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東京ガスのTES給湯器|スタッフブログ
2011年2月22日
カテゴリ:給湯器
おはようございます。
いつも当社をご利用頂きまして誠にありがとうございます。
さて当社では、ノーリツやリンナイ等、
様々なタイプのガス給湯器を取り扱っていますが、
その中でも特殊な東京ガスの「TES(テス)システム」について
ご案内させていただきます。
ガス給湯器はお湯を出す為だけに使用する『給湯専用タイプ』、
浴槽に自動で湯張りができる『追いだき機能付きタイプ』
が2大カテゴリとなりますが、
さらに床暖房や浴室暖房、室内暖房器等を搭載している給湯器が、
『TES』といわれる商品です。
TES給湯器が普及したのは1980年代の初期からで、
当時はマンションのベランダに設置してあることが殆どでした。
※本体のサイズが大きいのが特徴です。
※浴室内は上記の様な設置になっています。
浴槽に追いだき用のバルブがついているのが特徴です。
仕組みとしては、浴槽内に銅管が配管されていてその中を80℃のお湯が流れることで浴槽内のお湯の温度を上げます。
現在の主流の給湯器のように、直接浴槽のお湯を循環させる方式ではないため、「間接追いだき」と呼ばれています。
また、中期以降はより掃除がし易いように、浴槽内ではなく浴槽の外にバスヒーターが設置されるようになりました。
※浴槽の外に設置するタイプです
※リモコンの画像です。
旧式のTESリモコンは複雑な操作が必要だったのが特徴です。
その後1990年代に入り様々な改良がされ、
この頃よりガス床暖房やガス浴室暖房の普及が始まったと言われています。
大規模な公団住宅などで多く採用されていましたので、
床暖房と浴室暖房をセットで設置されている場合も
多いのではないでしょうか。
本体もサイズも大幅に小さくなり玄関横のパイプスペースへ
設置できるサイズに改良されました。
※マンションPS設置です。
リモコンもデジタルとなり近代的になりました。
※台所リモコン
※浴室リモコン
床暖房は床を加熱することで部屋を暖める暖房器具で人気の住宅設備です。
ホットカーペットと同じようなイメージをお持ちの方が多いかと思いますが
床材から発する熱が壁や天井に反射することでお部屋全体を温める為
部屋全体を均一の暖かさに保つことが出来ます。
また浴室暖房機も冬には欠かせないアイテムの1つですよね。
冬場の冷えた脱衣場や浴室は血圧を上昇させさらに浴槽の熱いお湯が
一段と血圧を上げるために心臓に大きな負担がかかると
言われていますので浴室暖房機の人気が高まっています。
ではTES給湯器が床や浴室をどのように温めているのでしょうか。
下記の画像をご参照ください。
↓↓
給湯器の下に配管がたくさんあるのが特徴です。
このヘッダーと言われる部品から各場所へ温水の配管により
温めることができるのです。
生活のあらゆることを水の流れを利用して快適なものにしているんですね。
上記の図で床下や壁を通して様々な配管が入り組んでいるのが
分かりますね。
TESは東京ガスのブランドの為、当社ではお取り扱いが出来ませんが
製造メーカーであるノーリツやリンナイ製品でも暖房機付き給湯器が
ありますのでリフォームをご検討中で現在、
東京ガスのTESをご使用のお客様も
安価なノーリツやリンナイへ交換することが可能です!
給湯器でお困りのお客様は些細なことでも構いませんので
当社までお気軽にご相談、お問い合わせください。
それでは本日も元気いっぱい頑張りますので宜しくお願い致しますm(__)m