクランクを外します。クランクの取り外しに工具は必要ありません。反時計回りに力を加え、手回しで取り外します。
固くて回らない場合はモンキーレンチなどの工具を使用します。
タイル貼りの浴室などに起こりうるトラブルが壁内配管の「供回り」です。これはクランクを取り外そうとした時、一緒に壁内配管まで回ってしまい奥側で配管が外れてしまう状況を指します。
壁内の配管状況がわからないため、供回りしてしまうと壁内で漏水が起きる可能性があります。
当社では供回りが起きそうな場合、クランク部分を残して蛇口本体のみの交換を提案することもあります。(この場合、商品保証の対象外となります。)
手順5
配管や周辺を掃除する
歯ブラシなどで配管を清掃する
歯ブラシなどで配管を清掃する
クランクを取り外すと給水・給湯配管が見えます。配管内にシールテープなどのゴミや汚れが付着している場合があるので、使い古した歯ブラシなどで取り除きます。
コーキング跡を除去する
コーキング跡を除去する
座金を固定するためにコーキングを打っている場合があります。古いコーキングの凹凸は新しい蛇口の座金を取り付ける際に邪魔となるので、カッターナイフやタオルなどで跡や汚れを除去しておきます。
手順6
新しい蛇口のクランクを加工する
クランクにシールテープを巻く
クランクにシールテープを巻く
シールテープは引っ張った状態で、現場状況に合わせ時計回りに5〜10周ほど巻きます。反時計回りに巻いてしまうとシールテープが切れて、水漏れ防止の役目を果たさなくなってしまいます。
ネジ山に密着させながら引っ張った状態で巻くのがポイントです。
ネジ山にシールテープをなじませる
ネジ山にシールテープをなじませる
シールテープが巻き終わったら、指先でネジ山をなぞり、シールテープをネジ山になじませます。シールテープの上から指先でネジ山が分かるようにしておきます。
金属配管用シール材を塗る
金属配管用シール材を塗る
シールテープを巻いてなじませたら、その上から金属配管用のシール材を塗ります。この工程を行うことで漏水の防止性能が高くなります。
手順7
新しい浴室蛇口を取り付ける
新しいクランクを取り付ける
新しいクランクを取り付ける
時計回りにまわしてクランクを取り付けます。まずは片方を2〜3回転させて仮止めできたら、もう片方も同様の手順で仮止めします。どちらも一緒に回して片方が固くなってきたら蛇口本体が取り付けできる位置で止めます。
回しすぎてしまった場合、クランクを逆方向へ戻すと水漏れの原因となるので避けてください。この場合は一旦取り外し、シールテープの巻き直しからやり直します。
給水給湯の接続面に前後の段差がある場合、そのままクランクを取り付けると蛇口との接続ができなくなってしまいます。壁面に段差がある、配管接続口が前後している場合は、クランクと水栓接続口が左右どちらも平行になるよう壁面の配管接続口で調整する必要があります。シールテープを多めに巻き直すなどの調整を加えることで配管接続が浅くても水漏れを防ぐことができます。
蛇口本体を取り付ける
蛇口本体を取り付ける
クランクはお湯側を少し高めにした「への字」状態にしておいて蛇口本体を仮取り付けします。
本体の仮取り付けが出来たら、給水側(向かって右側)のクランクをモンキーレンチで時計回りに回し、蛇口本体を水平の「ハの字」状態に調整します。
この際、逆方向に回してしまうと根本部分から漏水してしまう可能性があるので、時計回りに少しずつ調整しながらまわします。
※クランクに傷がつかないようにタオル等を巻いてからモンキーレンチを使用します。
蛇口本体を固定する
蛇口本体を固定する
クランクの位置が決まり、蛇口本体が並行にできたら本体後部のナットを回して固定します。この際、クランクが逆側に回らないように注意します。
クランクと配管に隙間が発生する場合は、コーキングガンなどで穴埋めします。
シャワーフックを取り付ける
シャワーフックを取り付ける
インパクトドライバーで古いシャワーフックを取り外し、付属の新しいシャワーフックに交換します。プラスドライバーでも代用できます。
