風化させずに|スタッフブログ | 交換できるくんスタッフブログNO-11372

    「3/11は岩手にいたいから・・・」

    岩手県に住む友人の一言にハッとしました!!

    大学時代の友人から数人へ送られた旅行計画に対する返信メールです。

    未曾有の大震災から8ヶ月。報道も日に日に少なくなり、
    クリスマスムードもひろがりかけているこの頃、震災の事が
    風化しかけているのではと感じました。

    先日、松澤のブログ(被災地を訪れて)でもご報告させて頂いていますが、
    私も微力ながらスコップ団の皆さんと作業をさせて頂いた一員として
    改めて3.11の重みを痛感した瞬間でした。

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    どんな建物があったのか、お店だったのか住宅だったのか
    原型が分からない程、無残に打ち砕かれた光景がそこにはありました。

    テレビで見ていたはずの光景。しかしそれは、想像をはるかに超えるもの。
    その場所へ行き、肌で感じた人にしかわからない空気。

    一方で仮設住宅のすぐ脇に新しい家の建設が始まってもいます。

    しかし震災当初に比べるとボランティアの人数も少なくなってきていると言われています。

    スコップ団の皆さんと作業をした時、小学2,3年生くらいの男の子が一人、
    自分の背丈とたいして変わらないスコップを手に土砂をかき出している姿が
    思い出されました。

    被災地を訪れ言葉を失ったこと、ではないどこにでもあるようなご飯が
    本当においしいと感じられたこと・・・・

    決して忘れてはいけない事実であると思い知らされました。
    社内でも忘れず続けていこうということなり、
    今週末も当社のスタッフがまた被災地に入ります!

    働く場所があることの幸せを感じながら、
    本日も精一杯のご対応を心掛けて参ります。