スワレットについて | 交換できるくんスタッフブログNO-20357

    スワレットについて

    おはようございます。営業担当の大澤です。

    本年も、リフォームを通じて、生活を便利に、豊かにする
    ご提案をさせて頂ければと思っております。
    どんなことでもお気軽にご相談くださいますよう宜しくお願い致します。

    さて、本日は和式便器を、簡単に洋式トイレに変えてしまう
    TOTO製品のスワレットのご紹介をさせて頂きたいと思います。

    こちらの商品は既存の便器部分はそのまま活かすので、設置する際にも
    大がかりな工事を必要とせず、あたかも洋式トイレのような感覚で
    ご使用いただけますので、大変人気がございます。

    SA1  SB1

    従来、和式→洋式のトイレへ変更する場合、床面から解体したり等の
    大規模な工事が必要となり時間とコストがどうしてもかさんできてしまいました。

    洋式便器が主流になっている現在においても、日々の出荷台数を考えますと
    まだまだ和式便器をご使用頂いている方は多数いらっしゃると実感します。

    良くいただきますお問合せにも『うちの今の和式便器にスワレットは設置可能でしょうか』
    とご心配される方は少なくありません。

    確かにスワレットはどんなタイプの和式便器にも設置可能ということでは
    ございませんのでご不安にもなられるかと思います。

    そこでメーカーの推奨する簡易的な適合確認をご紹介いたしますので
    ご検討中の方は事前にご参考にしてみて頂くと安心か思います。

     

    まず、第一に両用便器専用ということが条件となります。
    両用便器とは下記のように段差がある、和式便器のことをいいます。
    SC1

     

    そして、さらに下記の通りABが当てはまる場合です。

    ipmsgclip_s_1388110661_0SSSS
    左画のように便器前方に洗浄管が接続されている床上給水タイプであれば
    スワレットの設置ができます。
    右側の写真のように、洗浄管が直接床面と接続しているトイレには
    残念ながら設置ができません。

     

    また下記のようにCまたはDが当てはまる場合も設置不可となります。

    ipmsgclip_s_1388110714_0

     

    最後に取り付けに必要なトイレ内寸法も、細かく定められております。

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    尚、ドアが内開きの場合、スワレットにドアが当たり使用できない場合や、
    トイレによっては、便器とタンクの距離が近く設置してある場合など
    設置自体は可能であっても、ご使用の際に便座の蓋がタンクに当たってしまい
    きちんと座れずにご使用できないという事も稀にございます。

     

    スワレットの一番の特徴は量販店等で販売されているプラスチック製の
    簡易的な商品とは異なり一般のトイレと同じように陶器で出来ている点です。

    その為、安全に設置できる上に、タンクから繋がっている洗浄管(水を流す管)を便器部へ
    接続することで、ボール面もしっかり洗浄し常に清潔にご使用頂く事が可能となっております。

    さらに普通便座だけでなくウォシュレットの設置も可能となっておりますので
    セットでご購入頂く方も多くいらっしゃいます。
    ※ウォシュレット設置の際にはトイレ内に電気コンセントが必要です。

    また、見落としがちなのが紙巻器の位置についてです。

    和式便器の場合、座って正面の位置に紙巻器が設置されていることが多く、
    スワレットを設置すると座る向きがちょうど180度逆側へ変わりますので、
    そのままのお使い頂く場合、座った背中側に紙巻器がある状態となります。

    さらに通常、便座やウォシュレットを合わせてセット致しますので、
    既存の位置のままですと座っている際は蓋部分の後ろ側に隠れてしまいます。

    これではとても使いづらくなってしまいます為、紙巻器の移設も
    合わせておすすめしておりますので事前にご確認頂けますと良いかと思います。

    もちろん、メールで実際の画像からでも適合確認はさせていただきますので
    お気軽にご連絡、ご相談ください。

    当社はメールはもちろんお電話でのご注文・ご相談も大歓迎です!
    それでは本日も更なる精一杯のご対応を心掛けていきますので宜しくお願い致します。