ガスコンロの「ゴトク」どちらを選びますか? | 交換できるくんスタッフブログNO-58427

    いつもスタッフブログをご覧頂きまして誠にありがとうございます。
    ショールームの横山です。

    突然ですが、ビルトインガスコンロをご検討中のお客様の、
    一番のお悩みポイントはガスコンロの「ゴトク」ではないかと思います。

    ゴトクには
    ステンレス製とホーロー(琺瑯)製があり、どちらのほうがいいのか。。。
    というご質問が本当に多いです。

    一番はお客様のお好みによるご選定にはなりますが、
    その他の選定ポイントはなんでしょうか。

    まずは簡単に両者の特徴を述べてみます。

    【ホーローゴトク】
    成分:鉄、アルミニウムなどの金属材料表面にシリカ(二酸化ケイ素)を主成分とするガラス質の釉薬を高温で焼き付けたもの。
    特徴:
    ・熱に強い。
    ・熱伝導率が高い。
    ・使い込んで釉薬が欠けた部分が、水分や塩分に長期間晒されると、さびが生じる場合が多い。
    ・熱に強いが、急な温度変化には陶磁器同様の扱いが要求される。

    【ステンレスゴトク】
    成分:鉄に一定量以上のクロムを含ませた、腐食に対する耐性を持つ合金鋼特徴:
    ・汚れがつきにくく熱に強い。
    ・医療用に用いられるほど「衛生的」。
    ・熱伝導率がホーローより低い。
    ・さびにくい
    ・一度火を入れると焼き色がつく。

    ちなみに重量は
    ホーローゴトクが210グラム
    ステンレスゴトクは200グラム
    と差は殆どございません。

    上記の特徴にも記載しましたが、熱伝導率が高いホーローはゴトク自体がステンレスより高温になるため、汚れやホコリ、油分等がこびり付くことがおおいかもしれませんね。

    次にステンレスゴトクの焼き色について

    《設置したばかりのステンレスゴトク》

    《数回使用したステンレスゴトク》

    上記のように1回でも使用すると焼き色がついてしまいます。
    この焼き色が気になるお客様も多いようです。

    念の為、ホーローごとくも比較してみましょう。

    《設置したばかりのホーローゴトク》

    《数回使用したホーローゴトク》

    上位のように若干使用感が出ておりますが、大きな変化は出ておりません。
    ※見えにくくて申し訳ございません。

    ゴトクについて簡単ではございますが、まとめてみました。

    焼き色がどうしても気になる場合はホーローゴトク
    ※リンナイの「ピュアステンレス専用クリーナー」でクリーニングすれば、元通りにはなりませんが、若干焼き色は薄くなります。ピカピカ感も復活しますのでお試しください。

    長く清潔にまた、お掃除が楽、見た目もスタイリッシュで豪華なほうがいい場合はステンレスゴトク

    ステンレスは耐食性が高く、医療にも使われている素材になります。
    焼き色はつきますが、長くきれいに使いたい場合は、ステンレスゴトクがお勧めです。

    以上、長々とご案内いたしましたが、ステンレスゴトクを選択できるガスコンロは「ミドルクラス」以上のコンロになります。

    ホーローのゴトクでも、日頃のお手入れにより、こびり付きも抑えられます。お客様のお好み、ご予算により、適した商品をお選びください。

    ※ゴトクは交換部品として、将来購入することも可能ですので、劣化が進んだり汚れがひどくなった場合は交換することができます。

    最後にステンレスゴトクが選べるガスコンロをご案内申し上げます。

    【リンナイ】
    《デリシア3V乾電池タイプ》
    ※ホーローゴトクも選べます。
    《デリシア100v電源式》
    ※ホーローゴトクも選べます。

    【ノーリツ】
    《プログレプラス》
    ※ホーローゴトクも選べます。
    《プログレ》
    ※ホーローゴトクも選べます。
    《ピアットマルチグリル》
    ※ホーローゴトクも選べます。
    《ピアットワイドグリル》
    ※ホーローゴトクも選べます。

    【パロマ】
    《アバンセ》
    《クレア》
    《フェイシス》
    ※ホーローゴトクも選べます。

    いかがでしたでしょうか。ご参考になれば幸いです。

    それでは、本日もよろしくお願いいたします!