浴室乾燥機のお手入れは必要?
この状態を放置しておくと、換気風量や排気能力が落ち、換気や暖房、乾燥効果が低下してしまいます。また、カビやニオイの原因にもなります。それぞれの機能能力を効率よく正常に保つためにも、定期的なお手入れが必要です。
1.お手入れする箇所はどこ?お手入れの頻度はどのくらい?
浴室乾燥機の外側パネル(目安:1週間に1回程度)
メーカーごとや機種によって外側のパネルの構造も異なりますが、湿気に直にあたる部分でもありますので、1週間に1回を目安として、こまめにお手入れするようにしましょう。
浴室乾燥機のフィルター(目安:1ヶ月に1回程度)
フィルターの汚れは、風量低下や暖房、乾燥効果の低下につながりますので、1ヶ月に1回を目安としてお手入れを行いましょう。フィルターの位置や取り出し方は機種によって異なりますので、事前に取り扱い説明書で確認しておきましょう。
浴室乾燥機のお手入れ方法
1.外側のパネルのお手入れ
パネル全体を拭く
柔らかい布を濡らしてよく絞ってから吹き出し口の目に沿って拭いていきます。パネルで目立つ汚れはホコリや水滴が乾いた跡などですので、サッと拭いて汚れを落としていきましょう。吹出し口の目が多く、くぼみが入り組んでいる場合は、綿棒があると便利です!
リモコンと副吸込み口のお手入れも一緒に!
外側のパネルの拭き掃除のついでに、浴室乾燥機のリモコンも一緒にお手入れしましょう。よく使用するボタン部分には手垢汚れやリモコン上部にはホコリが溜まります。パネルと同様に濡らしてよく絞った柔らかい布で拭き掃除してください。 また、2室換気タイプ・3室換気タイプの場合は、トイレ、洗面所に設置された副吸込み口のお手入れも忘れずに!
2.内部のフィルターのお手入れ
浴室乾燥機の運転スイッチ・ブレーカーを切る
フィルターを取り外しますので、故障やケガを防ぐため、お手入れの前に必ず浴室乾燥機の運転スイッチとブレーカーを切ってください。
フィルターを外してホコリを取る
フィルターの外し方は、メーカーや機種によってことなります。取扱説明書を事前に確認いただき、説明書に沿った方法でフィルターを外してください。
フィルターをよく乾かしてから取り付け
フィルターが濡れたままだと機器の故障や機能の低下につながりますので、しっかり乾かしてから取り付けるようにしましょう。
浴室乾燥機をお手入れするときの注意点は?
1.洗剤は中性洗剤を使う
浴室換気扇のお手入れは、汚れがひどくない限りは、よく絞った柔らかい布での拭き掃除で十分です。汚れがひどい場合は、台所用の中性洗剤を薄めてお使いください。
アルコールやベンジン、シンナー、研磨材入りのみがき粉、アルカリ性の洗剤、酸性絵洗剤、カビ取り剤は使用しないでください。製品が変形・変色・破損したりします。
また、金属タワシや化学繊維の雑巾(マイクロファイバークロスなど)は製品を傷つける原因になりますので、柔らかい布やスポンジを使用してください。
洗剤や水を直接機器に吹きかけるのも故障の原因となります。
2.転倒によるケガに注意
浴室に水滴や石鹸カスなどが残っている場合、滑りやすくなりますので、転倒などにご注意ください。台などを使う場合は、滑りにくいバスマットなどを敷いてから台を乗せ安定することを確かめてからお手入れするようにしましょう。
まとめ
定期的にお手入れをすることで、各機能の運転効率を上げ、浴室乾燥機を長く快適にご使用いただけます。 メーカーや機種によっては中性洗剤の使用可否やお手入れ方法が異なる場合がありますので、必ず取扱説明書を事前に確認するようにしましょう。