管理職、今昔?、男女の差? | 交換できるくんスタッフブログNO-6042

    おはようございます。企画制作部の加藤です。
    先日、ある女性キャリアコンサルタントのコラムを読みました。

    女性向けの内容でしたが、男性の私にも考えさせられる内容でした。
    題材は「仕事は面白いけど、管理職になりたくない」という、ある女性からの問いに対してのアドバイスとなっていました。

    「管理職」と聞くと、多くの人が男性上司のイメージを抱くそうです。
    (確かにそうかもしれませんね!)

    そこには「怖い」「見習う事は有るけれど、その人のようにはなりたくない」というイメージも同時に抱くという事だそうです。
    (うーん、そうか、、、)

    「企業戦士」という言葉で表されるように、仕事以外の人生は脇に置き、全てを会社の為に捧げる。
    部下を従えて、鍛えて、使いこなす、のが管理職。

    元来「競争」が好きな男性の目線で「管理職 = 偉い」という本能に支配された思考で有り、定義だそうです。
    しかし、現代の管理職とは「偉い」では無く、組織の中の「役割」の一つに過ぎず、求められるスキルは「人を育てること」だそうです。

    前述の男性目線での「鍛える」「使いこなす」とは、言い回しは微妙なニュアンスの違いしか有りませんが、意味合いとしては大きく異なってきます。
    子供を育てるようにメンバーを育てる。
    十人十色の個性に合わせ、その人なりの長所を伸ばすように導く能力。
    こういった能力は、男性よりも女性の方がはるかに高いそうです。

    確かに、「ダメなところを鍛え直す」方向に傾き気味な男性目線の育て方では、萎縮や遠慮を生み、
    「最終的には人が伸びない組織」
    「個性が発揮できない組織」
    に向かってしまうのかもしれません。

    男性の考え方は、どうしても「押しつけ」「上から目線」になってしまうらしいですね。
    そういったスタンスになってしまうと、管理者自身の成長も止まってしまうのかもしれません。

    確かに、多くの優秀な部下を育てる人は、その課程で自らもどんどん成長して行き、結果的に常に新しい事にチャレンジしていけるバイタリティも得られるという話を、全く別の機会で聞いた事が有りました。

    「仕事においても、私生活においても」両面で憧れられるような人物像を持ち合わせていないと、人はついてこないそうです。
    (当たり前のような、でもなかなか難しいような、、、)

    本題の「仕事は面白いけど、管理職になりたくない」という、ある女性からの問いに対してのアドバイスとしては、

    ・頂上に行かないと見えない風景があるなら、見て損はない
    ・責任の重さは充実感に比例する
    ・人として成長するチャンスがあるなら、やらない手はない

    そして、
    「多くの人を育ててマネジメントしていく」ということは、「子どもを育てて社会に出していく」ということと同じ。

    と締めくくられていました。

    人がそうで有るように、会社も様々ですね。
    女性管理職に向く業界、男性管理職に向く社風など様々で、決して単純に一括りにできる物では有りませんね。

    あらゆる事が多様化している現代で、幅広い年代層が組織として一致団結する為には、女性の「マネージメント力」を備えた管理職の存在が必要不可欠なのかもしれませんね。

    もちろん、男性にしか出来ない仕事も有ります。
    甘い顔を見せるだけでは、成長させてあげられない若者もいます。

    男性にせよ、女性にせよ、上司にせよ、部下にせよ、
    いずれにしても、まずは「お互いを尊重する」事から全てが始まり、信頼が有るところからこそ、組織の力が底上げされてくるのでしょうね、、、、。

    こんな締めくくり方をすると、
    「ロマンちっくにまとめおって!」
    「だから男は×××なんだ!」
    と、妻の罵声が聞こえる、、、。

    ————–

    と、難しい事を考えて、知恵熱&身震いしながらの出勤となりましたが、、、、。

    横浜は週末に桜が開花しました!
    生憎の空模様が続いていますが、元気を出して本日も頑張ります!