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日本以外のアジアが騒がれる今、あえて今、アメリカを感じたいと思い立ち
連休も利用して、サンフランシスコとシリコンバレーをまわってきました。
日中はほとんど1人で動くことになったので
数日間の滞在の中で思いつくまま色々なところをまわってきました。
まずはやっぱりホームデポ!とばかりに、
アイパッドで場所を探して1人電車を乗り継いで行ったところが、
「フロア ストーン デポ・・・・」
思いがけずストーン建材の視察に・・・
日本ではあってはならないアクシデントでしたが、
海外ではこの位はつきものなのだと自分に言い聞かせるしかありません
仕切り直して、列車とタクシーを乗り継いで、お目当てのホームデポへ到着
求めていたのはこれです!広い!
トイレなどの陶器製品は驚くほど安い。日本とは一桁価格が違っていて、
ほとんどの便器セットが100~200ドルで買えてしまうことにショックを受けました(汗)
価格は東南アジアのそれと同等レベルかも知れません。
そうなると仮に2000ドルのハイスペックトイレを海外で売るのであればアメリカではなく、
絶対的に今は経済的な高揚感漂うアジア。アジアにカネ・モノ・ヒトが集まる意味が分ります。
アジアから輸入品している洗面台や、部材も日本で買うより安い
TOTOやLIXIL(INAX)といった日本メーカー品はここには一切置いてありませんでしたが、
価格が違いすぎるので納得せざるを得ません。
やはりここでも日本の機器は「モノはいいけど高すぎる」という感じでしょうか。
日本人街の近くにあったローカルの水道店にも立ち寄りました
さすが日本人街が近いとあって、こちらでは若干のTOTO製品を見る事ができました。
しかし、普通便座はあってもウォシュレットはありません。
現地の日本人の人たちは今でもウォシュレットを買うのに苦労しそうです。
こちらはBest Buyにて。
停電時に使えないため日本では震災以降すっかり売れなくなってしまいましたが、
アメリカでは変わらずIHクッキングヒーターが人気だそうです。
ガスコンロも4口が標準。ごとくがゴツイのですが、
逆にアメリカ人からしたら、日本の調理器具は小さすぎるし
高性能は分るけど複雑すぎてさっぱり使い方が分らない
ということになるのでしょうか。さすがスケールが大きい!
食洗機もやっぱりでっかいです。日本のキッチンにはとても納まりそうにありません。
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サンフランシスコの多種多様な人種の人たちの中にいると、
いくらアメリカの人口が三億人といっても、
日本の人口が三倍になったのとは意味が全く違うことを感じます。
多種多様の文化の人たちが一緒に共存するアメリカは、
やっぱりすごい国だなと感じざるを得ません。
期間中にシリコンバレーにある会社の人たちのミーティングに加わることができました。
メンバーの皆さんは全員ネイティブでしたが、
生まれはドイツであったり、韓国であったり本当に様々。
とにかく故郷、つまり国の話になると皆、熱心に自国の話を始めます。
日本から世界を見るのと、現地で感じる事。
日本にいて日本を考えることと、外国から日本を考えること。
それぞれ随分違います。
外から日本をみることで、逆に1億2千万人単一民族の
日本という国がどれだけ特殊なのか。
独自発展をとげた理由が分ったような気がします。
今、世界の経済の中で日本はどんどん置いていかれていると感じていますが、
世界をみてまわるなかで逆に確信できることがあります。
間違えなく、日本や日本人が持っているものは、
まだまだ世界に強く通用するものだということです。
そこを引き出して、将来は世界で勝てる会社にしたいと思っています。
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ホテルへ向うための列車の駅がサンフランシスコジャイアンツの本拠地
AT&Tスタジアムの最寄り駅でした。
たくさんのファンが本当に楽しそうな顔つきでスタジアムに向っているの
につられてふらっと観戦。
選手を1人も知らなかったので飲み食いばかりして、
試合はほとんど観なかったのですが、若者がスタジアムのスクリーン
ボードを使ってプロポーズをしていたり、その光景をみている観客を
撮影してそれをまたスクリーンに映し出したりと、観客が一体となって
楽しんでいる光景に、なんだかいるだけで楽しい気分にさせられます。
日本にいると、スター選手が次々とメジャーリーグに行ってしまうことに
少し寂しさを感じることもあったのですが、逆にベースボールのメッカ、
メジャーリーグを観戦すると、この場所に日本人選手が出場していな
いことの寂しさを感じます。
もし、この試合に日本人選手が出場していたら、現地に住む日本人の
子供達はどれだけ嬉しかったか。
そしてどれだけ、アメリカの人たちに日本人の存在感を示せたか。
全てのチームに何人も日本人選手がいるくらい、日本の選手はもっと
チャレンジして良いのではと思いました。
私達は日本の企業であり日本で仕事をさせていただいておりますが、
常に視野を広げた世界観をもって取り組んで行きたいと思っております。
それでは本日も宜しくお願いします!