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おはようございます。
営業担当の高橋です。
交換できるくんでも多くご注文を頂くウォシュレット。
日本での普及率は70%を超えると言われており、
私もついつい出先などでもウォシュレットの付いている
トイレをわざわざ探して利用したりします。
このウォシュレット、ご存知の方も多いとは存じますが、
温水の作り方が「貯湯式」と「瞬間式」の2種類に分けられます。
■貯湯式・・・貯湯タンクに一度水を貯めておき、設定温度まで
加熱をした温水が吐水される仕組み
タンク内にためておく事で多い水量で使えるが、
タンク内の温水を使い切ってしまうと湯切れをおこしてしまう
(当社取扱商品)TOTO:SB、S1/S2 LIXIL(INAX):Kシリーズ、PASSO(貯湯タイプ)
■瞬間式・・・タンクはなく、温水ヒーターで瞬間的に加熱をして吐水する仕組み
利用の都度必要な分だけ加熱をする為、湯切れの心配なく
使えるが、人によっては貯湯式よりも若干流量を
物足りなく感じられる場合がある
(当社取扱商品)TOTO:アプリコット LIXIL(INAX):PASSO(Wタイプ)
瞬間式については、流量のハンデをTOTO アプリコットシリーズの
「ワンダーウェーブ洗浄」の様に洗浄方式でカバーしている上、
湯切れがないという点だけでなく、商品自体が新しいものであったり、
グレードの高い商品の為、機能性を重視されるお客様に非常に喜ばれています。
また、省エネにつながると言うのも瞬間式の大きな魅力です。
温水を作る仕組みをそれぞれ例えるなら、「電気ポット」のように加熱後ある程度の
電力を使用して常時保温をしている状態が貯湯式であるのに対して、
瞬間式は必要な量の水を短時間で加熱させる「電気ケトル」の様なものです。
TOTO ウォシュレットを例に挙げますと、貯湯式のヒーター電力容量が
240~250Wですが、瞬間式のアプリコットですと1200Wと貯湯式の5倍程度となっております。
これだけですと、「瞬間式の方が電力消費が高いんじゃないか?」と思われる方も
いらっしゃると思いますが、以前のブログでご紹介しました「瞬間暖房便座」と同じく、
常時の保温ではなく必要な時に加熱をする方式の為、全体の電力使用量としては
抑えられるものとなっております。
温水の加熱方式や暖房便座、節電機能等により、従来品に比べ大幅な省エネ化に成功し、
「TOTO アプリコットF3AW・F3W」を例に挙げますと
従来品よりも年間4,200円程の節約となっています。
瞬間式についてはいいとこづくめとなりますが、
商品の価格が貯湯式と比べて割高なのと、
あえてご注意点を挙げるとすれば「水圧」であり、
TOTOを例に挙げますと、瞬間式も貯湯式もメーカー発表の仕様では
「必要最低水圧」が同じ値(0.05MPa)となっております。
一般的な水道の基準ではありますが、
お住まいの水圧が極端に低い場合、影響範囲として
瞬間式・・・流量そのものに影響する
貯湯式・・・貯湯タンクへ貯まる時間を要する
と言った違いが有り、瞬間式はダイレクトに流量に影響してしまう為、
「我が家は全体的に水の出が弱い気がする」と感じられる方は
貯湯式をお選び頂いた方が快適にお使い頂けます。
もし、「ウォシュレットを交換したいけど、どういった点に気を付ければよいか」
とお考えの方がいらっしゃいましたらぜひご参考にしてくださいませ。
それでは本日もお電話やメールを元気にお待ちしております。
何卒宜しくお願い致します!