ウォシュレット誕生秘話 | 交換できるくんスタッフブログNO-8126

おはようございます!

リモデル事業部の古屋です^^

女子バレーが32年振りにメダルを獲得しました\(^o^)/
元バレーボール部の私としましては、本当に感動的な瞬間でした(T_T)

日本代表の選手のみなさん本当におめでとうございます!(^^)!

さて本日は、現在では普及率60%程にまで達することができた
「温水洗浄便座」が誕生するまでのお話をさせていただきます。

ウォシュレット発売当初、

「食事の時間帯にトイレの宣伝をするな」などなど、

メディアでは「トイレ」、「おしり」はタブーとされ、クレームの嵐だったそうです。

昭和53年、プロジェクトは動き出しました。

お尻を洗うお湯の適切の温度と角度を見つけるために300人のデータを集め、
開発者自ら実験台となり試作を繰り返す。

温度は40度・48度・55度・・・・・

48度になると便座に座っていられない程の熱さ(>_<)
1日16時間の過酷な人体実験・・・

こうしてデータ収集から4ヶ月後、理想の温度は38度、
お湯を出す角度は43度が適切であると分かったそうです。

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しかし最大の壁はお湯の温度を38度に維持する制御システムでした。

コンピュータに取り付けられた半導体の電子頭脳であるICの使用を思いつきました。

しかし、「水を使用する商品にICは危険!もし漏電でもしたら大変なことになる!!」
電気メーカーに問い合わせても対応は冷ややか(T_T)

プロジェクトは行き詰った・・・・

しかしある日、開発者は青に変わる信号を見てハッとした。
信号機は雨にさらされる電機製品。しかし正確に点滅していることに気づいたのである。

すぐに信号機に使用されている「ハイブリッドIC」を取り寄せ、回路につけた。
そしてその上からプラスチックの強化カバーで覆い、防御システムとした。

こうして恐れていた漏電を克服し、昭和55年6月、洗えるトイレ『ウォシュレット』と命名され、
全国で発売が開始されたそうです。

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しかしそこでも試練が・・
発売から3ヶ月後、社内の廊下は返品されたウォシュレットの山ができていました。
温度制御システムの故障によるものだったそうです。

その後電熱線の開発に再度取り組み、試行錯誤の結果、
連続3000時間、38度のお湯を出し続け、商品が完成しました。

一度世の中から拒否された商品、メディアではタブーとされた商品のヒットの裏では
プロジェクトに賭けた男たちの絶え間ない努力があったのですね!

そして「不浄なもの」から「清潔なもの」へとイメージを一新出来たのです(^^)v

今ではテレビCMが放送されていることでも明らかですね!
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多くの機能も開発され、快適な場所としてトイレも進化しています!

今回、ウォシュレットを販売する者として、その商品の歴史に迫ってみましたが、
プロジェクトに携わった人たちのパワーと情熱に少しだけ触れられたような気がします。

開発者の情熱に負けないよう、本日も明るく元気な対応を心掛けて参りますので、
宜しくお願い致しますm(__)m

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