レンジフードのフィルターについて | 交換できるくんスタッフブログNO-30228

おはようございます。加藤(麻)です。
いつも交換できるくんスタッフブログを
ご覧いただきありがとうございます。

レンジフード掃除の代名詞ともいえるフィルターの掃除。
レンジフードの中でも、もっとも手間のかかるイメージがありますよね。

最新のレンジフードは、フィルター自体を無くしたものも多く、
レンジフード掃除に革命が起きています。

今回は、そんなレンジフードのフィルターについてのお話しです。

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【金属製フィルター掃除のコツ】

 

本題の前に。
そもそも、なぜフィルターがついているのでしょうか?

掃除に手間がかかるフィルターは、
レンジフードが吸い込む油煙の油汚れをキャッチする
という重要な役割を担っています。

商品にもよりますが、約4割の油汚れを
このフィルターでキャッチしていると言われています。

外に排気する油煙を少しでもきれいに。
というのがこのフィルターの役目なのです。

道理で油汚れがつきやすいわけですね。

この役目から考えても「フィルターは汚れるもの」ですので、
きちんと掃除をする必要があります。

フィルターが目詰まりしてしまうと、レンジフードの
吸い込む力に影響が出てしまい、挙句はモーターに負荷がかかり
故障の原因になることも。

こちらもこまめな掃除が大切といえます。

 

いよいよ本題です。

金属製のフィルターは、
“取り外して、水洗い”が鉄則。
また、汚れがなるべく少ないうちに洗うのがおすすめです。

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取り外したフィルターは、
中性洗剤を使って水洗いします。

汚れがひどく洗うだけでは汚れが落ちない場合には、
浸け置き洗いが有効です。

フィルターが入る大きさの容器に中性洗剤とぬるま湯を入れ、
その中にフィルターを浸けます。

あとは30分程度待ってスポンジや、
やわらかめのブラシや歯ブラシなどでこすります。

※固いものでこすりすぎると傷をつけてしまい、よくありません。
汚れが落ちたらしっかりすすぎます。

すすぎの次は乾燥です。
しっかり乾かしてからレンジフードに戻します。

大きな容器が無い場合には、
ゴミ袋など大きな袋を使うのがおすすめです。
(浸け置く際は袋の口をしっかり閉じます。)

 

【使い捨てフィルターについて】

フィルターありタイプのレンジフードの場合、
掃除の手間を減らすために、
『使い捨てフィルター』を使用されるケースが多くあります。

使い捨てフィルターにはタイプがあり、
金属性のフィルターの上にカバーのようにつけるものや、
専用の枠に使い捨てフィルターを装着するものなど、
値段も素材もさまざまです。

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こちらは、専用枠に使い捨てフィルターを装着したレンジフードです。

 

○使い捨てフィルターのメリット

・フィルターの掃除が楽になる

○使い捨てフィルターのデメリット

・燃える素材でできている場合など、安全性に問題があるものもある
・吸い込みが悪くなる場合がある
・吸い込みが悪くなると、モーターに負担がかかり故障の原因になる
・使い捨てフィルターが原因の故障などは、メーカー保証の対象外になる場合がある
・ランニングコストがかかる
・見た目が良くない

たくさんの方が使用している便利な使い捨てフィルターですが、
何かとデメリットも多いようです。

素材自体も不燃性ではなく、難燃性のものも売られていたりと
防災上の観点からも心配な点があります。

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不燃性・・・継続して燃焼しない性質

難燃性・耐燃性・・・燃焼する速さは遅いが、ある程度の時間は燃え続ける性質。

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地域にもよりますが、
条例によりレンジフードは「金属製グリスフィルターを使用する」と
定められている場合も。

ほどんどが火気の上で使用するレンジフードですから、
素材など細かいところにも注意を払い使用したいものです。

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