ちょっと賢い分岐水栓の接続方法 | 交換できるくんスタッフブログNO-37436

    ※本記事に例として記載している分岐金具の商品や価格ついては2016年4月時点のものとなります。最新の商品や価格についてはお問い合わせフォームよりお問い合わせください。

    おはようございます。豊村です。
    交換できるくんスタッフブログをご覧頂き、誠にありがとうございます。

    今回は、ちょっとかしこい分岐水栓の接続方法について御案内いたします。

    先日、お客様より下記のようなお問い合わせを頂きました。

    「現在、卓上食洗機と浄水器を使用しています。
    分岐孔付きの蛇口を購入して、蛇口の左右に分岐水栓を
    設置すれば良いのはわかっているのですが・・・

    正直左右に分岐水栓を設置すると見栄えもあまり良くないし
    スペースもとるし・・・ 食洗機と浄水器を使用するにあたって
    何か良い方法はないのでしょうか?」

    卓上食洗機と浄水器の分岐を、蛇口本体から行う場合に、
    このお客様のように、分岐水栓を2つ設置して、
    ご使用されているお客様が多くいらっしゃいます。

    文章だと中々お伝えしにくいため、
    画像をまじえてご説明させていただきます。

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    【蛇口本体の左右に、分岐水栓を設置している事例です】
    施工事例

    上記の設置方法でも、使用上は問題ございません。
    ただ、左右に分岐水栓を設置すると、スペースをとりますし、
    分岐水栓も2つ購入する必要があり、費用がかさみます。

    ※分岐水栓の価格は、1つあたり10,000円前後です。

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    そんなときに有効な商品がこちらです!

    パナソニック 分岐水栓 CB-K6

    パナソニック CB-K6 食洗機・整水器専用2分岐コック
    メーカー希望小売価格:5,400円(税込)

    ※画像をクリックすると、商品紹介ページが別タブで表示されます。

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    「分岐水栓付き蛇口を設置」又は「蛇口本体の左右分岐水栓を設置」する場合、
    一つの分岐水栓の接続先は、卓上食洗機または浄水器のいずれかとなります。

    そのため、卓上食洗機と浄水器の両方に分岐させたい時は、
    先ほどご紹介した事例のように、分岐水栓を2つ設置する必要があります。

    CB-K6は、分岐水栓の接続先を2つ(卓上食洗機と浄水器)にできる便利な商品です。
    分岐水栓は1つだけでOKです。

    CB-K6を分岐水栓の先に取り付けることで、
    下の画像のように、卓上食洗機と浄水器のそれぞれに水を供給することができます。

    【CB-K6 接続例】
    キャプチャ

     

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    ★ご注意事項★

    1. CB-K6を使う場合、「水分岐」での接続となります。
    蛇口本体からの分岐を「湯分岐」にすると、
    CB-K6経由で、浄水器にもお湯が供給されてしまいます。
    必ず「水分岐」で接続してください。

    2. CB-K6が対応している分岐水栓は、
    パナソニック電工「CB-」で始まる型番のみです。

    3.CB-K6と浄水器との接続には、別途部材が必要となります。
    ※食洗機用分岐水栓を浄水器に接続する時も同様です。

    【P-A3604】 → 水器側のホース内径が7mmの場合

    P-A3604

    ・【TK7005】  →  浄水器側ホース内径が6.3mmの場合
    TK7005

    必要部材の判断基準はホースの内径となりますが、
    こちらの判断は、お客様ご自身では難しいと思われます。

    部材のご確認につきましては、ご使用頂いている
    浄水器のメーカーへ直接お問い合わせくださいませ。

    それでは本日もよろしくお願いいたします!

     

    ※当社では分岐水栓のみの工事はお承りしておりません。
    キッチン蛇口の交換とセットの場合はお受けしておりますので、
    ご検討の際は、予めご承知置きくださいますようお願い申し上げます。

     

    豊村