スタッフブログを検索する
日本メーカーが続々受賞!最近よく聞く「iFデザイン賞」とは
2020年3月5日
カテゴリ:トイレ
いつもスタッフブログをご覧いただき有難うございます。 経営企画部の佐藤です。
TOTO 壁掛SP便器+ウォシュレット SX (海外限定商品)
TOTOさんの海外市場向けトイレが、「iFデザイン賞」を受賞されました。
凹凸の無い非常に直線的な形状に加えて、
配管や電源コードを背面にまとめて壁に隠すデザインが受賞につながったそうです。
TOTO デリシアシリーズ(廃盤商品)
「直線的なカクカクした便器」というと、
日本では廃盤になったTOTOさんのデリシアシリーズを連想します。
海外では直線的なトイレの方が人気なのでしょうか?気になるところです。
ところで、「iFデザイン賞」とはどのような賞なのでしょうか。
iFデザイン賞は、ドイツに拠点を持つデザイン振興組織が、
優れたデザインの工業製品を選定して毎年贈っている賞だそうです。
対象が「工業製品」なので、世界中の建築や家電製品がこれまで受賞してきました。
表彰が始まったのは1953年と70年近い歴史のある賞ですが、
この10年ほどで受賞を目指す日本メーカーが増えているようですね。
日本からは、トヨタさんの「レクサス」やソニーさんのノートパソコン「VAIO」、
意外なものだと、タイガー魔法瓶さんの鍋「Maho Nabé」も受賞しています。
当店の取扱い商品にも、iFデザイン賞の受賞作品が多数あります。
TOTOさんのネオレストシリーズは、毎年のようにiFデザイン賞を受賞しています。
2016年 ネオレストDX
2018年 ネオレストNX
2019年 ネオレストAH・ネオレストRH
現在販売中のネオレストシリーズは賞を”総なめ”にしていますね。
TOTOさんは他にも水栓や手洗器で同賞を受賞しており、
2014年から7年連続でiFデザイン賞を受賞しています。
リンナイさんが「デリシア」に採用しているガラス天板も、2019年に受賞しています。
「デリシア」には、ドイツ・ショット社製の「CERAN」が使われています。
受賞した「CERAN EXCITE」は、ナイトブラック色に採用されている最新技術。
光を透過する特殊コーティングがされているため、
天板色がブラックでも、天板ウラのLEDの光がくっきり見えて操作を助けます。
LIXIL(INAX) 大型壁リモコン(発電式)
最後に、こちらはLIXIL(INAX)さんのトイレを流すリモコンです。
公共施設などで使われる「パブリック用」の商品になります。
一見すると「ちょっと見た目が可愛い」だけですが、
このリモコンは勝手に発電してくれる優れものです。
ボタンを押したときの力を利用して発電するので電池交換が一切不要、
エコなだけでなく、施設の管理人にはありがたい機能ですね。
最後のリモコンのように、機能性も含めて評価されるのがiFデザイン賞です。
あくまで「工業用デザイン」の賞であり、「アート」ではないということですね。
そのため、受賞した製品は見た目良し・使い勝手良しの逸品揃いです。
商品選びの際は、「iFデザイン賞」も参考にされてみてはいかがでしょうか。
それでは、本日もよろしくお願いいたします。