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震災復興ボランティア活動
2011年12月21日
カテゴリ:スタッフ便り
おはようございます。販売部の田口でございます。
本日も交換できるくん スタッフブログをご覧いただきまして、誠にありがとうございます。
多くの方の尊い命、そして緑豊かな自然が失われた東日本大震災からおよそ半年が過ぎた
頃、「今ならボランティア素人の我々でもお手伝いできることがあるかもしれない」との
思いから、当社では社内で有志を募って参加をはじめ、現在では月に一回のペースで継続
して参加しています。
今月も週末を利用して、活動に参加するため宮城県まで行ってきました。
ボランティア作業は土曜日の朝から開始となるため、首都圏からは金曜日の業務終了後の
深夜に出発します。この日も深夜0時に本社に集合して車で出発。運転を交代しながら一路
東北を目指します。
東北道に入りしばらく進むと雪が降ってきました。個人的には今年の初雪です。
北に進むにつれ雪は強くなるように思われましたが、なんとか立ち往生することなく進む
ことができました。
ちなみにこちらの山下駅も津波で線路を流され現在では稼働しておりません。
線路が流されてしまうなんて誰が想像できるでしょうか?それだけでもあの津波の恐ろし
さの一端を垣間見た気がしました。
参加させていただいているボランティア団体の団長から本日の作業内容が簡単に伝えられ、
現場に向かいます。その道中でもまだまだ3月11日から手つかずの状態の家がたくさん残っ
ていることに気づかされます。
今回お手伝いさせていただくお宅も例外なく、砂や泥が入り込みひどい状況でした。
く見つけ、本来あるべきでない砂や泥をかき出します。難しい作業ではないですが、楽で
はありません。ましてや住人の方だけでなんとかなるレベルの話ではないのです。しかし
みんなで力を合わせればなんとかなる。事実この日もたくさんのボランティア参加者がい
た成果か午前中には完了しました。
震災直後は「素人のボランティアは足手まとい」などといった声があったと思いますし、
確かになスキルを持った人材でなければどうしようもない状況でもあったのだと思い
ます。しかし現在はその段階をある程度乗り越えて、難しいことでなくてもマンパワーが
必要な状況であると感じました。今だからこそ素人でも気持ちがあればボランティア活動
で少しでも力になれると信じています。
当社ではこれからも少しずつでもこのような活動に参加して行きます。