シャワーホースを新しい蛇口に取り付ける
シャワーホースを新しい蛇口に取り付ける
手回しでシャワーホースを差し込んだ後にモンキーレンチなどでホース先端にあるナットを締めながら蛇口本体に接続します。
手順8
漏水チェックと試運転を行う
元栓を開けて通水する
元栓を開けて通水する
水道メーター横のバルブ(元栓)を開けて通水します。
蛇口本体は締めた状態にしておき、水道メーターが止まっているか漏水確認を行います。
メーターが回り続けているようであれば、水漏れが発生している可能性があるため、点検します。
水圧をかけて水漏れがないかチェックする
水圧をかけて水漏れがないかチェックする
新しく取り付けた蛇口のレバーを開閉して吐水口やシャワーからの通水確認を行います。その際、接続部から水漏れなどないか確認します。
この確認は時間の間隔を空けて複数回行うようにします。
お好みの水量に調節する
お好みの水量に調節する
マイナスドライバーで止水栓を回し、水量を調節します。クランク部分に水側とお湯側でそれぞれ止水栓が設置されています。
反時計回りで水量が増え、時計回りで水量が減るのでお好みのバランスに調整します。
手順9
作業前の状態に戻して、交換完了
周辺の清掃後、交換作業を完了
周辺の清掃後、交換作業を完了
養生シートを撤去します。当社では浴室周辺の清掃後にお客様立会いのもと動作確認や取り扱い説明を行い、工事完了確認書にサインを頂いてから蛇口交換完了としています。
台付きタイプの浴室(お風呂)蛇口を自分で交換する手順
浴室水栓の「台付きタイプ」をプロが交換する手順となります。
約10年〜15年程度でパッキンの経年劣化による水漏れ、異音、部品が壊れるケースが目立ちます。
台付きタイプは給水・給湯の配管ピッチによって適合する機種が異なります。また浴槽下の点検口を開けて作業を行うためDIY難易度も比較的高いタイプです。
温度調節ダイヤルで設定した温度でお湯が出てくるので安全に使用することができます。お湯が出てくるまでの捨て水が少なく、主流のタイプです。
お湯と水のハンドルをひねって、都度温度調節を行う必要があります。主にツーハンドルの浴室水栓に多いタイプです。
台付きタイプには大きく2種類ありますが、浴槽のふち上に設置して下部配管に接続するという構造は共通のため、基本的な交換の流れは同じです。このページでは「サーモスタットあり」の蛇口交換について解説します。
水とお湯の配管間隔を「配管ピッチ」と呼びます。ピッチは85mm、100mm(102mm)、120mmの3種類あり、現在お使いの蛇口と同じ配管ピッチの商品を選ぶ必要があります。ピッチ関しては既設蛇口の裏側から計測する必要がありますが、計測が出来ない(分からない)場合はピッチを可変させることができる可変(偏心)タイプを選択しておきます。また蛇口本体後部スペースによっては交換機種が制限される場合もあり、商品選択から注意が必要になります。
手順1
交換に必要な工具と部材を用意
工具・部材のご紹介例としてAmazonサイトへのリンクをつけております。
工具・道具
立水栓取付レンチ
(水栓取り外しレンチ)
※メーカーにより異なる
メーカー | レンチ品番 | 対辺(図面) |
---|---|---|
TOTO | TZY15N | 23.5、25.5mm |
LIXIL | KG-1 | 22、24.5mm |
KVK | G4 | 23.5、25mm |
SANEI | PR351 | 24mm |
部品
浴室の台付きタイプ交換には立水栓取付けレンチが必要になります。ご選択される水栓のメーカー及び商品によって適合する立水栓取付けレンチが異なります。対辺サイズは交換したい蛇口の施工説明書に掲載されているため、合わせてご確認ください。
手順2
蛇口を交換する前の下準備
浴室の床に養生シートを敷く
浴室の床に養生シートを敷く
