節水便器の進化 | 交換できるくんスタッフブログNO-12926

節水便器の進化

おはようございます!
管理部の古屋です^^

関東は梅雨があけて、本格的な夏の到来も間近ですね!!

さて本日は、TOTO節水便器の進化について
ご紹介させていただきます。

現在の快適なトイレに辿り着くまでとっても長い道のりがありました。

■1976年
初代、節水便器が登場

現在の節水便器の大本となる「CSシリーズ」が
1976年に発売されました。
大幅に節水を図ると同時に、使用時の給水音を小さくする機能を
搭載した初代の節水便器です。
それまでのサイホンゼット式では20L、サイホン式では16L必要
だった水を13Lまで減らすことが出来ました。

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■1980年
ウォシュレットの誕生

1980年ウォシュレットが市場に登場しました。
もともとは主に病院に医療用などとして導入されたものですが、
TOTOが独自に研究を進め、データを収集し噴出位置を設計する工夫をしました。
1994年には出荷台数500万台、2005年には2000万台、2011年には3000万台を突破しました。

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※初代ウォシュレット

■1993年
タンクレスがデビュー

1993年に「ネオレストEX」が発売されました。
タンクが無くなったことにより、トイレ空間にゆとりと広がりを生み出しました。
洗浄水量は大が8L、小が6Lとさらなる節水が可能となりました。

■1998年
女性には欠かせない「音姫」の誕生

音姫は洗浄音にもこだわっていて、実は雑音のように聞こえる音は
効率よくマスキングする優秀な音なのです。
また、トイレでの介護の際、音姫があることで介護する側もされる側も
気を遣わずに利用できる、という声もあるそうです。

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■2000年
「全自動大便器」が登場

便器に近づいただけで便フタが開閉したり、使用後立ち上がると
自動で水が流れる機能が搭載された便器が発売されました。
均等な力で開閉が行われるため、故障も起こりにくく、また暖房便座の
暖房効果も高められます。
電気代が抑えられるというメリットもあります。

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■2002年
フチなし便器&トルネード洗浄便器の登場

汚れのつきやすい便器のフチ裏をなくした「フチなし便器」の登場です。
また渦を巻くような水流で便器の内側をまんべんなくしっかりと洗える
「トルネード洗浄」の開発も同時に成功しました。
また洗浄水量も大6L、小5Lまでに削減することも出来ました。

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■2009年
洗浄水量4.8Lの時代到来

ネオレストハイブリッドシリーズ」は洗浄水量が4.8Lと業界の
節水に成功しました。
さらにウォシュレットの洗浄水は「新ワンダーウェーブ」洗浄で、
水玉に大小をつけ、少ない水量で強さとたっぷり感を向上させています。

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※「新ワンダーウェーブ」洗浄

■2012年
超節水を実現!「ハイブリッドエコロジーシステム」

水圧不問の超節水便器の登場です。大洗浄3.8L、小洗浄3.3Lが可能となりました。
また使うときだけ暖める瞬間暖房便座で、節電・節約にも一役かっています。

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初代節水便器登場から35年が経ち、環境にも配慮されたエコ便器が
続々と登場しています。

次はどんな最新便器が登場するのか楽しみですが、
節電・節約が叫ばれる今、できることからコツコツと積み重ねていきたいですね!

それでは本日も宜しくお願い致しますm(__)m