停電・断水時のトイレの使用について | 交換できるくんスタッフブログNO-65850

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デザインシステム部の阿部です。

8月~9月にかけて多くなる台風やゲリラ豪雨ですが、
今週も勢力の強い台風10号が西日本に接近、上陸すると見込まれており、
長引く雨や災害発生が心配です。

台風、豪雨

台風の影響による暴風や冠水などで懸念されるのが、停電や断水です。
停電や断水になってしまうと多くの家電製品や水道が使えなくなり、日々の生活にも大きな影響を与えます。

本日は、日々の生活に欠かせない「トイレの使用について」、停電や断水になってしまったときの洗浄方法や復旧時の確認事項についてご紹介します。
ご使用いただいているトイレや状況により洗浄方法などが異なりますので、事前にご自宅のトイレの仕様確認・停電時の流し方など把握しておくことで、落ち着いて行動することができます。

ここでは、TOTOのメーカーサイトを元にご案内していますが、
LIXILやパナソニックのメーカーサイトもリンクしておりますので、
ご使用中の機種に合わせてご確認ください。

 

<停電時>

タンクに洗浄レバーがついているタイプ

洗浄レバーがあるタイプ
↓↓↓
便器洗浄は通常のレバー操作で洗浄できますが、温水洗浄便座などが設置されている場合、「オート便器洗浄」「脱臭機能」「暖房便座」などは使えなくなります。

 

洗浄レバーがついていないタイプ(ウォシュレット一体型・タンクレス)

洗浄レバーなしタイプ
↓↓↓
タンクレストイレなど洗浄レバーがないトイレには停電時でも手動レバーなどで水が流せる安心設計になっています。ご使用中の機種により手動レバーの位置や操作手順が違いますので、取扱説明書やメーカーサイトでご確認をお願いいたします。

▼TOTOネオレスト、GGシリーズの手動レバー
TOTO停電時手動洗浄レバー

TOTO ネオレスト・GG停電時便器洗浄用手動レバーで流す方法(メーカーサイト)>

 

▼LIXILサティスシリーズの手動レバー
LIXIL停電時手動レバー

LIXILサティスX 手動レバーで流す方法(メーカーサイト)>
LIXILサティスG 手動レバーで流す方法(メーカーサイト)>
LIXILサティスS 手動レバーで流す方法(メーカーサイト)>

 

▼パナソニックアラウーノシリーズの手動ハンドル
パナソニック停電時手動ハンドル

パナソニック アラウーノシリーズ停電時用ハンドルで流す方法(メーカーサイト)>

 

<断水時・給水制限時>

便器タイプに関係なく、便器に直接水を流し込んで洗浄します。

↓↓↓
便座・便ふたを上げて、浴槽などに汲み置きした水をバケツ1杯分(6~8L)を便器ボウル面の中心をめがけて勢いよく流します。汚物がうまく流れない場合は、より早く流し込んでください。洗浄後は、ニオイ防止のため静かに3~4Lの水を流してください。

便器のまわりには、新聞紙やぞうきんなどを敷いて、コンセント部分に水がかからないようにしてください。

断水時_便器に直接水を流す

※※ご注意ください※※
・タンクに洗浄レバーがあるタイプで、タンクに直接水を入れて流すことは避けてください。洗浄不良や詰まりの原因になったり、電気部品に水がかかり故障の原因となることがあります。
・地震などの災害発生で排水配管が破損している場合は、汚物があふれたり逆流の危険性があるため、トイレに水を流さないようにしてください。
・オート便器洗浄機能、オート開閉機能がある場合は設定を「切」にしてください。

 

<停電・断水復旧後の確認>

停電後であれば、ブレーカーが落ちていないか、ウォシュレットの設定の確認・変更、排水管の汚物停滞を防ぐため排水作業を行いましょう。
断水後は、水道管に入り込んだ空気や異物などによりトイレや蛇口が不具合を起こす恐れがありますので、断水後、初めて水を流すときはご注意ください。
下記TOTOメーカーサイトにて注意点などご確認ください。

停電復旧後の確認事項(TOTOメーカーサイト)>
断水・給水制限復旧後の注意点(TOTOメーカーサイト)>

 

台風や豪雨、地震などが増えているため、防災リュックや備蓄品の用意、お風呂への水溜めなど災害への備えを行っている方も多いと思います。浴槽の水の汲み置きをしていなかった場合、災害用トイレ・携帯用トイレなどが役立ちます。いざという時のために、防災グッズの準備とあわせて、家の設備の仕様確認をしてみてください。

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それでは、本日も皆様からのお問い合わせをお待ちしております!
本日もよろしくお願いいたします!