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おはようございます!管理部の松澤です。
先日、通勤時間で読む本を求めて某有名リサイクル書店さんをうろついておりますと、棚の一角ををズラリと埋める『アガサ・クリスティ』の名前が目に留まりました。
アガサクリスティと言えば『ミステリーの女王』として世界的に超有名で高く評価されている方ですが、恥ずかしながら未読・・・・
ミステリーファンとしては一度トライしなくてはと思いまして、うろ覚えながら確か代表作の一つだったと記憶していた『アクロイド殺し』を手にとってみました。
なかなか凄いタイトル ですが、原題は「The Murder of Roger Ackroyd」、まさに直訳という感じでしょうか。アクロイドというのは登場人物の名前です。
舞台はイギリスのとある小さな村で一癖も二癖もある登場人物達が次々紹介され、そして殺人事件が・・・
そこで高名な名探偵ポアロの登場です。私もお名前は存じておりました(;^_^ 飄々として、掴みどころがないようで、時に柔和で親切な紳士の面もあり、事件の核心に迫る部分では鋭い洞察力が顔を見せる、というとても魅力的なキャラクターです。
前述の登場人物達が『容疑者達』となり、現場の見取り図や、時系列なども書かれ、『さあ犯人は誰でしょう』と読者に問いかけます。もちろん私も推理してしまいました!
そして結末へ・・・・もちろん書きませんが、真相を知った時の私の心情を表して見ましょう。
「・・・???・・・?!?!・・!!!!!」
という感じです(^_^;
真相がわかった上で、また本の最初から読み返してしまいました。
調べてみたところこの作品が発表されたのは1926年。なんと80年以上も前!
それだけの「古典」ミステリーが、新鮮な驚きをもって楽しめるのは、なるほどこれが女王たる所以なのだなあと唸ってしまいました。
面白かったです!他の作品も読んでみたいと思いました。
ではまた。