お風呂の床に傷や汚れがつかないよう、洗い場に養生シートを敷いて作業します。床が濡れている場合は、ビニールシートまたはポリ袋などを敷いた後に養生シートを広げて保護します。
商品に傷などがないか確認をする
商品に傷などがないか確認をする
用意した商品に傷や破損などがないか、部品がちゃんと揃っているかなどこの時点で開封して確認しておきます。外観上に問題がなければ交換作業に入ります。
手順3
止水する(給水を止める)
水道メーターの元栓を閉めて止水する
水道メーターの元栓を閉めて止水する
浴室蛇口は本体以外に専用の止水栓が設けられていません。屋外にある水道メーター(検針メーター)の元栓を時計回りに回して宅内への水道供給を止めます。
戸建ての場合は地中に埋め込まれた水道メーター横のバルブが元栓となります。マンションの場合は玄関横のPS(パイプスペース)を開けて水道メーターにつながっているバルブが元栓となるので、どちらもバルブを閉めて止水します。
作業中は水道を止める形となりますので、キッチン、洗面、トイレなどで一時的に水が使えなくなります。
止水後に残り水を出す
止水後に残り水を出す
止水後はレバーを開けて配管内に溜まっている水を出しておきます。こうすることで給水・給湯配管を外した際に噴き出す水が少なくなります。(完全に出しきることは出来ませんのでご注意ください。)
手順4
既設の古い蛇口を撤去する
点検口を開ける
点検口を開ける
蛇口が浴槽の縁に取り付けられている場合は、交換できるように下部に点検口が設けられています。点検口はプラスドライバーで取り外すことが可能です。
点検口が無い(または固着して開かない)場合、自分で交換は出来ないため、お使いのユニットバスメーカーへお問い合わせください。
その他、浴槽エプロンや置き台(カウンター)を取り外して配管にアクセスできるタイプもあります。この場合もカウンターを取り外して配管が見える状態にします。
浴室内のカウンターはたとえ水漏れがあっても床(防水フロア)で水を受け止め排水されますが、点検口内は防水されていません。マンションや階上のお風呂では階下漏水を起こしてしまう原因となります。点検口内で配管接続を行う際は、作業後の漏水が無いか特に念入りに確認します。
給水・給湯配管からホースを取り外す
給水・給湯配管からホースを取り外す
蛇口本体に接続されているナットをモンキーレンチで緩めてホースを取り外します。この際、配管内に残っている水が出てくるので、作業位置の下にタオルや雑巾などを敷いておきます。
水が多い場合はバケツなどで受けるようにします。
古い蛇口を取り外す
古い蛇口を取り外す
立水栓取付レンチを利用して、蛇口の下から根本にある固定金具(座金)を緩めていきます。ある程度緩んだら手で回して取り外します。
固定金具が外れたら蛇口本体はカウンター上から引き抜けるようになります。金具が外れて真下に落ちてくる場合があるため、ご注意ください。
手順5
取付部周辺を掃除する
取付部の水アカ汚れを落としておく
取付部の水アカ汚れを落としておく
普段清掃できない部分なので、蛇口を取り外した際に清掃しておきます。水アカ汚れはアルカリ性となるので、酸性洗剤が有効です。
ただし、あまりに酸性度が強い洗剤は人造大理石や陶器を劣化させる場合があります。まずは中性洗剤を試し、それでも取れない水アカ汚れのみ酸性洗剤を薄めながら少量ずつ使用します。
手順6
新しい浴室蛇口を取り付ける
本体を取付穴に差し込み、固定する
本体を取付穴に差し込み、固定する
取付け穴に本体を差し込みます。台下(裏側)から立水栓取付レンチで金具を締め固定します。
フレキホースを交換する(必要な場合)
フレキホースを交換する(必要な場合)
接続されている配管がステンレスフレキホースの場合は再利用できるかどうか確認します。劣化が進んでいるようなら一緒に取り替えます。
配管と蛇口接続口の距離に合わせてフレキホースをパイプカッターで切断し、ツバ出し器で加工します。長すぎて配管が折れ曲がらないように注意します。
給水・給湯配管を接続する
給水・給湯配管を接続する
