身近なエコ見つけた~♪ | 交換できるくんスタッフブログNO-7682

おはようございます。

いつも交換できるくんのスタッフブログをご覧いただきまして
ありがとうございます。


さて、今日はまたまたエコシリーズです♪

最近商業施設等で見かけるようになってきましたが、写真のようなトイレットペーパー
ご覧になったことはありませんか?

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そう!

これ、実は、「芯」が無いタイプのトイレットペーパーなんです!

 

この、芯が無いタイプを、「コアレストイレットペーパー」というのです
が、最近またエコの面で注目されています。

日本人の年間トイレットペーパー消費量は、94.5万トン(日本製紙連合会
調べ)。

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国民一人当たり約7.5kgで、一日平均9mを使用しているそうです。
これは平均的な日本家屋(木造)約14万件分もの木材に匹敵する量だそう
です。

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因みに、世界の順位は1位台湾、2位日本、3位米国の順位で、年々消費
量は増加傾向にあるそうです…

 

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この消費量を考えると、実は使用される紙と共に想像を超える「芯」が、

単なるゴミとして捨てられているのです。

「芯」は約5g程度の重さです。
この芯を作るのにほぼ同量の「パルプ※」が必要となります。
※パルプ:木材の廃材で紙の原料となる。

先ほどの統計から言うと年間で約3万トンの「芯」がゴミとして捨てられ
ていることになるんです!
そしてもっと問題なのは、この「芯」再利用されることがほとんどなく、

ただゴミとして捨てられていく運命にあるのです。

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思い返してみれば、「芯」をわざわざ再利用するために古紙として出した
ことはありません…

紙の製造には、その過程において多くの薬品を必要とします。
簡単に説明しますと…
木材を高温で薬剤と煮込み繊維を取り出し、洗浄工程を経て、異物を分離
させるとさらに薬品や酸素で洗浄・漂泊します。

そうしてできた繊維を均一に広げ、水分を飛ばし、熱乾燥します。
この工程を経たのち、ロール状に巻き取り、断裁して、製品となります。

 

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上記工程において、必要な薬品、重機の動作、運搬、包装に至るまで、様
々なところで大量の石油を消費します。
一つ一つは大した量ではないのですが、日本という大きな単位で考えると
、パルプ材+石油が知らず知らず無駄になっているのです。
環境破壊はこんな小さなところにもあるんですね。

そこで注目されてきているのが、「コアレスペーパー」なんです。
日本人がこのペーパーに切り替えるだけで、3万トンの紙が節約できると
したら、こんなにエコなことはないですよね。

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このコアレス、実際市場に出回っているものはまだまだ割高なようです。
流通量の問題もあるのでしょうが、実は芯がない分紙が固く巻いてあり、
さらに大きく巻かれてあるそうなんです。

芯アリに比べると、シングルで1ロール当たり…
アリ:約55m
ナシ:約160m(メーカーにより異なります)
と、実質の長さは倍以上にもなるようです。
私がホームセンターで見かけたものも、6ロールで\360程度でしたが、
同じ6ロールの芯アリが\200程度でしたので、紙量からすると変わってくるようです。

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それに、地球にやさしいと考えると、ここは「モノは試し」に買ってみよ
うと思いコアレスを購入してみました。

尚、当店でも多くの紙巻器を取り扱っておりますが、ほとんどが一般的な芯アリ用になります。
今後は芯ナシタイプの掲載も行っていきたいと思います。

地球に生かされていることに感謝しながら、本日も全力投球で頑張ります
ので、よろしくお願い致します。