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「LIXIL(INAX)サティス低水圧対応ブースター開発秘話」
2010年2月9日
カテゴリ:トイレ
おはようございます。
交換できるくん販売部の大澤です。
当店、人気商品の常に進化している『LIXIL(INAX)サティスシリーズ』!
このシリーズには低水圧対応ブースター内蔵タイプと
無しタイプの2種類がございます。
本日はこの流動圧の低い場所にも安心して設置可能な
『低水圧対応ブースター』の開発について
先日、LIXIL(INAX)の方から伺ったお話をご紹介させていただきます^^
まず、5リットルでしっかり流しきる為に便器形状はもちろん、
水圧が低い場所でもしっかり流しきることができすようノズルの
見直し、『低水圧対応ブースター』の開発が行われたそうです。
このブースターの優れた点は「無電源で作動する」こと。
電気を使って水圧を制御する事は容易ですが、本当の意味の
エコロジーを考えると電源を使わずに水圧を制御する事でした。
そんなこだわりから水の力を借りて節水する仕組みを生み出した。
水圧は水が流れていない時もかかり続けている為、
その力を借りてブースター内に組み込んだスプリングに
「水のエネルギー」を蓄積。
洗浄と共にスプリングから押し出された水でジェット洗浄を開始し、
サイホンを発生させて汚物を排出することで、水圧の低い場所でも
たったの5リットルでしっかり流しきる事を可能にしました^^
また、こだわったのは節水性だけではなく、タンクレストイレの
さきがけとしてサティスはデザイン性を常に向上し続けてきました。
無駄をそぎ落とした、シンプルで長く愛されるデザインを
崩さずに『低水圧対応ブースター』を内蔵させる事。
関連部品全ての寸法、形状を一から見直し、ねじの頭の形状まで
検証して最初は全く収まらなかったブースターを徐々にサティスの
シルエット内に収めることに成功しました。
最後には水平からわずかに傾きを持たせる事で、サティスの
デザインを守る為のベストポジションを見つけたのです。
そして、万が一、設置後に水圧不足の場合、後付も可能にしました。
後付に関しては作業時間を一番に考えて設計し
「30分で簡単に取り付けできる」を目標に開発したそうです。
そのために「梱包箱」の設計までこだわりました。
シャワートイレ部分を一旦便器部より外して、機能部裏側から
設置するという作業を行わなければならないのですが
「シャワートイレ部分を置く場所がない」という問題^^;
「どうせなら作業台として使用できないか」と考え、
ブースターの梱包箱を活用する事も考えました。
梱包箱メーカーと協力し、何度も試作を行い作業性を向上させる
傾斜もつけて「梱包箱」が実現化し、全てが完成しました。
いかがだったでしょうか。
メーカーの様々なこだわりと熱意のこもったNEWサティス!
私も自信をもっておすすめの一台です^^
そんなサティスをラインナップするLIXIL(INAX)トイレの特長を
まとめた特集ページもございますので、こちらもご参考になさってみてください。
≫LIXIL(INAX)トイレ メーカーTOPページはこちら
もちろん、そもそも高い水圧を必要としない
「TOTO史上最高傑作」のCMでおなじみ
『TOTO ネオレスト ハイブリッドシリーズ』
もサティス以上の人気です。
タンクレストイレ設置をお考えの方はぜひ、ご相談ください。
また、ほかに製品についての詳細なご不明点がございましたら
遠慮なくお気軽にお問い合わせください。
本日も精一杯のご対応を心掛けていきますので
宜しくお願いします。