作成したフレキホースと給水・給湯配管を接続します。モンキーレンチでナットをしっかり締めます。
シャワーフックを取り付ける
シャワーフックを取り付ける
インパクトドライバーで古いシャワーフックを取り外し、付属の新しいシャワーフックに交換します。プラスドライバーでも代用できます。
シャワーホースとスパウトを接続する
シャワーホースとスパウトを接続する
本体後部にある接続口に付属のシャワーホースを接続します。モンキーレンチなどでナットを締めて固定します。工具を使わずに手回しで締められるタイプもあります。
さらに蛇口本体に吐水口(スパウト)を接続します。
手順7
漏水チェックと試運転を行う
元栓を開けて通水する
元栓を開けて通水する
水道メーター横のバルブ(元栓)を開けて通水します。
蛇口本体は締めた状態にしておき、水道メーターが止まっているか漏水確認を行います。
メーターが回り続けているようであれば、水漏れが発生している可能性があるため、点検します。
水圧をかけて水漏れがないかチェックする
水圧をかけて水漏れがないかチェックする
新しく取り付けた蛇口のレバーを開閉して吐水口やシャワーからの通水確認を行います。その際、接続部から水漏れなどないか確認します。
この確認は時間の間隔を空けて複数回行うようにします。
お好みの水量に調節する
お好みの水量に調節する
マイナスドライバーで止水栓を回し、水量を調節します。反時計回りで水量が増え、時計回りで水量が減るのでお好みのバランスに調整します。
手順8
作業前の状態に戻して、交換完了
作業前の状態に戻す
作業前の状態に戻す
漏水チェックと水量調整が完了したら、取り外した点検口や置き台(カウンター)を元に戻します。
周辺の清掃後、交換作業を完了
周辺の清掃後、交換作業を完了
養生シートを撤去します。当社では浴室周辺の清掃後にお客様立会いのもと動作確認や取り扱い説明を行い、工事完了確認書にサインを頂いてから蛇口交換完了としています。
メーカー別の施工説明書を確認する
同じお風呂の蛇口でもメーカーや機種によって若干、施工方法が異なります。上記で解説した蛇口交換の手順は一般的な施工方法となりますので、DIYで交換される場合は事前に施工説明書及び取扱説明書を確認されることをおすすめいたします。
施工説明書、取扱説明書は下記メーカーサイトより品番を入力してダウンロードいただけます。
自分で浴室蛇口をDIYする際の注意点
蛇口は他の住宅設備機器に比べ施工難易度がそれほど高くありません。ただし現場状況に合わせた対応が必要になるため、結果的に難易度が高くなることもあります。DIYによる交換につきましては、水道設備の施工経験がある方のみご検討ください。なお、交換できるくんでは蛇口のみ販売は行っておりません。DIY施工のご質問等につきましては蛇口メーカーまたは商品販売店へご相談いただけますようお願いいたします。
蛇口の取り付けに資格は必要?
給排水のみの工事であれば特に資格は不要です。ただし、タッチレス水栓などの電源を必要とする作業の場合は、第2種電気工事士以上の資格が必要になります。
浴室水栓はタッチレス機能付きなどの蛇口が無いため資格は不要ですが、給排水接続の基本的な理解は必要です。
工具はホームセンターでレンタルすることもできます
一部のホームセンターでは一般工具及び電動工具のレンタルサービスがあります。
DIYで取り付けをご検討でお家に上記工具がない場合はこういったレンタルサービスを利用するのもひとつです。
ただし、蛇口交換に必要な工具全てがレンタル対象ではありません。特殊な工具(ツバ出し器など)や消耗品となるホルソーなどはレンタル対象外の部品で、別途購入が必要になります。
部材の多くは余ります
取り付けに必要な部材もホームセンターやネット通販で入手可能ですが、購入できるロット数が大きいため、多くは残ってしまう可能性があります。
※ステンレスフレキ管を1巻(5m)購入したものの、実際には1m分しか使わず、約4m分残った例購入した水道蛇口が取り付けできない?
