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ノーリツ東京ショールームでの研修レポート
2014年6月14日
おはようございます!企画担当の前田(泰)です。
本日もスタッフブログをご覧いただきましてありがとうございます!
最近は雨が降ってジメジメした日が多く、昨日も晴れたり雨が降ったりと
不安定な天候でしたが、本日、東京は快晴で、空も青々としていて、
すがすがしい気分で仕事に朝から取り組んでおります!
先日、給湯器やガスコンロで皆様もおなじみのノーリツ社主催で、
新宿にある「ノーリツ東京ショールーム」での研修に、
本社スタッフ・工事担当一同参加させていただきました。
6月7日にリニューアルオープンしたばかりの
最新の住宅設備が満載のショールームで、
ノーリツ様のご配慮に感謝するとともに、
スタッフ一同、気を引きしめて、研修に臨みました。
新宿住友ビルの15階にあるノーリツ様の東京ショールームです。
最新のガスコンロ、レンジフード、食洗機、レンジフードなどが
展示されています。
最初に、ガスコンロやハイブリッド給湯器などの最新情報について、
ノーリツ社の小山様よりご説明をいただきました。
座学の後は、実機を見ながら、機能や操作性、施工性など、
様々な観点でご説明をいただきました。
本社スタッフ・工事担当からの質問も多く、
終始、非常ににぎやかな雰囲気でした。
小山様のお話の中で、特におもしろかったのは、ガスコンロの設計思想です。
リンナイの上位機種には「スモークオフ」、ノーリツの上位機種には
「グリルクリーンモード」という、グリルを使用する際に出る煙やニオイを
抑える最新の機能が搭載されているのですが、ここに両社の思想の違いが
表れていました。
リンナイの「スモークオフ」は、
グリルでお魚などを焼く時に出る「煙」と「ニオイ」を押さえる機能で、
”焼いている最中に”効力を発揮します。
(デリシア、ベリエ(一部機種)に搭載されています)
一方で、ノーリツの「グリルクリーンモード」は、
グリルでお魚などを焼いた後、グリル庫内に残る「ニオイ」を押さえる機能で、
”焼いた後に”効力を発揮します。
(スタイリッシュブリンクアドバンス、デュオ、レボアに搭載されています)
ノーリツの設計思想としては、
焼いている間に出る煙は「レンジフード/換気扇」が吸えばよく、
また、魚の焼いているニオイは、食欲をそそり、食育の観点からも
不自然に消すべきものではない、ということでした。
一方で、夜に魚を焼いた後、例えば翌日の朝などにグリルでトーストや
ピザなどを焼くことを想定し、魚のニオイがトーストやピザに移ってしまうと、
味が落ちるため、グリルの庫内に残るニオイを「グリルクリーンモード」機能で
軽減させる、という思想で、このような機能を開発したとのことです。
機能についてはもちろん知っていたのですが、設計思想を聞く機会が
これまでは無かったため、貴重なお話を伺うことができました。
ショールームでは、給湯器の内部も見ることができます。
基盤をはじめ、テクノロジーが集約されています。
こちらは、熱効率が従来型給湯器よりも高い「エコジョーズ」タイプです。
皆、真剣に聞いています。
この後、実機を囲いながら、スタッフ同士での議論が止まらず、
予定時間をかなりオーバーしてしまいました・・・
ビルトイン食洗機も多数展示されていました。
ノーリツ(ハーマン)の食洗機は、当社でも取り扱いを予定しておりますので、
ぜひご期待ください!
ショールームやメーカーの技術研修センターを訪問するといつも思うのですが、
やはり実機を見ることは、住宅設備の仕事に従事している私たちとしては、
非常に大事なことだと改めて感じます。
お客様への商品説明、ご自宅での交換工事を、しっかりとさせていただくためにも
日々勉強、研鑽が必要で、スタッフ一同引き続き努力致しますので、
今後ともご愛顧の程、よろしくお願い申し上げます。