トイレのシェア変動! | 交換できるくんスタッフブログNO-8671

おはようございます。販売部の大澤です。

本年も昨年以上に日々お客様に喜んで頂ける様な

ご対応を心掛けて参りますので何卒宜しくお願い致します。

さて、私の今年1本目のブログは何を書こうかと考えていましたが、

今、日本のトイレ市場において、大きな現象が起こっていることが

分りましたのでそのことをお話させて頂きたいと思います。

便器といえば「陶器」がまず頭に浮かぶ方が多いかもしれませんね。

これまで陶器メーカーのTOTOLIXIL(INAX)の2強がそれぞれ6割、3割を

握っていた国内トイレ市場に、最近変動が起きているそうです。

人口減や住宅着工減から市場全体が縮小する中、唯一成長している

”タンクレス”トイレ市場で、Panasonic電工が大躍進です。

樹脂製トイレ『アラウーノ』でシェアを30%を獲得して

LIXIL(INAX)(30%)と肩を並べ、「便器の王者」と呼ばれるTOTO(40%)をも

脅かす存在となりつつあります。

トイレ市場全体の約3分の1を占める”タンクレス”トイレ市場での

Panasonicのシェアは、05年までの7%以下から、

06年12月のアラウーノ発売を機に急上昇し、

07年には20%、08年28%、09年29%と急伸、10年には30%に達したようです。

1_1.jpg  2_1.jpg  3.jpg  4_2.jpg

アラウーノ       ネオレストAH     ネオレストRH     サティス

さて、何がその躍進の原因となったのでしょうか。

アラウーノは有機ガラス系樹脂といった特性を活かして

便座と便器の隙間をなくしました。

さらに電機メーカーのノウハウを活かし独自開発の微細な泡の発生技術を

応用した結果、便器そのものを自動洗浄する仕組み

「おそうじラクラク」機能を初めて導入しました。

トイレ掃除は換気扇、台所と並んで主婦が苦痛に感じる3大家事の一つだけに、

発売後、徐々に注文が伸びていったようです。

一方、トイレ市場の9割を占めていたTOTOやLIXIL(INAX)製品はといいますと元々、

陶器のトイレは傷つきにくい、汚れが落ちやすい、長持ちといった特性があります。

それに加えて使用後に流す水の使用量を従来の一回13リットルから

TOTOは4.8リットル、LIXIL(INAX)は5リットルと大幅に抑えた節水機能を前面に打ち出しました。

 

お掃除のし易さのPanasonicか!それとも節水と環境保全を訴えるTOTO・LIXIL(INAX)か!

日々、各メーカーが凌ぎを削って切磋琢磨しております。

ただし、日々、当社へお問い合わせ頂き、実際にご購入いただく多くのお客様は

まだまだタンクレスではないタイプのトイレがほとんどなのが現状です。

また、私個人の見解と致しましてもTOTO・LIXIL(INAX)製トイレに比べ、

アラウーノは水圧対策などでまだまだ改善の余地があるように思います。

そのためアラウーノは新築への導入がメインの市場となっております。

リフォームへ対応したトイレでは、

やはりTOTO、LIXIL(INAX)に一日の長があると思いますので、

もともと陶器専門メーカーとして発展してきたTOTO・LIXIL(INAX)製品を

おすすめさせて頂いております。

尚、以前にも各メーカーのタンクレストイレの特徴を比較しておりますので

コチラよりご覧頂き、ご参考にしてみてください。

商品選択などでお困りになられましたら、

メールやお電話でのご相談も大歓迎です!

当社スタッフは常にお客様のご予算、条件に合った最善のご提案を

させて頂いております。

少しでもご不明点がございましたらぜひお気軽にご相談ください。

それでは本年も更なる精一杯のご対応を心掛けていきますので宜しくお願い致します。