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10年使った給湯器は点検、交換の検討を!
2018年10月26日
カテゴリ:給湯器
いつも交換できるくんスタッフブログをご覧いただき、ありがとうございます。
製品を正しく使っていても長期間使い続けていると、
部品などの劣化、いわゆる経年劣化で不具合が起こりやすくなり、
場合によっては重大な事故につながる恐れもあります。
実際に、経年劣化により重大な事故を起こす可能性がある
「特定保守製品(※1)」の事故は、
10月26日のニュースになっていましたが、
直近の5年間で634件発生しており、
そのほとんどが風呂釜や給湯器に関する事故、また、
そのうちの約6割が10年以上使用された製品だそうです、
不具合の起こるタイミングは、使用頻度や使用環境などにより様々ですが、
多くの住宅設備機器は、設計標準使用期間(※2)が設けられており、その多くが10年で設計されています。
上記で古いまま使い続けていて事故が多いとされる
給湯器も標準使用期間が10年と設定されております。
・給湯器をいつから使っているかわからないけど壊れていないから…
・給湯温度が揺らいだり、たまに調子悪くなるけど使えないわけじゃないから…
など、製品寿命を超えての使用、ちょっとした不具合の放置は危険です。
10年を目安に点検、または、交換のご検討をおすすめいたします。
■関連記事
>給湯器の寿命・交換時期
>長期使用製品安全点検制度(特定保守製品)について
※1.特定保守製品とは
お客様による点検が難しく、経年劣化により火災など
重大事故が発生するおそれがあるとして指定された製品で、
ビルトイン食洗機や、浴室用電気暖房乾燥機、
屋内式ガス瞬間湯沸器など、電気や、ガス、石油を使用する製品があります。
特定保守製品の中で、当社でも取り扱っております
食洗機、浴室暖房乾燥機、瞬間湯沸かし器の工事後には、
長期使用製品安全点検制度についてのご説明、
所有者登録のご案内をしております。
※2.設計標準使用期間とは
標準的な使用条件で製品を使用した場合、
安全上支障なく使用することができる標準的な期間です。
なお、この期間の数え方は製品の製造年からの計算となります。