シャワーが冷たいっ! 「冷水サンドイッチ現象」とは? | 交換できるくんスタッフブログNO-55952

    スタッフブログをお読みいただきありがとうございます。
    経営企画部の酒井です。

    先日の記事で「今年は冷夏かも」などと述べたところ一転して気温が急上昇、
    体温超えの日が連続する炎夏となってしまいました。
    「令和の米騒動」は杞憂に終わりそうですが、この極端な気温変動もまた悩みのタネ。
    「暑熱順化」という耳慣れない用語がよく報道されていますが、
    つまり「カラダが暑さに慣れること」、
    これが追いつかずに体調を崩す人が多いと叫ばれているようです。
    この記事をお読みの皆様もお気をつけください。

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    さて、うだるような暑さに見舞われた本日のテーマは、「シャワー」
    汗を流すためにシャワーを浴びることも多いこの時期ですが、
    皆様は、「シャワーがいきなり水になって驚いた」経験はありますでしょうか。
    いかに灼熱の季節といえども、急な冷や水は歓迎しがたいものです。

    この現象は「給湯器交換のサイン」とされていますが、
    実は正常なガス給湯器でも発生することがあります。
    その原因のひとつ、「冷水サンドイッチ現象」についてご紹介いたします。

    【冷水サンドイッチ現象とは?】
    ガス給湯器は、ガスの力で水を温めてお湯を作っています。
    水温の調節はガスの燃焼具合を切り替えて行っており、
    強く燃焼していた時に通過した水はお湯になり、
    燃焼を抑えていた時に通過した水は水のまま出てきます。
    特にシャワーの出し始めにはこの温度調整を何度か行うので、
    「お湯・水・お湯」のサンドイッチが生まれてしまうタイミングがあるのです。

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    出し始め、お湯になったことを確認してからシャワーを浴び始めるかと思いますが、
    実はそのお湯は「冷水サンドイッチ」のパンに当たり、
    直後に冷や水が待ち受けているかもしれません……。
    もしこの現象に悩まされることが多ければ、
    お湯になってからすぐにシャワーを浴びるのではなく、
    水温が安定するまで少し待ったほうがよいでしょう。

    なお、「冷水サンドイッチ現象」は給湯器の仕様であり故障ではないのですが、
    燃焼の安定しない古い給湯器ほど起こりやすい傾向にあります。

    また、下記の症状にも該当する場合、
    原因は「冷水サンドイッチ現象」ではないかもしれません。

    ・水温が上がったり下がったりを繰り返す
    ・冷水になってからお湯に戻るまで時間がかかる
    ・お風呂の追いだきができない

    水になる現象がシャワーの出し始め以外に頻発する場合にも
    故障が疑われます。
    設置してから数年の給湯器は修理により改善が見込める場合も
    ございますのでお使いのメーカーにご相談ください。

    ただし、長くお使いの給湯器での不調の場合、
    給湯器自体の寿命(耐用年数限界)が近づいていることも考えられます。
    寿命が近づくと、修理をしても症状が改善しないことが多々あり、
    結果的には交換を検討したほうがおトクになることが多いと言えます。
    目安として10年以上お使いの給湯器で故障が疑われる場合、
    ぜひ交換できるくんにご相談ください。

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