学校のトイレ「学校トイレ改善の取組事例集」 | 交換できるくんスタッフブログNO-11533

今日も交換できるくんのブログをご覧いただき、
ありがとうございます。磯崎です。

さて、このブログをご覧のみなさまは成人された方がほとんどだと思うのですが、
通っていらした学校のトイレ、どんなだったか覚えていますか?

いわゆる3K(暗い、汚い、臭い)イメージはあるけど、とくに覚えていないなぁ、
という方が大半なのではないでしょうか。

そんな学校のトイレを改善すべく文部科学省が
「学校トイレ改善の取組事例集」を昨年まとめました。

学校施設の多くは、昭和40年代から50年代の
児童生徒急増期に建築されたものが多く、
その老朽化に関する対策が課題となっています。
特に、学校トイレについては、他の施設と比べて相対的に整備が遅れており、
この改善を図る必要があるとのことなのです。

確かに、日本の住環境が向上して、
家のトイレは洋式で、快適な癒しの空間にもなりつつあるのに、

学校のトイレは和式の冷たいコンクリートやタイル、
ということではいくらなんでもギャップがありすぎますよね。

ただ、それには理由があって、
コンクリートやタイルの床は、水で流して掃除できるというメリットがあるため、
汚しても掃除がしやすく、

床に設置された和式便器を洋式にするには、
配管や床、壁の工事を伴うことと、
トイレの数も多いことから費用がかさむので、トイレ改修の優先順位は低くて、
なかなか改修に踏み切れない学校も多いとか。

そんななか、学校トイレを快適にしよう、というプロジェクトを実施している
学校もあり、生徒が改修デザインに参加することで、
トイレに愛着がわいて、トイレをきれいにつかおう、という意識が生まれたりなど、
文部科学省のまとめではいろいろな事例を紹介しています。

schooltoilet.jpg

当社でも、多数の学校法人様からこういった改修工事のご依頼をいただきますが、
大規模な工事ではなくても、トイレの快適さのためにウォシュレット暖房便座
まとめてご注文いただいたり、個室のプライバシー確保と、節水のために
トイレ用擬音装置の音姫を大量購入いただくことも増えてきています。

文部科学省のまとめのように、快適な学校トイレがふえれば、
子どもたちがさらに楽しく学校に行けるかもしれませんね♪

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