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サーモ式にするメリット
2007年6月11日
カテゴリ:蛇口
浴室の蛇口に関しまして、
「給湯器の方で温度設定ができるのに、蛇口の方もサーモスタット式にする必要性はありますか?」
といったご質問を頂く事がありますが、このような組み合わせでもサーモ式にするメリットがあります。
例えば、給湯器側の温度を43℃にして浴槽にお湯をためながら、サーモスタットで40℃に設定してシャワーを浴びたりする事が可能ですし、
体が温まる前は少しぬるめのシャワーが良いという方も、手元のメモリを回すだけですので、給湯器のリモコンまで手を伸ばす必要がありません。
更には同時にキッチンや洗面などでご家族などがお湯を出す場合にも常に給湯器の温度を一定にしていた方が安全です。
このような理由で現在は最新の給湯器が設置されていても、お風呂の蛇口はサーモ式の方が主流となっております。
また、サーモスタット式の蛇口は、スパウト(カラン)とシャワーの切替、水の開閉もワンレバーの物が多いので、従来のハンドル式の水栓と比べて操作がしやすくなります。
尚、サーモスタットの機能はあくまで湯と水の混合量を自動調節する機能のため、温度設定を高温側に全開に回しても給湯器の設定温度以上のお湯は出来ませんので、小さなお子様やお年寄りにも安全です。