フローリングの上にクッションフロア上張り工事の流れ | 交換できるくんスタッフブログNO-36267

おはようございます。阿部です。

本日は、トイレ交換工事で、
フローリングの上にクッションフロアを
上張りした工事の流れをご紹介いたします。

フローリングは、質感や廊下との統一感などから
トイレでも使われていることが多く、クッションフロアと人気がが二分されますが、
木製なので水やアンモニア汚れなどに弱く、溝に水などが入り込んでしまうと、
溝をつたい黒ずみの漏水痕が広がっていってしまいます。

漏水痕はそのままにしておくと、
フローリング下の下地などの腐食にもつながりますので、
黒ずみや表面はがれが気になる場合は、
トイレ交換と同時に床の工事をしていただくことがおすすめです!

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【施工前】
www.sunrefre

 

1.便器を取り外した後のフローリング
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便器周りに沿って便器の設置痕、
水の染込みによる黒ずみ、表面のはがれがみられます。
便器の設置痕右側にも表面の葉枯れが見られますが、
手洗い→タオルまでの間に水滴が落ちて広がった痕です。

便器周り部分に大きく傷みがある場合や腐食がある場合などは、
床の一部張替えなども対応しておりますので、お気軽にご相談くださいませ。
≫詳しくはこちらをご参照ください。

 

2.フローリングの目地をパテで処理
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▲パテを作ります。            ▲パテを塗っていきます。
パテとは、隙間につめて凹凸を埋めたりするペースト状の材料です。
パテで、フローリングの目地や表面はがれの凹凸を均し、乾かしていきます。
早く乾くようにドライヤーなどを使って乾かします。

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▲乾いた後は、余分な部分のパテを落とします。

 

3.パテ処理が完了
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パテが完了です。
この後、クッションフロアを貼っていきます。

 

4.クッションフロア貼り
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クッションフロアを貼っていきます。
ドア枠部分も形状に合わせてカットし、しっかり張り込んでいきます。

 

5.トイレ入り口部分の見切り処理
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今回は、もともと廊下側とひとつづきのバリアフリーで、
トイレ内のクッションフロアも、廊下側に近い色・柄の
クッションフロアをお選びいただきました。

CFの厚みは1.8mmと薄いですが、
そのままでは、引っかかってしまい、
使用するにつれこの部分からはがれてきてしまうこともありますので、
厚み(散り)を処理する見切り材(通称:への字)で仕上げていきます。

見切り材のカラーは・・・
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シルバー、アンバー、ナチュラルカラーよりお選びいただけます。

※以前のスタッフブログでもクッションフロアの上張り施工を
ご紹介させて頂いていますので合わせてご覧ください!
≫敷居がなくてもクッションフロア

 

6.トイレを設置して完成
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▲ピュアレストEX+アプリコットF3AWの組み合わせ

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▲入り口部分の仕上がり

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▲扉を閉めた廊下側から

ナチュラルカラーの見切り材(への字)が廊下側、トイレ側ともマッチしています。

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【ご確認くださいませ】
■クッションフロアは糊付けなので、
一度を貼ってしまうと、元に戻すことができません。

■上張りしたクッションフロア分の段差を処理する
「見切り材(への字)」の厚みで、トイレ入り口部分に約2~3mmの厚みができます。

■ご利用するにつれ、フローリングの目地をクッションフロアが拾い、
凹凸が出てくる可能性がございます。

※フローリングの上にクッションフロアの上張りをご希望の場合、
トイレ交換のお見積り時に必要な『トイレ全体の写真』『排水部分がわかる写真』に加え、
『トイレ入口部分(ドア下)のお写真』を頂けますようお願いいたします。

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それでは、本日もよろしくお願いいたします(*^_^*)