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住設機器の新しい可能性
2013年4月13日
おはようございます。
制作担当の津曲です。
いつも当社ブログをご覧頂きありがとうございます。
先日新聞を読んでいると、ある記事に目が止まりましたので
ご紹介させていただきます。
「水回り進化論」というコーナーで、住宅設備メーカーがこれまでにない新しい
水回り製品の開発を始めているという内容でした。
まず、TOTOは高齢者需要を狙った寝室に設置できるトイレを検討中。
すでに試作品を開発しているようで、便器に車輪がついていて普段は
壁際に収納しておき、必要な時に高齢者がたぐり寄せて利用できるようです。
汚物も専用の装置で細かく粉砕し直径3センチメートルの細い管で
排水できます。
LIXILは、小型の手洗いを開発中とのこと。タンクレストイレの普及で
トイレの小型化は進んでいますが、小型の手洗いが今後必要となると考えて
いるようです。また足腰の不自由な高齢者へは、寝室にも設置ができうがいや
手洗いのたびに移動をする手間が省けます。
パナソニックは都市部に住む単身男性向けにキッチン、冷蔵庫、洗面化粧台の機能を
集約した製品をアパート建設会社と開発中。都市部のせまいアパートだとトイレが
共同だったりお風呂がなかったりするので住設機器を統合させることでより良い住環境の
実現につながります。
また住宅設備メーカーではありませんが、レオパレス21は単身女性向けに、
これまでトイレの近くにある場合が多かった洗面化粧台をリビングに設置したアパートを
今年6月に完成予定です。
冷暖房が利いた空間で化粧をしたいという女性の声に答えた新しいスタイルの
アパートです。
これまでトイレや洗面化粧台、手洗い器などの水まわりはリビングや寝室とは別に
まとめて設置されていることが常識でしたが各社その常識を破り製品の開発を行っています。
住設機器の新しい可能性を感じる取り組み。素晴らしいですね。
それでは本日もよろしくお願いいたします。