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ビル・ゲイツ氏も支援する「トイレ研究」
2012年10月12日
おはようございます。
制作担当の加藤です。
本日は、ビル・ゲイツ氏も支援する、とある「トイレの研究」をご紹介します。
どのような研究かと言いますと、ずばり「トイレで使った水を、飲める水に変える」という物。
生活環境が十分に整備され、とても恵まれている私たち日本人からすると
「それはちょっと」と考えてしまう訳ですが、この研究は、世界レベルで見ると
とても注目をされています。
この研究を進めているのは、インペリアル・カレッジ・ロンドン、マンチェスター大学、
ダラム大学から集められた研究者のグループで、彼らはバクテリアと金属ナノ粒子を
保持した多孔質の装置を開発中との事です。
これを使ってろ過する事で、金属ナノ粒子などが反応を起こし、
「水素エネルギー」や「きれいな水」を作り出せるそうです。
「水」という物が貴重な資源として認知されている現在、この技術が確立される事で
発展途上国に住む数百万人もの「命」を救えると言われています。
得られる物は「水」だけで無く、「エネルギー」も有り、「肥料」も有ります。
これらを総合して捉えると「経済成長を支える」とまで言われ、
世界的にもたらす「変化」は、とても大きな物になるのだそうです。
何より「水」という貴重な物への概念が大きく変わるのでは?
と感じますね。
そして、「トイレ」という物への概念も、大きく変わる事になると思います。
「水」への感謝を忘れずに、頑張って参ります。
本日もよろしくお願いします。