10年使った給湯器は点検、交換の検討を! | 交換できるくんスタッフブログNO-50822

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    製品を正しく使っていても長期間使い続けていると、
    部品などの劣化、いわゆる経年劣化で不具合が起こりやすくなり、
    場合によっては重大な事故につながる恐れもあります。

    実際に、経年劣化により重大な事故を起こす可能性がある
    「特定保守製品(※1)」の事故は、
    10月26日のニュースになっていましたが、
    直近の5年間で634件発生しており、
    そのほとんどが風呂釜や給湯器に関する事故、また、
    そのうちの約6割が10年以上使用された製品だそうです、

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    不具合の起こるタイミングは、使用頻度や使用環境などにより様々ですが、
    多くの住宅設備機器は、設計標準使用期間(※2)が設けられており、その多くが10年で設計されています。

    上記で古いまま使い続けていて事故が多いとされる
    給湯器も標準使用期間が10年と設定されております。

    ・給湯器をいつから使っているかわからないけど壊れていないから…
    ・給湯温度が揺らいだり、たまに調子悪くなるけど使えないわけじゃないから…

    など、製品寿命を超えての使用、ちょっとした不具合の放置は危険です。
    10年を目安に点検、または、交換のご検討をおすすめいたします。

    ■関連記事
    >給湯器の寿命・交換時期
    >長期使用製品安全点検制度(特定保守製品)について

     

    ※1.特定保守製品とは
    お客様による点検が難しく、経年劣化により火災など
    重大事故が発生するおそれがあるとして指定された製品で、
    ビルトイン食洗機や、浴室用電気暖房乾燥機、
    屋内式ガス瞬間湯沸器など、電気や、ガス、石油を使用する製品があります。

    特定保守製品の中で、当社でも取り扱っております
    食洗機、浴室暖房乾燥機、瞬間湯沸かし器の工事後には、
    長期使用製品安全点検制度についてのご説明、
    所有者登録のご案内をしております。

     
    ※2.設計標準使用期間とは
    標準的な使用条件で製品を使用した場合、
    安全上支障なく使用することができる標準的な期間です。
    なお、この期間の数え方は製品の製造年からの計算となります。