マンションでトイレリフォームをお考えの方へ ~壁排水トイレについて | 交換できるくんスタッフブログNO-45374

    こんにちは! 交換できるくん工事担当の齋籐です。
    この交換できるくんブログでは、実際のリフォーム風景を通して、お客様へお役立ち情報をお届けしております。

    今回は、マンションでのトイレリフォームをお考えの方には耳寄りな情報!
    マンションにしばしば見られる「壁排水」トイレリフォームのご紹介です。
    いつも当ブログを読んでいただいている方も、初めてこのページにたどり着かれた方も、ぜひご一読ください!

    ★ 壁排水って?
    トイレの排水方法は、「床排水」と「壁排水」の2種類。
    つまり、床と壁のどちらに排水芯(排水管を通すための“穴”)が空いているのかという違いがあります。
    今は「床排水」が主流ですが、一部のマンションでは「壁排水」方式を採用していることもあります。
    排水方式についての詳細は交換できるくんでも紹介していますので、こちらのページをご覧ください。

    リフォーム後のマンション壁排水トイレ
    今回は、その「壁排水」方式を採用しているマンションにお邪魔いたしました。
    これがリフォーム後のトイレの写真、手洗いなしタイプのものを設置させていただきました!
    しかし、この写真では排水芯が見えないので、床? 壁? と言われてもピンと来ませんよね。
    (後ろに見えている銀の管は給水管で、別の配管です。)
    どのようにして便器の設置を行ったのか、施工過程をお見せしてわかりやすくご説明いたします。

    リフォーム前のマンション壁排水トイレ

    これがリフォーム前のトイレの写真です。
    壁排水方式なので、タンクの足元にある排水管が、床ではなく奥の壁に向かって伸びています。
    この便器を取り外して、排水管と繋がっている芯を見てみましょう。

    リフォーム前マンション壁排水トイレの排水芯

    これが排水芯・排水管の接続部分です!
    これが壁についているから「壁排水」、ということですね。これから便器を設置する際は、この接続部に便器本体の排水管を合わせるのです。
    しかし、ここに壁排水ならではの問題があります。
    メジャーで測ったところ、この接続部分が長すぎるため、そのまま設置するとタンクの後ろに6㎝~8㎝の隙間が空いてしまう事が判明しました。
    「壁排水」のトイレでは往々にしてあることで、このまま設置すると便器全体が前に出てしまいます。
    トイレの個室の広さによっては大きくスペースができてしまい、かなり使用しづらい設置位置になってしまうこともあるのです。
    壁排水マンションにお住まいの方の悩みの種でもあるのですが……。

    アキレスの出番

    今回の場合、心配はご無用です!
    便器が前に出ないように、排水管をカットして長さを調整します。
    そのままカットすると隙間が空いてしまいますが、壁側と便器側、2つの菅の間を『アキレス』という部材で繋ぎます。
    写真はちょうど、排水管をカットし終えたところですね。

    なお、追加部材を使用しリフォームした場合も、交換できるくんでは追加費用はいただきませんのでご安心ください。
    リフォーム後の便器位置がどうなるか、楽しみですね。

    さて、今回は同時に天井・壁クロス(壁紙)、床クッションフロアの張り替えもご依頼いただきました。
    交換できるくんでは、これらも便器の交換と同時に張り替えることをおすすめしています。
    内装までリフォームすると、まるで新築マンションのような雰囲気ですよ。

    マンションの壁クロス

    マンションの天井クロス

    最初に、天井と壁をきれいに張り替え――。
    続けて、クッションフロアと便器の設置です!
    なお、クッションフロアと便器のリフォームをおすすめするのは、前の便器の設置痕が出てしまうのを防ぐためでもあります。
    せっかく便器を変えたのに、前の便器より接地面が小さいせいで、汚れのような設置痕が床に残る……というのは嫌ですよね。
    一緒に張り替えれば、床もピカピカで気分爽快なトイレに!

    マンション・床クッションフロアと壁排水トイレ

    紙巻器(トイレットペーパーホルダー)も、クッションフロアの柄に合わせて一新しました。
    濃いブラウンの大理石調でしたので、同色の紙巻器も相まって、シックで落ち着く感じのトイレになりましたね。
    便器のなめらかなデザインもマッチして、まるでホテルのトイレのような空間になりました。

    さて、気になっていたタンクの後ろの隙間ですが……。

    マンション壁排水トイレのタンクの後ろの隙間

    このように、違和感なく設置することができました!
    交換できるくんはこのように、マンションに見られる「壁排水」トイレの施工実績も豊富です。
    マンションにお住まいでお困りの方も、ぜひお気軽にお問合せください! 今回の例のように、スペースを詰めて設置できることもあります!
    ※排水管の形状によってはカットできず、数センチ前に出して設置となってしまうこともございます。ご了承ください。

    交換できるくんではマンションリフォームの他にも、多数のトイレ施工事例を公開中。
    マンション・戸建てなどお住まいの形態を問わず、
    タンクあり/タンクレストイレなどの商品仕様まで熟知したスタッフが、
    さまざまなリフォームのご相談を受け付けております。
    機種やメーカーについてよくわからなくても、
    「掃除の簡単なもの」「節水できるもの」といったシンプルなご要望でOKです!
    もちろん、便器は変えずに便座(ウォシュレット)だけの交換も大歓迎!

    トイレリフォームのことなら、ぜひ交換できるくんにご用命ください!

    >マンションのトイレリフォームのページはこちら!

    それでは本日もよろしくお願いいたします!