浴室水栓は同じ設置タイプ(壁付きから壁付きなど)への交換が原則ですが、同じタイプでも「取付け穴のピッチが異なる」、「取り付け位置によって交換が出来ない」など商品選びの段階で対処が求められるケースが多々あります。
古い蛇口を取り外してみたけど自分で施工できなかった、元に戻すことができなくなってしまった、といったことが起きないよう事前の確認と準備、施工される方の経験と技術を考慮した判断が重要です。
万が一、途中で施工できなくなってしまった場合や無理だと判断したときは、お住まいの地域の水道局指定給水装置工事事業者に登録されている専門業者に頼むようにしてください。
漏水・水漏れのリスクがあります
蛇口は誤った取り付け方をするとマンションなどの場合、階下漏水・水漏れといった事故を引き起こすリスクもあります。
長く安心して使うためには現場状況に合わせて正しく取り付けしなければなりません。後々のリスクも考慮してよほど経験がある方以外はプロに依頼される方が得策です。
古い蛇口の廃棄処分はどうすれば良い?
市町村にもよりますが、取り外した古い蛇口は不燃ごみまたは粗大ごみとして出すことができます。DIYで交換される場合は取り外した蛇口の処分方法についても事前にご確認ください。
※お住まいの自治体や役所のホームページなどでご確認ください。まとめ
プロによる取り付け手順やDIYの注意点などを紹介しました。
標準的な作業で交換できるなら難易度はさほど高くありませんが、状況に応じて作業や工具を追加するといった現場判断が必要になります。
また一部の工具をレンタルできたとしても別途、必要となる道具や部材を購入して揃えた場合、プロに依頼する費用と総額であまり差がなかったというケースもあります。
「経験が無い、道具も無い」といった場合は、DIYではなくプロ(業者)におまかせすることをおすすめします。
交換できるくんなら工事費込みでも安い!
交換できるくんではメーカー正規品の蛇口を工事費込みの特価で交換しております。自分でDIYするのが少しでも不安な方は是非、当社にご依頼ください。
蛇口交換は安心のコミコミ価格でご案内!
部材費、オプション工事費が別途必要な場合についても事前にお知らせいたします。
※キッチン用「ツーホール型」、浴室用「台付き型」の交換工事費は
- お見積りは総額のご提示だから明瞭
- 既存蛇口(水栓)の撤去・処分なども含みます
- 事前のお知らせなく、お見積り金額確定後に追加請求することはいたしません
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ワンホールタイプ一般水栓
ワンホール蛇口の主流なタイプ。シャワーなしの格安水栓から機能性の高いシャワー水栓まで多数あります。
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30,990 円(税込)~商品一覧 -
ワンホールタイプタッチレス水栓
センサーに手をかざすだけで吐水と止水ができる人気のタッチレス水栓。LIXILの「ナビッシュ」をご紹介。
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77,419 円(税込)~商品一覧 -
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給水ホースで卓上食洗機と接続できる蛇口。分岐口があるものや分岐水栓が付属しているタイプがあります。
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32,693 円(税込)~商品一覧 -
ツーホールタイプ一般水栓
シングルレバーから2ハンドルまで幅広くお取り扱い。シャワーのありなしなどお好みの機能をお選びください。
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ツーホールタイプ浄水器付き
浄水機能を搭載した蛇口。カートリッジを本体にセットする内蔵型とシンク下に設置するビルトイン型があります。
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壁付きタイプ一般水栓
レバータイプの混合栓に加え、シャワータイプやホース引出し式も取り揃えています。
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壁付きタイプ浄水器付き
一つの蛇口で「原水(水道水)」「シャワー」「浄水」を切り替えられる、浄水器を内蔵した混合栓です。
工事費用込
35,531 円(税込)~商品一覧
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蛇口交換の流れ
1 Step1. 商品を選ぶ
交換されたい蛇口をお選びください。当社にてお客様にあった商品をご案内することも可能です。
2 Step2. 見積りをご依頼
蛇口が決まったら見積りをご依頼ください。現行の画像をお送りいただければ、設置適合確認も当社で行います。
3 Step3. ご注文
見積りの内容にご納得いただいたらご注文手続きをお願いいたします。工事日程のご希望をお伺いします。
4 Step4. 工事お伺い
工事担当が商品を持って、お客様のご自宅へお伺いし、交換工事一式(水道蛇口本体の取り付け及び、給水・排水管接続、止水栓・元栓の開閉作業等)を行います。